8回に中村のソロで勝ち越し、3位浮上!


本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


vs.福岡ソフトバンクホークス戦第24回戦 ライオンズ8勝15敗1分


試合開始:18:00 試合終了:21:42 試合時間:3時間42分 観衆:24,030人


ライオンズ 5―4 ホークス


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Sh)攝津(4)〜嘉弥真(2)〜柳瀬(1)〜ファルケンボーグ(1)
(L)増田(2 1/3)〜川崎(0/3)〜岡本篤(2/3)〜野上(2 1/3)〜高橋(1 2/3)〜サファテ(1)〜涌井(1)


勝利投手:サファテ9勝1敗10S  セーブ:涌井5勝7敗4S  敗戦投手:ファルケンボーグ4敗10S


本塁打 
(L)片岡4号ソロ(攝津)、中村3号ソロ(ファルケンボーグ)


序盤の3回があまりに時間がかかり、試合終了は終電間際になるのではと心配していたのですが、中盤以降は手に汗握る締まった試合でした。


先発の増田は球の走りは良かったと思うのですが、傷口が広がる前に3回途中で降板。今日が先発は最後だと思うので、残り試合は機会があればリリーフで頑張ってもらいましょう。


増田を早々と下ろしてしまったおかげで、継投に苦労することに。増田が下りた直後の、川崎→岡本篤の継投は怖すぎて見てられませんでした。まぁここで3失点で済んだから、その後の展開があったと思いますが。


ホークス先発の攝津は、変化球が抜けまくりでした。ストライクゾーンが狭い球審だったら、もっと早々とKO出来ていたでしょう。本来の状態からは程遠く見えたので、3回に2点勝ち越されてもそれほど焦りませんでした。実際、坂田の左中間を破る2塁打ですぐに追いつきましたし。


嫌だったのは、攝津降板後に嘉弥真が出てきた5回と6回。四球1個をもらっただけで後の打者は皆凡退。


ホークスに行きかけた流れを止めてくれたのが、今日の試合後のお立ち台に立ったともみん(高橋)。コントロールはそれほどでもないのですが、キレのあるストレートが打者の手が出づらいストライクゾーンギリギリの所に行くのです。見ていると「なぜ打てないの?」と思ってしまう投手。左のワンポイントだけでなく、右打者も抑えることが出来れば、勝ちパターン継投の1人として計算できるし、故障離脱中のウィリアムスの穴も埋まるのではと思います。今日勝てたのは、6回と7回、上位打線を高橋が抑えてくれたから。こういう存在って、この後の(まだ行けるか分かりませんが)短期決戦で鍵を握ると思います。


8回裏、昨日と同様懲りずにファルケンボーグを投入してきたホークスベンチ。何か起きることを期待したら、昨日と同じく先頭打者が勝ち越し本塁打。昨日はキャプテン、今日はおかわり(中村)という役者の違いはありましたが。


9回表は、最近調子が上がってきたワク(涌井)がホークスの1〜3番を三者凡退に抑えて終了。ストライク一球とるたびに沸き上がる歓声、とにかく凄かったです。2死をとって長谷川を迎えた場面。レフトスタンドはポール際からウェーブが起こるかのように皆立ち上がり始め、まるで優勝が決まるかのような雰囲気でした。今日はグラウンドで戦う選手ももちろん頑張りましたが、選手が戦いやすいような雰囲気を作り出したスタンドのファンも頑張ったと思います。


これで3位に浮上しましたが、まだCS進出が決まったわけではありません。残り4試合でクリンチナンバー3がついてはいますが。明日からも今日と同じ気持ちで戦って、勝ち星を積み重ねる。


目指すはやっぱり2位!


西武ドームでファーストステージやりたいもん、本音を言えば。 


お立ち台は2人。まずは試合の流れをライオンズに引き寄せるきっかけを作った、ルーキーの高橋投手。






2人目は、8回に決勝本塁打を放った中村選手。戻って来てくれて良かった〜!!