本日のライオンズ戦(クリネックススタジアム宮城)の結果


vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第21回戦 ライオンズ14勝7敗


試合開始:13:00 試合終了:17:06 試合時間:4時間06分 観衆:17,188人


東北楽天ゴールデンイーグルス 5―6 西武ライオンズ


   1 2 3 4 5 6 7 8 9   R H E
  0 0 2 0 1 0 0 0 3   6 12 2
  0 0 2 2 1 0 0 0 0   5 12 0


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)キニー(3 1/3)〜大沼(3 2/3)〜正津(1)〜グラマン(1)
(E)一場(4 2/3)〜青山(2)〜佐竹(1/3)〜川岸(1)〜グウィン(1)


勝利投手:正津3勝  セーブ:グラマン3勝2敗28S 敗戦投手:グウィン1勝1敗3S


本塁打
(L)中島20号2ラン、中村40号ソロ(グウィン)


【経過】 
3回にライオンズが栗山、中島の連続適時打で2点を先制するが、すぐその裏にイーグルスはフェルナンデスの適時2塁打で同点に追いつく。さらに、4回には野選とエラーで2点を勝ち越す。5回に両チーム1点ずつを取り合い、5−3とイーグルス2点リードで9回へ。イーグルスは抑えのグウィンをマウンドへ送るが、1死1塁から中島に同点2ラン、さらに中村に勝ち越しとなるソロ本塁打が飛び出して、ライオンズが逆転。1点のリードをグラマンが締めて、この3連戦を2勝1敗で終了した。ライオンズの優勝へのマジックは8となった。


【戦評】
3回にようやく打線がつながって先制点を奪ったのだが、その直後の守備がまずかった。無死1塁で一ゴロをゲッチュ(大島)が併殺を狙った2塁への送球が悪送球になってしまった。ここから一気にピンチが広がり、あっさりと同点に追いつかれた。4回にもまたイージーな一ゴロを弾いてしまい、これが勝ち越し点につながってしまった。先発のキニーは、3回の無死満塁のピンチからフェルナンデスに2塁打を1本浴びたものの、これによる2点だけに抑えた。先頭打者を四球で出すのはいただけないけれど、内野の守備にも足を引っ張られて、かわいそうだった。


4回にキニーがマウンドを下りた時点で、1死満塁のピンチだったのだが、2番手に登板した大沼がよく切り抜けた。さらに追加点を奪われていれば、完全なイーグルスペースになっていて、最後の逆転劇もなかったかもしれない。


打線に関しては、守備でミスを連発した某選手を除いては、満遍なくヒットが出た。2本の適時打を放ったナカジ(中島)は、前の2試合で結果が出せなかった分を取り返すことが出来た。


8回裏、3−5と2点ビハインドの場面で正津が登板。先頭の中村にヒットを許したものの、続く内村のバントで1塁走者を殺し、さらにバント失敗で残った内村の盗塁を阻止し、結果的に打者3人、わずかに6球で抑えた。先頭打者を出したものの、相手の攻撃のまずさもあって、あっさりと抑えたことが、最終回の逆転劇へつながった。


9回、ライオンズ打線は抑えのグウィンと対戦。1番からの好打順だったので、先頭打者を出せば…という期待はあった。前日に対戦したナカジ以下の打者がしっかりと本塁打という形で結果を出してくれた。ナカジ、サンペイ(中村)ともに初球打ちでの本塁打。思い切りのいいスイングがいい結果につながった。相手の抑え投手を打って逆転勝ちしたというのが、チームにとって非常に大きいように感じた。


2位のオリックスも一時は逆転してリードを奪ったものの、結果的にサヨナラ負けをしたため、マジックは2つ減って8となった。この3連戦の裏で、オリックスが自滅してくれたこともあり、3日間で5つもマジックが減った。


当初は2戦目(日曜日)の試合を見て帰京する予定だったけれど、初戦の12−0を見せつけられて、「これは3つ見て3タテしなきゃ帰れんばぃ」と思って、1日延泊を決意。3戦目まで見て、最後の最後でこんな結末を見ることが出来て、「1日長く残って良かった」と実感できた。関東から多くのライオンズファンが、Kスタ宮城のライトスタンドへ遠征して詰めかけていたけれど、今日の試合が終わって、仙台から新幹線に乗った時も、周りにライオンズファンがたくさんいたな。残念ながら選手を見かけることは出来なかったけれど、試合結果には満足できた。欲をいえば、前日の試合で小野寺にきっちり仕事をして欲しかったというのはあるけれど、それだけ3タテは難しいということか。


仙台遠征は2勝1敗で終了。来週は福岡へ遠征予定だけど、それまでにどんな展開になっているか楽しみだ。


(2008年の観戦成績)


オープン戦      1試合1勝0敗


レギュラーシーズン  23試合15勝8敗