9回逃げ切り失敗も、延長10回熊代の右前打でサヨナラ


本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


vs.千葉ロッテマリーンズ戦第22回戦 ライオンズ12勝10敗


試合開始:14:01 試合終了:18:30 試合時間:4時間29分 観衆:33,920人


ライオンズ 6×―5 マリーンズ 【延長10回】


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(M)古谷(3 2/3)〜上野(1 1/3)〜レデズマ(2/3)〜南(1/3)〜カルロス・ロサ(1)〜内(2)〜益田(2/3)
(L)岸(7)〜サファテ(2/3)〜涌井(1 1/3)〜野上(1)


勝利投手:野上9勝7敗  敗戦投手:益田2勝6敗33S


本塁打 
(M)ブラゼル11号ソロ(岸)
(L)浅村26号3ラン(古谷)、秋山13号ソロ(上野)


開門45分前(11:15)に球場前に到着。1塁側の列はそれほどではなかった(テニスコートへつながる坂まで伸びていなかった)が、3塁側の列が駅改札前まで来ていました。これって、週末最後の本拠地ゲームだから…? それとも、召集ハガキ(一部ファンクラブ会員向けに配られる無料招待券引換用ハガキ)効果?


開門後、レフトスタンドは10分で満席に。スペースも普段ほど余裕はなく、かなりギチギチ。開幕戦、CSとか特別な試合レベルの入りでした。開門30分後には、レフト外野外周通路の所に二重に立ち見の列ができ、内野の外周通路にも立ち見がゾロゾロといました。


試合は、6回、7回と2イニング連続で満塁のチャンスに無得点という拙攻があったのに、最終的には勝つことが出来ました。昨日のチーム相手だったら、間違いなく負けゲームでした。


ライオンズは3点を先制されながら、浅村の3ランで序盤のうちに追いつき、先発の古谷を4回途中で引きずり下ろしたことが勝因だと思います。レデズマがクリ(栗山)への死球で危険球退場したこともあって、7回からロサ、8回から内を投入。9回にマリーンズが同点に追いついてしまったものだから、内をイニング跨ぎで放らせ、10回からやむなく益田投入。延長に入った時点で1塁側は誰も投球練習をしてませんでしたが、実はベンチに服部1人しか残っておらず。マリーンズのブルペンは手詰まり状態で、延長が進めば進むほどライオンズに有利な状況でした。ライオンズの打順を考えると、延長10回で決まる可能性は高かったですが。


今日の古谷はコントロールがあまり良くなかったです。四球で自滅するタイプではないはずですが、4回には3四球。イニング3四球目がこの時点で勝ち越しとなる押し出し四球。状態が万全でないのに、現状エースとしてローテを回り続けている影響が出てきているのでしょうか。


一方、ライオンズの岸もあまり良くありませんでした。特に序盤は。4回以降は立て直して試合を作りましたが。リリーフがしっかりしていれば、6回で降板でも良かったのかもしれません…。


昨日の福岡で打たれたウィリアムスは今日はブルペンで全く投球練習をせず。イーグルスとの3連戦での登板で左腕を攣った影響が出ているのでしょうか。


昨日9回に同点に追いつかれたサファテは、配置転換でセットアッパーへ。1イニングピシャリと抑えてほしかったのですが、2死から連続四球では信頼回復はできません。


ということで、抑えのポジションには昨年の終盤同様に背番号18。昨日のサファテ同様、8回2死からの登板でイニング跨ぎに。


9回1死から荻野貴に四球を出した時点で嫌な予感はしたのですが、捕手の二塁への送球が走者に当たり外野方向へ逸れる間に1塁走者を一気に本塁生還させてしまうとは。足の速い人を四球で出してしまった投手が悪いです。本来なら9回表でビシッと試合を締めなきゃいけなかったのですが、簡単に終わらせてもらえず。


9回裏は2死1,3塁のチャンスを作るも、ヤス(片岡)が簡単に初球を打ち上げてしまい、延長戦へ。


10回は2死2塁のチャンスが訪れるも、おかわり(中村)が敬遠されて2死1,2塁の場面で途中出場の熊代。外野が3人とも極端に前に来ていたので、遊撃手or二塁手の頭を越えればサヨナラになる状況の中、ライト前やや一塁線寄りにヒットを飛ばし、2塁走者の浅村が間一髪のタイミングで本塁生還してサヨナラ勝ち。この回、先頭のクリ(栗山)がヒットで出塁も、浅村の二ゴロで1塁走者が栗山→浅村と入れ替わり。これが結果的には良かったと思います。


4回の守備からヘルマンに代わって渡辺直人が出場。ヘルマンはどうやら首の痛みを訴えたらしく、自宅に戻って映像確認したら湿布貼っていました。明後日は問題ないでしょう。代わって出場の渡辺直人が4打席立って2安打1四球1犠打。チャンスメークの仕事をしっかりこなしました。


今日のサヨナラ勝ちがライオンズとしては今年9度目そのうち4度を現地で見ています。しかも8月半ば以降の約1か月半の間で。


ちなみに調べてみると、サヨナラ負けは昨日の福岡を含めて7度。うち2度が現地(東京DとヤフオクD)でした。


お立ち台はサヨナラ適時打の熊代選手。今日の試合中に第一子(長男)の誕生を広報を通じて知らされたそうです。父親として放った初安打がサヨナラ打→ヒーローインタビュー。何だか出来過ぎです。






今日の試合、理由は不明ですが、普段スタジアムDJを担当しているRISUKEさんがお休み。別の方がやっていたのですが、昨年までKスタ宮城でやられていた方に似ているような。本人ではないと思いますが…。