午前中だけ仕事をして、昼飯を食べてから横浜スタジアムへ。球場への電車内では第1試合の状況を随時チェック。5回まで1−1の同点も、6回に2点、7回に1点と横浜隼人が着実に追加点を奪い、試合は決まったかと思ったのですが、スコア速報で8回表の得点表示がなかなかされない・・・。テレビ神奈川のページでも、神奈川県高野連のページでも更新されず。ハマスタのページにアクセスしたら、8回表に横浜が3点取って同点。これは長い試合になるなと思いつつ、急ぐことなく球場に向かい、到着したのは8回裏。監督が今大会で勇退ということで注目を集めている横浜高校が出場しているということで、内野スタンドはほぼ一杯。



ネット裏の上段にようやく空席を見つけて、9回表から観戦。すると、右中間を破る長打で横浜が勝ち越し、そのまま逃げ切ってベスト4入りしました。



第1試合の試合時間は高校野球なのに3時間少々。しかも第1試合終了から第2試合開始までは1時間待ち。雲行きは怪しいし、雷鳴は聞こえるし、通り雨がくるのを心配していたのですが、結局6回から7回あたりで少し降られただけで終わりました。


試合はここ最近と同じように序盤は全くヒットが出ず。四死球はもらえていたので、出塁は出来たのですが、塁上の走者を返すことは出来ず。2回に先制点を許したものの、先発投手の土井、2番手の木澤が粘って4回まで1失点。


試合の勝敗を分けたのは5回の1失点でしょう。無死1塁での併殺コースへの内野ゴロが飛んだのですが、二塁上へのベースカバーが遅れて送球を取れず。2死無走者になるはずが無死1、3塁のピンチに。きちんと併殺を取れていればこの回はゼロで終わったはずでしたが、エラーのために重い追加点を奪われました。直後の6回表に今日の試合でのチーム初ヒットで1点を還しただけに、痛かったです。


終盤にも追加点を奪われたのですが、バント処理後の悪送球であったり、ゴロ捕球を誤ったり、記録につかないものも含めてミス連発で自滅という形でした。結局は第2シードは第1シードに勝てずという実力通りの結果になってしまいました。



今日も投手継投は土井→木澤という流れ。エースナンバーの津留崎は一塁手としてスタメンで登場したのですが、打撃面で活躍は出来ず、一塁にヘッドスライディングした際に故障したらしく、結局、今大会では一度もマウンドに上がることなく終わってしまいました。


慶應が勝ち上がっていれば、準決勝は今大会限りで勇退する監督のチーム同士の対戦ということで、更に注目が集まるであろうと思われましたが。上田監督は横浜高校の渡辺監督を師と仰いでおり、対戦はしたくないといったコメントを目にしましたが、個人的には見てみたかったです。今日の第1試合以上に、慶應にとってはやりにくい試合になったのだろうと想像します。


慶應が負けてしまったので、監督が同じ境遇に置かれている横浜高校に是非甲子園まで行っていただきたい。今日の横浜の終盤の逆転劇を生で見て、1998年(エースの松坂大輔を擁して春夏連覇)の夏の本大会の準決勝で、エースが前日に250球投げて先発登板できない中、終盤に6点差を一気に逆転して勝利した、あの時のような少し神がかった雰囲気を感じました。


これで今年の高校野球生観戦は終了。明後日の西東京の決勝はテレビ観戦します。




明日は約3週間ぶりに所沢へ。4連敗でイエローユニフォーム週間に突入。こちらは貯金がみるみるうちに減っているので、そろそろ食い止めないと。