今日はＺＯＺＯマリンスタジアムで非常に重要な大一番が組まれていますが、チケットを発売した段階で今日がそんな試合になるとは全く思わず、ラグビーと被った場合はラグビー優先で考えていたので、こちらにきました。
約１年ぶりの上柚木公園陸上競技場。昨年は下に貼っておきましたが、日体大戦でのまさかの逆転負けという悪夢を味わいました。今日は相手は違いますが、その悪夢を払拭するべく観戦に行きました。
昨年はメインスタンドからだったのですが、今日はバックスタンドから。昨年同様メインスタンドから見たかったのですが、11/1の明治戦と同日の発売開始で、先に明治戦のチケを確保してから獲りに行ったところ、メインが売り切れだったので、やむなくバックスタンドで。時計とスコア表示板の裏側の席なので、試合中は全く見えませんでした。
また、コロナの影響で、自由席とはいいながらも、座ってはいけない場所には表示がされていました。
さて試合ですが、11/1の明治戦に続いて２週連続での試ということと、上位校に比べるとやや力の落ちる相手ということで、若干のメンバー変更がありました。６番をつけたFLの髙武はスタートからの出場は初めてですね。
今年のこれまでの試合と同様、攻めはFWが中心で、キックを多用して敵陣に攻め込む作戦でした。特に前半は。攻撃でのミスが出たこともあり、今日の初トライは前半９分でした。敵陣22ｍ付近でのスクラムから左右に展開し、最後はHO原田がトライを決めて先制しました。続く15分には左サイド５ｍでのラインアウトからモールに持ち込んで、最後はまたもHO原田がトライ。原田は前半にもう１つトライを決めて、前半の３トライすべてを奪いました。
トライ後のコンバージョンは、SO中楠が欠場したため、FB山田が担当。１つ目のトライの時はきれいに決めましたが、２つ目と３つ目のトライの時は左サイドからのキックを右に大きく外しました。先週の試合ではペナルティの時のキックミスが目立ちましたが、今日はプレースキックでもうまく当たっていなかったようです。
前半はトライ３つだけで17－０で後半へ。バックスの展開による攻撃が全く見られず、満足するような試合展開ではありませんでした。
後半は風上からの攻撃。後半開始のキックオフのボールがいきなり直接タッチを割って、相手ボールのセンタースクラムになった時は嫌な感じになりましたが、後半４分にFL山本が追加点となるトライをあげて安心しました。このトライは左サイドを起点にFWでボールを回し、途中出場の福澤が大きくゲインしてトライにつながりました。No.8の濱野が足の故障で前半20分くらいに退いたことで、交代要員として福澤が出場。１年生ですが、本郷高校時代の昨年は冬の全国高校ラグビー大会（花園）にもHOとして出場していました。今日が対抗戦デビュー戦でしたが、このシーンに限らず、突破するシーンが目立っていたように思いました。濱野の故障の状況によっては、23日の慶早戦も出番があるかもしれません。
キックの状態が良くなかったFB山田ですが、後半最初のトライが決まった直後に退きました。脚の状態が思わしくないように見えたのが気がかりですが、２週間後に向けて再び万全の状態にして欲しいですね。今日は目立ちませんでしたが、彼の突破力は攻撃のバリエーションの１つとして欠かせないと思うので。山田が退いてからのキックはSO中村が担当していました。
後半はバックスで回す、バックスで突破して起点を作っての攻撃の場面も見られるようになりました。そのきっかけになったのが22番のイサコ・エノサが途中出場してからでしょうか。今シーズンはリザーブからの途中出場が続いていますが、個で突破する能力が昨年より向上しているように思います。周囲の選手もきちんとサポートできていて、効果的にゲインするシーンが何度も見られました。今日の試合ではインパクトプレーヤーとしてしっかり働いていたと思います。
前半攻めあぐねた印象でしたが、後半はバックス展開が見られるようになったのと、内に返すパス交換で相手のラインの隙間を一瞬で抜けるシーンからトライにつながる場面が何度も見られて、トライを積み重ねました。最終的には78－０での圧勝でした（スコアボードが撮影できない座席だったので、写真はありません）。得点を積み重ねたことより、相手を完封できたことが良かったと思います。日体大戦に続いて２度目の完封。力が落ちる相手との対戦であっても、０点に抑えるのは大変ですから良かったと思います。
今日の試合のMOMは４トライをあげたHO原田選手でした。文句なしですね。
次戦以降の活躍も期待しています。
ラグビー観戦にきたために疎かになったライオンズですが、マリーンズに２－８に敗れて、４年連続のCS出場はなりませんでした。今日の試合が大一番になったのも、マリーンズがコロナの影響などもあって急降下してきたことが原因なので、敵には
