本日のライオンズ戦(西武ドーム)の結果


vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第3回戦 ライオンズ3勝


試合開始:13:03 試合終了:15:53 試合時間:2時間50分 観衆:18,213人


西武ライオンズ 4 ―3 東北楽天ゴールデンイーグルス


   1 2 3 4 5 6 7 8 9   R H E
  0 0 0 0 0 0 0 0 3   3 5 0
  1 0 2 0 1 0 0 0 ×  4 8 0


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(E)朝井(3)〜ドミンゴ(3)〜小倉(2)
(L)キニー(8 1/3)〜グラマン(2/3)


勝利投手:キニー2勝1敗  セーブ:グラマン3S  敗戦投手:朝井1勝2敗



本塁打
(L)ブラゼル6号ソロ(ドミンゴ)


【経過】
初回にライオンズがGGの2塁打で幸先良く1点を先制。3回にはGGの2本目の適時打と石井義の犠飛で2点、5回にはブラゼルのソロで1点を追加。先発のキニーは8回まで2安打無四球、2塁を踏ませない投球をしたが、9回に捕まり、1死満塁のピンチを招いて降板。リリーフ登板したグラマンが草野とフェルナンデスに連続適時打を許すが、何とか1点差で逃げ切り勝利した。ライオンズは5連勝、ホークスが敗れたためにパリーグの単独首位に立った。


【戦評】
先発のキニーは先週に続いての好投だった。初回は少し粘られるシーンもあったけれど、ストライク先行の投球で安心して見ていられた。8回まで2安打無四球で2塁すら踏ませない完璧な内容だった。8回裏のライオンズの攻撃中、ブルペンには抑えのグラマンの姿が。4点リードで9回はどうするのかと思っていたら、キニー続投。8回まではすごく良かったのに、9回は完封を意識したのか、やや制球を乱してしまい、満塁のピンチを作って降板。若い先発投手が5回を前に球に崩れだすのと似たような感じになってしまったのか。


9回にキニーの後をリリーフしたグラマンイーグルス打線の勢いを止められなかった。4−3と1点差まで追い上げられて1死1、2塁の場面。カウント2−1からダブルスチールを成功させてしまったのだが、明らかに投げる球種とコースを読まれているとしか思えなかった。最悪は三振ゲッツーで試合終了という場面で仕掛けてきたのだから。それでも、山崎武志を空振り三振、続く代打の木村を一ゴロに抑えて試合終了。9回表が始まる時は余裕で構えていたのに、こんなにヒヤヒヤさせられるとはね。


攻撃面も1、3、5回と点を重ねたのだが、得点圏に走者を進めていた6回と7回で出来れば駄目押しの追加点をとっておきたかった。最終回に追い上げられたという結果論から言えることなのだけど。3回には3連打で1点、四球を挟んで犠飛でもう1点。この回はうまく打線がつながったな。


打つ方ではヒットは出なかった(四死球は2つ選んだ)が、守備面で頭上を越されそうな打球を2度ジャンピングキャッチをしたおかわり君(中村)。ちょっと反応の良いというか運動能力の高い三塁手ならまぁ取れるであろう当たりをキャッチして、スタンドからは「いいぞ、いいぞ、中村」のコール。ファンから見た守備能力はまだそれほど高くないようだな。


最後は苦しんだけど、イーグルスを3タテして5連勝。単独首位に立った。昨年のGW以降の大失速もあるし、勝てる時にどんどん勝っておきたいな。明後日からは今季初のマリーンズ戦。火曜日の先発予定の西口が3度目でどんな結果を出してくれるのか??


ヒーローは、9回途中まで好投のキニー投手と、2本の適時打を放ったG.G.佐藤選手。



                                                                                                                            • -


試合後にはグラウンドウォークが実施され、人工芝やフェンスが張り替えられた西武ドームのグラウンド内へ初めて入ってきた。芝生は質の良さと新しさのためか、非常にふかふかしていた。選手の下半身への負担が昨年までより大きく軽減されそうな気がした。
広くなったブルペンへ行くと、小野寺投手が投球フォームの調整を行っていた。体全体を使っての投球、膝をついて上半身のみの回転を使っての投球。リリースポイントの確認を行っているように見えた。彼には復活してもらわないとね。




↑ふかふかの新人工芝


(2008年の観戦成績)


オープン戦      1試合1勝0敗


レギュラーシーズン  5試合3勝2敗
ゲンかつぎであることをし続けたら3連勝!!