先発・ノリンが初回で緊急降板も、8投手の継投で1失点に抑えて連勝!

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本日のライオンズ戦(メットライフドーム)の結果

 

vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第16回戦 ライオンズ8勝7敗1分

 

試合開始:14:00 試合終了:17:32 試合時間:3時間32分 観衆:9,401人

 

ライオンズ 5-1 イーグルス 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)

(E)石橋(5)~D J ジョンソン(1)~酒居(1/3)~津留崎(2/3)~安樂(2/3)~池田駿(1/3)
(L)ノリン(1)~中塚(2)~小川(1)~國場(1)~宮川(1)~森脇(1)~平良(1)~ギャレット(1)

 

勝利投手:森脇5勝  敗戦投手:酒居3勝2敗

 

 

本塁打なし

 

現地参戦3連戦の2戦目。今日はこの場所からです。左斜め前の目の前に3塁側ブルペン

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先発のノリンが初回わずか8球で三者凡退に抑える最高のスタートを切ったのですが、1回裏の攻撃開始直後にブルペンに電話が。中塚と國場が1回目の肩作り。この時点で嫌な予感はしたのですが、2回表にノリンが一旦マウンドに上がった後でトレーナーとともにベンチへ。どうやら左肩をやってしまったようです。アイシングで様子見とのことでしたが、来週の先発登板は無理でしょう。金曜に伊藤と十亀を両方落としたのが痛いですね。十亀は3イニング50球以上投げた翌々日に中1日でさせられて、打たれて落とされたのですが、投球数と登板間隔の管理をきちんとして投げさせれば、戦力にはなると思うのですが。


ということで、実質的にショートスターターのような形になり、2回から投手継投になりました。2回にまずマウンドに上がったのが中塚。1イニング目にロメロに適時打を打たれ、その後1死1、3塁という追加点のピンチを招いたのですが、下位打線を抑えて最小失点。今季初の2イニング目に突入した3回は上位打線を三者凡退に抑えて降板。変化球のレベルはアレですが、ストレートで押し込む投球が出来ていたので、うまく使えばそこそこ働いてくれるのではと思いました。四球を出さなかったことも良かったです。


4回は左が2人続くところで小川、5回は昇格後今季初登板となる國場がそれぞれゼロに抑えて、中盤までは試合を壊さずにきました。


味方打線は昨年も散々苦しめられたイーグルス先発・石橋を打ちあぐねましたが、4回2死1、3塁でアグー(山川)への3球目が暴投となって、3塁走者が生還しようやく同点。5回にも先頭の森がレフト前ヒットで出塁しましたが、続く西川が送れず。満塁のチャンスは作りましたが得点できず。せっかく西川をプロ初スタメンとして使ったのですから、バントではなく打たせて欲しかったです。内野ゴロ併殺打にさえならなければ結果的には同じだったので(もちろん四球やヒットであれば、よりいい状況を作れました)。これで二度とスタメンで使わないなんてことをやっていたら、いつまで経っても選手は育ちません。こういう選手起用法を続けるのであれば、来年以降は監督は辞していただきたい。(2連覇している頃からずっと思っていることです!!)


5回終了時点で1-1の同点だったので、6回からは実質的に勝ちパターンの継投で、昨日同様、6回は宮川、7回は森脇とつなぎました。森脇は相変わらず完璧なりリーフですね。昨日は上位打線、今日は下位打線をそれぞれ三者凡退。投球モーションでの独特の間が打者のタイミングを狂わせているように思います。


相手打線をあっさり抑えると、打線にもリズムが生まれ、不思議と得点も入ります。今日も7回に3得点。5回と同様に森がヒットで出塁し、続く西川のところで代打・岡田。100%バントだとわかり、バントシフトを敷いてくる中で絶妙のバント。これぞプロというバントでした。木村の死球で1死1,2塁となり、続く源田が相手の超前進外野守備の間を破る3塁打で2点を勝ち越し。さらにスパンジー(スパンジェンバーグ)も適時打で続いて、7回裏だけで3点。これで今日も何とかなりそうという手応えを掴みました。


8回に昨日に続いて登板した平良は、最初の2人の打者には制球がバラついていましたが、一旦間を置いてから浅村と対戦して以降は別人のように本来の投球に戻りました。


8回裏に下位打線で追加点を奪ったので、9回表は抑えの増田ではなく、ギャレットが登板。銀次、ロメロ、渡邉佳を計9球で三者凡退に抑えました。4点リードでの登板でしたが、試合が終わるまで増田がブルペンでキャッチボール程度はやっていました。ギャレットに対する現在の首脳陣の信頼度を示していると思いました。

 

結局8投手の継投になりましたが、昨日に続いて試合をモノにしました。効果的に得点を奪い、失点を少なく抑える理想的な試合が出来たように思います。先発投手陣に不安はありますが、今日のような試合が出来れば、少々打線の状態が悪くても白星を重ねていけるように思いました。

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今日のヒーローは勝ち越しの2点適時3塁打を含む3安打を放った源田選手でした。

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