本日のライオンズ戦(フルキャストスタジアム宮城)結果 


vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第23回戦 ライオンズ13勝10敗


東北楽天ゴールデンイーグルス 5−4 西武ライオンズ


勝利投手:永井7勝7敗 セーブ:小山3勝1敗14S 敗戦投手:山崎3勝3敗


本塁打
(L)カブレラ25号ソロ(林)


イーグルスに1点を先制されたものの、5回にまさか?の銀ちゃん(銀仁朗)の3塁打で逆転し、カブレラのソロ、クリ(栗山)の適時打で、一時は4−1と3点をリードした。6回まで好投していた帆足が7回に急に崩れて、後を継いで投げた岩崎もイーグルスの猛攻を食い止められずに同点を許し、8回には逆転を許してしまった。


帆足を代えるタイミングについては、結果論で言うとワンテンポ遅かったかと思う。7回に1点を還され、さらに山崎武にヒットを打たれて満塁のピンチを迎えての交代だったけど、後ろの投手のことを考えれば、満塁になる前に代えるべきだったのでは。確かに山崎武とはそれまでの3打席であまりタイミングが合っておらず、きっちり打ち取っていたので代えにくかったというのはあるかもしれないけれど。8回の山崎の引っ張りすぎも同様。制球に苦しんでいるなら、山岸あたりでも出してきて何が何でも無失点に抑えに行かなきゃいけなかった。采配ミスとまでは言い切れないけど、悔いの残る采配だった。


今日の勝敗を分けたのは、「併殺をとるべき場面でとれなかった」こと。特に7回のフェルナンデスの遊ゴロの場面。三遊間寄りにゴロが飛んで併殺をとらなきゃいけない場面で、二塁へのトスをアンダーハンドで送るのは、はっきり言ってスナップスローを正確に投げる技術と自信がないのか、あるいは野球のセンスがないのかどっちか。二塁まで距離がある所に打球が飛んだのに下投げはないだろ。この場面以前にも併殺をとれていれば、失点を防げた場面があった。今日も勝ち試合だったのに、終わってみれば1点差での負け。一見そこそこ打てそうな選手が並ぶオーダーでも守備がこれだけヘタクソだったら、上位には行けるわけないよなとつくづく感じさせられる試合だった。


マリーンズ○、ライオンズ●で、マリーンズのCS進出マジックが3にまで減ってしまった。ライオンズの逆転CS進出の可能性はゼロではないけれど、ほぼなくなったと言ってもいい。非常に悔しいけれどこれが現実。「奇跡を信じて…」なんて言ってたら逆に白けるから言わないよ。9月28日がライオンズのレギュラーシーズンでの本拠地最終戦になる。せめてこの日まではライオンズファンの希望をつなぐよう、明日から全部勝つつもりでやって、全部勝って欲しい。


Bクラス確定で、所沢最終戦迎えたら、監督挨拶が怖いからさ。(当日は自分も行くけれど…)