2回までに8得点を奪い圧勝、4連勝でCSクリンチナンバー3!

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本日のライオンズ戦(メットライフドーム)の結果

 

vs.北海道日本ハムファイターズ戦第24回戦 ライオンズ10勝14敗

 

試合開始:18:00 試合終了:21:02 試合時間:3時間02分 観衆:11,301人

 

ライオンズ 10-3 ファイターズ

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(F)吉田輝(2)~福田(2)~望月(1)~北浦(2)~井口(1)
(L)ニール(5 0/3)~小川(2/3)~平井(1 1/3)~ギャレット(1)~齋藤大(1)

 

勝利投手:ニール6勝8敗  敗戦投手:吉田輝2敗

 

本塁打
(F)野村3号2ラン(ニール)
(L)スパンジェンバーグ15号3ラン(吉田輝)、外崎7号ソロ(福田)

 

今日は久々に序盤から大量得点を奪って、楽に見られる展開でした。


1回裏先頭打者・金子の一塁へのゴロ。3→1の送球を普通に行っていればアウトが取れるはずなのに、ベースカバーに入る投手から遠い側への送球となり内野安打に。パスボールで金子が2塁に進んだために、続く源田の二ゴロでもアウトがとれず無死1、3塁。ベテラン2人に四球が続き、おかわりさん(中村)への四球が押し出しとなり2点目。さらにスパンジー(スパンジェンバーグ)に適時打、木村にレフトへの犠飛が出て、初回だけで4点。相手の守備にミスあり、ファイターズ先発の吉田輝のストレートは走っておらず、球審のストライクゾーンは狭いということで、ライオンズにとってやりたい放題の展開に。


2回は金子が四球で出塁後に二盗。源田のライト前ヒットが適時打になって5点目。さらに外崎の四球で走者を2人溜めてから、スパンジーが打った瞬間わかるライトへの特大3ランで、2回までで8得点。アウト1つを取るのに苦労し、大量失点してもブルペンは2番手投手の本格的な準備をなかなかやらないということで、ファイターズの先発投手がかわいそうに思えるほどでした。


2回までで8点を奪うという2020年のライオンズでは考えられない展開になり、先発・ニールにもすいすいと投げてもらいたかったのですが、3回表に先頭の清宮へのライト前をきっかけに4連打を食らってあっさりと2失点。まるで今の投手コーチ(ベンチにいる人)の現役時代のような感じでした。4連打を食らった時はウチの1、2回のような感じになりかねないと心配したのですが、平沼の遊ゴロ併殺で流れが止まりました。


ニールは4回と5回はヒットを打たれながらも無失点で切り抜け、勝ち投手の権利を得ました。展開から考えて、最低6回、できれば7回は投げきって欲しかったのですが、6回には3回と同様に先頭から渡邉と中田に連打を浴びて降板。今日は大量得点に守られた感じでしたが、ここ最近のように味方がなかなか点を取れない展開になっていれば、崩れていた可能性は高いですね。結局今シーズンは昨年のような「登板すれば負けない」姿は全く見られませんでした。


打線は初回と2回で大量得点した後、4回には外崎のソロで加点、7回は木村の適時打で加点と追加点を奪えたので、少々連打を食らっても相手の流れになることはありませんでした。


大量リードの展開で森脇、平良、増田の勝ちパターントリオは完全にお休みできました。翌日休みではありますが、9連戦が続いたので休養させられたのは大きいです。また明後日から働いてもらえれば。8回に登板したギャレットも走者を出さなければいい投球をするので、勝ちパターンの3人の前のポジションで働いてもらえれば、リリーフ投手陣の負担軽減につながるのですが。

 

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さてレギュラーシーズン残りは4試合。全てビジターかつ移動が続くので、CSクリンチ3が付いているとはいえ油断できません。今日の試合が終了した時点でAクラスは確定しましたが、2位になるチャンスがあるようなので、チャレンジして欲しいですね。そこから先は・・・?? 10ゲーム以上後ろにいる球団がCSで勝ち上がって日本シリーズに行くのはよろしくない気がしますし、それ以上に11月下旬に日本シリーズを所沢でやることになった場合の寒さ対策が・・・。こんな時期に所沢でプロ野球をやったことがないですし(例年のファンフェスタよりも時期が遅い・・・)。

 

レギュラーシーズンホーム最終戦でセレモニーが予定されていましたが、普段の試合と同様に、試合後のインタビューはありました。今日は打で活躍した2名でした。
まずは初回に適時打、2回に追加点となる3ランを放ったスパンジェンバーグ選手。

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スパンジーが打った瞬間分かる3ランを放ったときのニール投手の表情・・・(各写真の左側)

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2人目は昨日に続いて外崎選手。

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レギュラーシーズンホーム最終戦セレモニーの前に、今シーズンで引退する高橋朋己投手の挨拶がありました。万全の状態で投げられた年数は短かったですが、ストレートと分かっている球で全くバットに当たる気配のない空振りを奪い続けた頃の姿は忘れません。来年からはアカデミーのコーチになることも発表されました。アカデミーの子供たちにもいじられそうな気もしますが、自身のキャリア(リハビリ時代の経験含め)を指導に生かしてもらいたいです。となると、アカデミーコーチ→コーチ昇格という人が出るのか??

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最後に最終戦セレモニー。選手会長はセレモニーのコメントを考えるために今日はスタメン外れたのだと思います(そんなことはない)が、準備した内容をすっかり忘れてしまったのか、コンパクトにまとめてあっさり終了。後ろで監督が「しっかり話せよ」といわんばかりの表情で笑っていましたが・・・

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最後に監督が話をして終了。日本シリーズでここに戻ってくる的な話はありませんでしたが、CSに出られれば、可能性としてはあります。それよりも来シーズンの開幕をどういう状況で迎えるかが心配ですね。コロナの状況次第では収容人員100%は入れられない可能性もありますし。

 

今日でレギュラーシーズン最後のレフトスタンド芝生席参戦。日本シリーズに出て、かつチケットが確保できる状況でない限りは今日でお別れ。2009年からホームが3塁側になり、12シーズン過ごしてきた場所。3塁側になったばかりの頃はなかなかリーグ優勝が出来ないシーズンが続き、3年連続Bクラスの低迷期もありました。日本シリーズをこの場所から見ることは一度もありませんでしたが、昨年、一昨年と久々にリーグ優勝を出来ました。出来ればこの場所でその瞬間を迎えたかったですが・・・


来シーズンからはどんな姿の座席になるのか。芝生席の姿がしばらくは頭から離れないと思いますが、時代の変化に対応していかないといけないですね。

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