8回に逆転、9回に追加点、福岡最終戦白星〆!


本日のライオンズ戦の結果(福岡ヤフオクドーム)の結果


vs.福岡ソフトバンクホークス戦第21回戦 ライオンズ7勝13敗1分


試合開始:13:00 試合終了:16:35 試合時間:3時間35分 観衆:35,988人


ホークス 3―6 ライオンズ


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)野上(7)〜増田(1)〜高橋(1)
(Sh)大隣(7)〜五十嵐(1/3)〜岩嵜(2/3)〜金(1)


勝利投手:野上7勝8敗  セーブ:高橋2勝1敗26S  敗戦投手:五十嵐1勝1敗2S


本塁打
(L)メヒア30号ソロ(大隣)
(Sh)細川5号ソロ(野上)


「どうしてそんなに弱いんだ!?」

 
現地にいなかった人には分からないでしょうが、スタメン発表の後、レフトスタンドで1−9をやる前に、リード代に立たれた博多激獅会会長が先頭切って3塁ベンチに向かって煽ったコールです。


福岡ではなかなか勝てない、以前の強さを完全に失ってしまったライオンズの惨憺たる姿。


ただ弱いだけではなく、負けを重ねているにもかかわらず、ベンチで時折見られるヘラヘラしている姿。


緊張感が全く感じられないライオンズベンチに向かって、ファンとして出来る限りのことをして、応援する立場の感情を選手達に向かってぶつける。こういった行為は博多ならでは、というか博多の応援団が担当するエリアだからこそ出来る応援のやり方だと思いました。選手達にどれだけ届いたのかはわかりませんが。


ホークスの先発が大隣ということで、昨日以上に苦しむだろうなと思っていたら、序盤はなかなか連打は出ないものの、出塁はできる状況。一方、ライオンズ先発の野上も上々の立ち上がり。帰京する日だったので、スピーディーな展開は願ったり叶ったりの展開。


均衡が破れたのが、3回裏。ホークス戦でこいつにだけは絶対に打たれちゃいけない、ライオンズを裏切って九州に行ったあの男にまさかの本塁打を浴びて先制点を許すことに。次の打席でも右中間を破る2塁打を浴びて、2打点を許してしまう。困ったらど真ん中に渾身のストレートを投げておけば空振りしてくれる選手なのに、難しく考えるからこうなるんだよなぁ。今日は、普段と違ってバットの芯近くに当たる打球が多かったな。


ライオンズは、4回にメヒアの30号ソロ、5回にクリ(栗山)の犠飛で同点に。今日のライオンズは昨日、一昨日のチームとは違って、点を取られてもすぐに取り返す、いい粘りが感じられた。


一気に勝ち越せばいい流れが来ると思っていたら、7回表に先頭の銀(炭谷)が2塁打で出塁。林崎が送って、1死3塁のチャンスを作ってキャプテンに回せば何かが起こると思っていたら・・・


林崎が初球バントしようとしたのに見送り、飛び出してしまった2塁走者が戻れずアウトになるという・・・。しかもその後、林崎はライト前ヒットを放つというつながりの悪さ。この回に点が取れず、嫌な流れだなと感じていたら・・・ その直後に・・・。


7回裏、先頭の松田に左中間にソロ本塁打を浴びてしまう。ライオンズが1点ビハインド。残す攻撃は8回と9回のみ。出てくる投手はアレとアレ。正直、自分の人生で2度目となる福岡3連敗を覚悟しました。


しかし、本当にこの日のライオンズは違いました。8回表、先頭の直人(渡辺直)が9球粘って四球を選び、浅村は二塁後方へしぶとく落とすヒット。そして、働いたり働かなかったりが続く4番が右中間を破る2塁打を放ち、一気に勝ち越し。この6日間で5試合目の登板となった五十嵐に疲れがあったことは否めないとは思いますが、それを差し引いてもライオンズの最近見られなかった粘りは素晴らしかった。


8回の2点リードに満足せず、9回にも犠飛でしぶとく追加点。3点リードで高橋を送り込むという状況を作れた時点で、福岡3タテの悪夢から逃れられることを確信しました。


今日は2014年のレギュラーシーズンでは最後の福岡の試合。試合後、選手、首脳陣ほかスタッフがグラウンドに出てきて挨拶をしました。位置はレフトの定位置より若干内野寄り。昨年CSで敗れてシーズン終了となった時、所沢では内外野の境目あたりで挨拶をしていた面々。彼らが今日はスタンドの随分近くまで来て、しかも一列に整列して頭を下げてくれました。


自分は、選手達が出てきた時に「遠慮せんともっと近くに来い」と手で合図を出していたのですが、嬉しかったです。これだけ近くに来てくれて。



お立ち台は勝ち越し打を放った中村選手。




試合後は、場内の照明が消された中での二次会。今年、神戸ではこのスタイルの二次会を経験していたのですが、福岡では約1年ぶり。これがやれるから、福岡通いはやめられないんだよなぁ。


二次会では恒例となっているダイナソー氏のアレ。


か〜〜っとばせっ か〜〜っとばせっ ぅあ〜〜さ〜〜むら〜〜〜!!



そして、最近は進んでリード台に立つことは少なくなった気がする、激獅会副会長がメインの仕切りの二次会。右には会長仁王立ち、左には副会長の後を継ぐであろう若手も順調に成長してきているようです。



そしてこの人も大満足だったでしょう。会長の横で壇上に立てて。



二次会では、お蔵入りとなったはずのランサム応援歌とひちょりの部屋が1日限りで復刻しました。


マジでこの3連戦行ってよかったなぁ。


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ヤフオクドームに向かう前に、西鉄ライオンズの企画展示を行っている福岡市博物館へ。中での撮影は厳禁だったので、撮影はこれだけ。



中で流れていた豊田泰光さんのインタビュー映像。年はとっていたけど、今ほどげっそりしていなかった気がする。前に撮ったものなのかな??


試合後、福岡初遠征の仲間を36年前までのライオンズのお膝元(平和台球場跡)に連れて行こうと思ったのですが、球場出たのが17:10になってしまったので、飛行機の時間を考えて、泣く泣く空港直行ということに。空港着いて、着替えて、荷物整理して、手荷物預けてから3階のレストランへ。ある店でクリと銀が向かい合って座っていました。


我々の福岡での〆の食事は、



選手たちが飛行機に搭乗するのを見送ってから、直後のA社の飛行機で帰京。



今年もホークスにはやられっぱなしだった気がするけど、1つ勝ててホッとした。1つ勝っただけで喜んでちゃいかんと思うけど。