延長11回、金子のプロ初サヨナラ適時打で辛勝!


本日のライオンズ戦(西武ドーム)結果


vs.千葉ロッテマリーンズ戦第21回戦 ライオンズ11勝10敗


試合開始:13:01 試合終了:17:19 試合時間:4時間18分 観衆:28,641人


ライオンズ 3×―2 マリーンズ 【延長11回】 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(M)古谷(6)〜カルロス・ロサ(1)〜益田(1)〜内(1)〜中郷(1)〜レデズマ(1/3)〜上野(0/3)
(L)岡本洋(5 2/3)〜高橋(0/3)〜涌井(1 1/3)〜ウィリアムス(1)〜サファテ(1)〜増田(2)


勝利投手:増田3勝2敗  敗戦投手:レデズマ2勝1敗


本塁打 
(M)サブロー3号ソロ(岡本洋)


1回表、いきなり岡田に三塁線へセーフティー(バント)を決められたものの、後続を3人で抑えて無失点。岡田出塁後にバントを決められたり、エンドランを仕掛けて決められていたら、マリーンズペースになっていたかも。


2回にサブローにソロを浴びるものの、その後4回までは安定した投球。味方に同点に追いついてもらった直後の5回表にすぐ勝ち越しを許したのは昨日の野上と同じでよろしくない取られ方だけど、6回途中まで2失点ととりあえず試合は作った。先発初勝利は来週3連休の関西遠征にお預けだな。


打線は、9月9日以来の対戦となる古谷相手に翻弄されてばかり。6回までおかわり(中村)の犠飛による1得点に抑えられたのだけど、出塁したのがクリーンアップの3人のみ。これでは本塁打か相手のエラーでも絡まない限り、複数点はとれない。ゴロアウトも2つだけで、フライアウトが多かった。9月8日のマリンでの試合、ノーゲームになったあの日の2回表の4得点はいったい…


1点ビハインドの7回以降はマリーンズの中継ぎ陣との対戦。マリーンズは7回にロサ、8回に益田と、普段より1イニング繰り上げての継投。


7回表2死2塁での代打・カーターの1塁強襲の内野安打。2塁から一気に本塁へ生還した秋山の走塁はお見事。相手捕手のブロックの位置が悪かったこともあり、タッチをうまくかいくぐれた。レフトスタンドから見ていた時は暴走気味に見えたけど、後で映像をみると結構ギリギリのタイミングだったようだ。


好走塁を見せた秋山は、続く8回表の角中の右中間を破りそうな打球も好捕。この打球が取れずにフェンスまで到達していたらどんな展開になっていただろう。


同点に追いついた後、9回はチャンスがなかったが、延長10回には先頭の代打・金子を出塁させ、2死1,2塁のチャンスを作るも得点できず。


延長11回、マリーンズの一塁手のエラーも絡めて1死満塁のチャンスを作り、最後は金子がライト前へプロ初となるサヨナラ適時打を放って決着。ホントはこんなもつれるロングゲームではなく、10回まででケリをつけなきゃいけない試合だった。11回も1死1塁から秋山にバントさせようとする不可解な采配も見られたりして、最終回(12回)があるかもなんて心配させられました。


最後こういう結果になったのは、6回以降の中継ぎ陣の踏ん張りによるもの。7回のワク(涌井)、9回のサファテ、延長11回の増田といずれも得点圏まで走者を進められるも無失点。昨日の終盤、ビハインドの展開でも今日のような継投をしていたら、もしかしたら違う展開になっていたかもしれないのに。試合の最終的な勝ち負けはさておき、得点を奪う、あるいは失点を防ぐための最善の選手起用が、まさに「総力戦」だと思うのですが。今日は「総力戦」っぽかったですが、昨日の試合はそのようには見えませんでした。


今日から久々にヤス(片岡)が復帰。登場曲も久々の「ULTRA SOUL」。延長に入って金子を代打に使った関係で、11回にはショートの守備につくことに。早速鈴木のセンター前へ抜けそうなゴロを処理する時に、送球がシュート回転して悪送球に。久しくやっていないポジションについた時に往々にして起きるエラーが大事な場面で出てしまった。ミス送球のヤスが悪いというより、こういう状況を作ってしまった監督の采配が悪い。故障後の復帰初戦で、1イニングだけではある
けれどショートの守備。故障再発だけは勘弁してもらいたいです。


今日サヨナラ勝ちをしたものの、ホークスも同様にサヨナラ勝ちしたので、自力CS進出可能性は消滅したまま。今日もし負けていたら、限りなくジエンドに近づくことになっていました。正直残り試合とゲーム差を考えると苦しいですが、とにかくどんな形でもいいから勝利を奪いに行き、上位チームの取りこぼしを待つしかないです。マリーンズ、ホークス相手の試合は1つも落とせないです。


明日は台風接近で中止になるかも。本拠地最終戦の日が再度ずれることになるのかな。10月8日あたり?


ヒーローは、もちろん「プロ初のサヨナラ打」を放った金子選手。




↓ももきちさん、もといレオきちさんゲーフラがまたも大写し。