8連勝締めで2位死守! CS1stは所沢開催!


本日のライオンズ戦(西武ドーム)結果


vs.千葉ロッテマリーンズ戦第24回戦 ライオンズ14勝10敗


試合開始:18:00 試合終了:21:16 試合時間:3時間16分 観衆:32,258人


ライオンズ 10―2 マリーンズ  


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(M)成瀬(3)〜西野(2)〜レデズマ(1)〜服部(2)
(L)牧田(4)〜増田(1 1/3)〜高橋(1 2/3)〜岡本篤(1)〜山本(1)


勝利投手:高橋1勝(プロ初勝利!  敗戦投手:成瀬6勝4敗


本塁打 
(M)サブロー5号ソロ(牧田)
(L)浅村27号2ラン(成瀬)、ヘルマン4号ソロ(服部)


一昨年の10月18日、レギュラーシーズン最終戦。4位だったライオンズが勝ち、京セラでホークスと対戦の3位オリックスが敗れた場合のみCS進出の可能性があった。今日は少しシチュエーションは違うものの、終戦で順位が確定、しかもCSの1stステージの開催権がかかる試合。観客が相当入ることは予想していたけれど、




試合開始1時間半前くらいで売り切れたらしく、程なく届いた球団からのメールで知りました。2年前の最終戦も売り切れましたが、試合開始後だった気が… 試合開始1時間前くらいにドーム前広場をちょっとうろつきに行ったら、チケットがなくて広場に座り込む人がちらほら見受けられました。正直ここまでなるとは思いませんでした。


故障上がり&不調あがりの元エース・成瀬相手に序盤で攻略して主導権を掴む展開に持っていきたいと思っていたら、ヤス(片岡)がヒットで出塁の後、2死から浅村の2ランで先制。インコースの厳しい球をうまく体の回転で打っていました。今年の成長ぶりを実感できる一発。


2回表にサブローのソロで1点を還された後、すぐにヘルマンの適時打で2点追加して突き放す。前々日までの7連勝中と違って、序盤から点差をつけてリードする展開。


3回裏、坂田のセンター前ヒットで5点目かと思われたところで、2塁走者のクリ(栗山)が本塁憤死した場面。マリーンズに流れが行かなきゃいいなと思いました。


すると案の定、4回表、井口と今江に連続ヒットを打たれて無死2、3塁。今日の試合で一番危ない場面でした。しかしこの回をサブローの適時打による1点に抑えられたのが大きかったと思います。


4回裏は、本来なら先発でもおかしくなかった西野を攻略して3点の追加点。5点リードは安心できる点差とは思いませんでしたが、この3点で試合の流れが決まったかなと思います。


6回に2点、8回にはダメ押しのダメ押しとなるヘルマンのソロ本塁打で10得点。実は今日の10得点のうち、最後のヘルマンのソロを除く9得点が2死からのもの。無死でチャンスを作っても点が入らないこともあるのに、今日は2死になってもあっさりその回が終わる感じがしませんでした。


これが今のライオンズの強さというか勢いなんですかね。


投手陣は、先発の牧田が4回で降板したものの、中盤を増田&高橋のルーキーコンビでつないで、点差がついた終盤は本来の勝ちパターンではなく、岡本篤、山本とつなぐ形。今日お立ち台に立たなかったですが、しれ〜っと高橋がプロ初勝利をあげました。最近の高橋は「ミニ・ランディ(ウィリアムス)」に見えてしまいます。ところで、ピンバッジの販売はどうするのでしょう?


最近なかった大量点差での勝利で2位を死守。2年連続で1stステージを西武ドームで開催することが決まりました。マリーンズとは3年前に西武ドームで1stステージを戦い、その時は2試合連続延長戦で敗退。当時とは投手陣がかなり入れ替わっているし、野手では5年前の日本シリーズも経験している選手達がみんな戻ってきているし、ファンの応援も3年前より間違いなく進化しているし、レギュラーシーズン最終盤の流れをそのまま維持できれば、先のステージが見える気がします。


今日のように楽な展開になるはずはないので、気を引き締めていかないと。


試合後にもろもろのセレモニーがあるにもかかわらず、普段と同様にヒーローインタビューあり。


まずは3安打猛打賞の炭谷選手!





同じく3安打猛打賞、3打点を稼いで打点を110にした浅村選手!





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セレモニーは、まずレギュラーシーズン最終戦セレモニーから。




「優勝できなくてすみませんでした」と謝られてもねぇ… 8連勝〆で終わっているから、どうリアクションとっていいかわからないよ、ナベQさん。



キャプテンからは手短な挨拶。



そして…



本人が挨拶をする前に、選手からのメッセージがLビジョンに表示されたのですが、カズさん、うるっときていたような…


挨拶の後は、本人がラストピッチを行うのだと思いきや、カズさんは捕手役で、マウンドには息子の幹大(かんた)くん。もう11歳になったんですね。



家族3人での記念撮影。この前に、花束贈呈があったのですが、嫁さんと息子さんと2人で渡しに行けばいいのに、息子さんが1人で渡すことに。表に出ようとせず控えめにしていましたが、フジの局アナ時代ってこんなタイプでしたかね??



選手を代表して花束を渡したのは、カズさんを慕ってやまなかった雄星(菊池)。カズさんの目の前に立ったら号泣するんじゃないかと心配してしまいましたが、渡したらすたこらさっさとベンチ前へ下がってしまいました。



レギュラーシーズンの最後の最後。全く予想ができなかった大型連勝で奪い取った、CS1stステージの本拠地開催。ここまで来たら、まず1stステージを突破して、仙台ラウンドまで行かないとな。