前日の菊池に続き、十亀が1安打完封勝利!


本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


vs.北海道日本ハムファイターズ戦第9回戦 ライオンズ7勝2敗


試合開始:13:01 試合終了:15:55 試合時間:2時間54分 観衆:27,422人


ライオンズ 1―0 ファイターズ 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(F)鍵谷(5 1/3)〜矢貫(2/3)〜石井(1)〜増井(1)
(L)十亀(9)


勝利投手:十亀4勝1敗  敗戦投手:鍵谷1勝1敗


本塁打 なし


タイトルの通り、昨日の雄星(菊池)に続いて今日は十亀が完封勝利。9回投げ抜いてカウント3ボールまで行ったのがわずかに3人だけ。ファイターズが早打ちしてくれたことで助けられたというのもあるけど、コントロールの安定感は試合を通して安定していた。終わってみると、打たれたヒットも初回の陽のセンター前安打1本のみ。惜しかったなと思うけど、初回にポンと打たれた方が楽に投げられるものなのかも。


これで十亀は4勝目。うち3勝がファイターズ戦でのもので、2勝が完封ファイターズキラーを襲名してもよいのではないか。


コントロールが安定していた十亀とは対照的に、ファイターズ先発のルーキー・鍵谷(今季12試合目の登板でプロ初先発)は、ボールが適度に荒れていて、ライオンズ打線は球種やコースを絞ってきちんとしたヒッティングがなかなか出来なかった。鍵谷がマウンドにいた6回1死までに6四死球をもらいながら、ヒットが散発3安打で無得点。チャンスは作るもののなかなか点が取れず。


唯一ものにしたチャンスが6回裏。鍵谷から2番手の矢貫に代わった後、浅村が初球の変化球を狙い撃ちしてのレフトオーバーの適時2塁打。この後、坂田が四球でつないで1死満塁のチャンスを作った場面で、何とか下位打線で2点目、3点目を取りたかった。銀(炭谷)のセンターライナーへの陽の反応が素晴らしかった。


十亀がファイターズに対して相性が良いとはいえ、まさか1−0で完封できるとは思わなかった。前回札幌で十亀が完封した時は、11−0と大量リードでの139球。今日は1−0という非常に重い展開での100球完封。厳しい展開ではあったと思うけれど、前回の完封の時に比べて余裕のある投球だった気がする。


福岡で減ってしまった3つの貯金をこの3連戦で3連勝して取り返した。交流戦前のパリーグ同士の対戦はあと2カード。首位攻防戦となるマリーンズ2連戦(QVC)と、先日福岡でやられたホークス2連戦(鹿児島、熊本)。ビジターであり、しかも週末は慣れない地方球場と条件は厳しいけれども、最低2勝はして交流戦に入ってもらいたい。


今日のヒーローは、投打の2選手。


決勝の適時2塁打を放った浅村選手。




今季2度目の完封(いずれもファイターズ戦)で4勝目をあげた十亀投手。




今度の週末は九州新幹線シリーズ(九州縦断遠征)へ出陣。勝って久々に九州版二次会やりたいなぁ