投手陣がマリーンズ打線を止められず黒星スタート



本日のライオンズ戦(西武ドーム)結果


クライマックスシリーズ・パ ファーストステージ】


vs.千葉ロッテマリーンズ戦第1回戦 ライオンズ1敗


試合開始:13:01 試合終了:16:25 試合時間:3時間24分 観衆:32,880人


ライオンズ  1―11 マリーンズ  


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(M)古谷(4 1/3)〜西野(1 2/3)〜カルロス・ロサ(1)〜内(1)〜藤岡(1)
(L)岸(5)〜大石(2/3)〜高橋(1/3)〜増田(2)〜十亀(1)


勝利投手:西野1勝  敗戦投手:岸1敗


本塁打
(M)井口1号ソロ、サブロー1号ソロ(岸)、加藤1号3ラン(増田)
(L)中村1号ソロ(古谷)


今日の試合、ライオンズ側から見ると終始流れが悪かったなぁ。


2回裏2死1塁、坂田の打席でのカウント2−2からの一塁走者(浅村)の飛び出し。高々1点先に取られただけなのに、ベンチの焦りを感じた。シーズン最後の8連勝中には出なかったミスがいきなり飛び出してしまった。


一方のマリーンズも3回に先頭の里崎を2塁打で出塁させ、続く根元が犠打で送ろうとした時に、バント失敗(結果は一邪飛)。ここで追加点を許さなければ流れはイーブンのままだったのに、岡田にヒットでつながれ、井口に犠飛を打たれて2失点目。しかも犠飛の間に一塁走者・岡田の二進を許し、続く今江の適時打で3点目を取られることに。犠飛の時に一塁走者が二進するかもということが頭になかったのかなぁ、ライオンズの守備陣には。


4回にサブローに打たれたソロも、打った瞬間は非常に高く上がったファウルかなと思っていたら、レフトスタンドギリギリでの本塁打。打たれた岸も調子は良くなかったけど、運の良さが悉くマリーンズ側に出ていた気がする。


5回におかわり(中村)に反撃開始のソロが飛び出し、さらにヒット2本と四球で満塁のチャンスを作って古谷を攻略。ヤス(片岡)とクリ(栗山)のところでさらに2点くらい還しておきたかった。そうすれば全然試合展開は分からなかったのに。


1−5と4点ビハインドで6回表は先発の岸に代えて大石を投入。監督は点差が広がるのを防ぐべくマウンドに送ったはずなのに、当の大石は制球は定まらないし、ボール(特にストレート)も棒球だしということで1イニングもたず。今日でもう使えないということがわかったから良かったのかな。宮崎のなんとかリーグに行って修行でもしてこい。


マリーンズに次々と追加点を許す中、ライオンズの打線も戦意喪失したかのように6回以降はノーヒット。7回、8回に出てきたロサや内に対しては多少ダメージを与えておきたかったけど、点差があり過ぎたな。


8回に増田が5失点ということになったけれど、投手の問題というより捕手を代えた影響なんだろうなぁ。球種が豊富な投手ではないからインサイドワークで工夫してあげなきゃいけない投手なのだけど、打撃優先で本職は捕手じゃないっぽい人にマスク被らせたら、こうなっても致し方ないですよ。球数的に(60球)明日は厳しいと思うので、明後日リベンジのチャンスがあれば。


結果的には一方的な展開にはなってしまったけれど、悲壮感はなし。
3連戦の初戦を落としてしまっただけだくらいに思っている。勝ちパターンの投手が打たれて僅差負けした方がよっぽどキツかった。明日は投手も変わるし。


明日は当初の予定通り、ウチは岡本洋介が先発。後がないからベンチ総動員になるでしょう。一方のマリーンズは松永が予告先発


左腕の松永?、CSファーストステージ第2戦?、ルーキー?、西武ドームで登板?


ライオンズファンなら思い出すはず。この年確か初戦は歴史に残る投手戦で1−0でライオンズが勝利、2戦目と3戦目を落として次のステージに進めず。この時の監督って誰でしたかね?? 同じ結末にならないかなぁ…。


今年のライオンズはどうも土壇場まで追い込まれないと力が出し切れないらしい。明日は10/2の試合前と同じ心境で、試合に臨んで欲しい。


3年前と比べて、マリサポ少なかったなぁ。3年前は普段の1塁側内野自由まではびっしり真っ黒になっていたのに。ファンの数だけなら3年前に比べて押せているのだから、今回は敗退するわけにはいかないぜ。


試合開始前、ライオンズの選手が守備につく時に掲げられたレジェンドブルーとホワイトのボード。エリア分けされていて壮観でした。順位確定して今日までの日数が少ない中、よく準備したと思います。CS用のフラッグまでは無理だったでしょう、さすがに。