本日のライオンズ戦(グッドウィルドーム)結果 


vs.千葉ロッテマリーンズ戦第23回戦) ライオンズ9勝13敗1分


西武ライオンズ 4−6 千葉ロッテマリーンズ (延長10回)


勝利投手:川崎3勝2敗 セーブ:薮田3勝6敗3S 敗戦投手:山岸3勝3敗1S


本塁打
(M)ズレータ15号3ラン(涌井)


4−3と1点リードで9回表の守り。マウンドにはグラマン。1点リードじゃ危ないかなと不安視していたら、嫌な予感が的中。9回、そして延長10回と連続して先頭打者を四球で出して、両イニングとも失点。一番悪いパターンで失点してしまった。


初回に幸先良く2点をとったけれど、直後の2回表にズレータの3ランで逆転を許してしまった。3ランにつながった走者の中には、ライオンズの守備のミスで余計に残ってしまった走者もいた。今回は失策がついたけれど、守備での判断力、技術の未熟さから生じるミスで、投手陣にプレッシャーをかけて、流れは悪い方向へどんどん傾く。このイニングも2点で抑えられたはずが3失点に。今年のライオンズを象徴するようなプレー、失点シーンだったな。


中盤は先発のワク(涌井)がピンチを作りながらも無失点に切り抜けて、6回には1点の勝ち越し。完全な勝ち試合のはずが… ワクを7回で下ろしたのは何か理由があったのかな。球数的にはあと1イニングくらい行けたような気がするけれど。


9回と10回は先頭打者を四球で出す最悪のパターン。これでは点を取られて当たり前。10回に登板した山岸なんか、何球かみれば明らかに制球を乱しているというのが分かったはずなのに、続投。代わりがいなかったからなのかもしれないけれど。采配としては?だな。


唯一感動したのが、9回表逆転のピンチを防いだ本塁での好ブロックをした細川。9回表終了後、一時は担架でベンチ裏まで運ばれたのに、「自分の代わりがいない(ベンチに控え捕手がいない)」ということもあり、根性で直後の9回裏の先頭打者でバッターボックスに登場。結果は伴わなかったけれど、捕手としての責任感をすごく感じさせられた。こうやって歯を食いしばって頑張っている選手もいるのに…


今日の敗戦で26年ぶりのBクラスが確定してしまった。残りは7試合。明日からは若い選手を多く起用するようだけど、イーグルスオリックスに抜かれることだけは勘弁して欲しい。個人タイトルとして獲れそうな可能性の高い、ワク(涌井)の最多勝、ヤス(片岡)の盗塁王はチームとしてアシストして欲しいな。そして、明日先発する岸にも新人王の可能性が復活! 打線の援護で、気分良く投げられるような展開になって欲しい。


"投げる金剛力士像"、投手陣のリーダー的存在だった石井貴投手が引退を発表。28日に引退セレモニーをやるそうです。幕を急遽作成して持っていこうかな。