本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果
クライマックスシリーズ・パ ファーストステージ
vs.福岡ソフトバンクホークス戦第1回戦 ライオンズ1敗
試合開始:13:01 試合終了:15:55 試合時間:2時間54分 観衆:32,074人
●Lions 1―2 Hawks
【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Sh)攝津(8)〜ファルケンボーグ(0/3)〜森福(1)
(L)牧田(9)
勝利投手:攝津1勝 セーブ:森福1S 敗戦投手:牧田1敗
【本塁打】 なし
予想通りのロースコアの接戦でした。相手がエースの攝津とはいえ、8回まで散発の4安打。攝津の状態が良かったならまだしも、可もなく不可もなくといった出来。苦手意識が染み付いてしまっているのか、あまりに打てなさすぎです。
先発の牧田は、3回までと4回以降が全く違いました。3回までは制球ミスとついていないどん詰まりの打球でヒットを重ねられた一方、4回以降はリズムの良い投球を取り戻して、9回まで1安打1四球に抑えて、結果的に完投。4回以降立ち直っただけに、3回までが悔やまれます。6安打打たれながら2失点に抑えたのは牧田らしかったですが。
2回に先制点となるスクイズを今宮に決められた場面。初球は外す気配なく低めゾーンに行ってボール。2球目も外すことなくインコース要求であっさりスクイズを決められました。初球が同じボール球になるなら、1球外して様子を見ていれば、2球目以降の相手の攻め方も変わったでしょうに。
攻撃面で一番悔やまれるとすれば、8回裏1死1、2塁でナカジ(中島)が三ゴロ併殺に倒れた場面。その前に秋山の一ゴロで、一塁手の明石が二塁フォースアウトを狙って悪送球となり、1死1,2塁のチャンスが生まれていました。ここで、3番&4番コンビで最低でも1点は返しておきたかった。9回裏を1点差で迎えるか2点差で迎えるかでは、相手のストッパーにかかるプレッシャーが全然違いますから。
ライオンズが2点ビハインドで迎えた9回裏。好投の攝津に代わってファルケンボーグが出てきました。おかわり(中村)がボール球を確実に見極めて四球、オーティズは左中間を破る2塁打、さらにヘルマンも四球。ファルケンボーグはストレートが全くきていない(球威がない)、コントロールも乱れまくりと、全くダメ。
無死満塁のチャンスを作って、森福を引きずり出したのですが、代打
・カーターの内野ゴロでの1点しか返せず。本当に強いチームなら、一気に同点あるいはサヨナラ勝ちまで持っていって、今ステージの流れをホークスから引き戻していたはず。ウチは真の意味での代打要員が非常に少ないですから。
初戦を落として、次のステージに進むためには後がなくなりました。明日はルーキー・武田との対戦が待っています。ライオンズ打線にとっては、もしかすると今日以上に高い山に感じられるかもしれません。今日のように相手に先制点を取られるのではなく、逆にこちらが先制する流れにもっていかなくてはいけません。松田には今日の試合序盤で2安打を許しましたが、3,4打席は凡退。打たせるとチーム全体がいい流れになるであろう小久保はノーヒット、ペーニャは牧田に対して全くタイミングが合っていない状態。短期決戦では寝ている子を起こさないことが大事です。
ドームの入口周辺はこんな感じです。
西武ドームでのホークスとCS(プレーオフと呼んでいた時代を含め)で対戦するのは2006年以来6年目。あの時同様にライオンズファンとホークスファンが五分五分になるかなと心配していたのですが、意外にホークスファンが少なかったです。応援色は今年の鷹の祭典で使用した緑ユニで珍しく統一されていました。
写真はスタメン発表後、地平をスタンド全体で歌っている時の1塁側指定席付近の様子。全体を1枚におさめたので、写真では不明瞭ですが、ライオンズフラッグを振っている人がかなり目立ちました。