本日のライオンズ戦(東京ドーム)結果


vs.読売ジャイアンツ戦第4回戦 ライオンズ1勝3敗


試合開始:18:01 試合終了:21:14 試合時間:3時間13分 観衆:45,246人


読売ジャイアンツ 3−4 西武ライオンズ


    1 2 3 4 5 6 7 8 9  R H E
   0 0 1 1 0 0 0 0 2  4 8 0

   0 0 0 0 1 0 0 0 2  3 8 0


【投手リレー】(カッコ内は投球イニングを示す)
(L)西口(6)〜岩崎(1)〜三井(1)〜小野寺(1)
(G)内海(7)〜西村(1 2/3)〜林(1/3)


勝利投手:西口7勝6敗 セーブ:小野寺1勝2敗13S 敗戦投手:内海7勝3敗


本塁打
(L)中島7号ソロ(内海)、高山1号2ラン(林)
(G)阿部16号ソロ(小野寺)


【経過】
3回表、中島のソロでライオンズが先制。4回には和田、江藤の連続2塁打で2点目。5回裏にジャイアンツは1死満塁から谷の左前安打で1点を還す。9回表にライオンズは代打・高山の2ランで4−1とリード。その裏、阿部のソロ本塁打と二岡の2塁打などで1点差まで追い上げるが及ばず。ライオンズは昨年から続くジャイアンツ戦での連敗を6でストップ。先発・西口は1996年8月3日以来、11年ぶりに東京ドーム登板での勝利投手となった。


【戦評】


終始僅差の展開。9回にQちゃん(高山)の2ランで3点リードになって少し安心したが、最後までヒヤヒヤの展開になってしまった。


初回から西口は1死3塁のピンチを招いたが、小笠原を投直、阿部を空振り三振に抑えて無失点でしのいだ。この後も小笠原の所に2度ほどチャンスで打席が回ってきたが、結果が残せず。今日は小笠原だけでなく、G打線の3番から6番が殆ど機能しなかった(出塁は最終回の阿部のソロのみ)。昨日、ライオンズ打線の4番〜6番(カブレラ、和田、GG)がチャンスで適時打が打てず、思うように点が取れなかった状況が今日はG打線に出てしまったようだ。


ライオンズは昨日、4度の満塁のチャンスで犠飛による2点のみしか取れなかったが、対照的に今日は、ナカジ(中島)のソロで先制、ベンちゃん(和田)&江藤の連続2塁打で追加点と、効率良く点がとれた。連打が出たのは4回の連続2塁打の時だけで、打線がつながった印象はなかったけれど、何とな〜く応援してたら点が入っちゃったって感じだったな。


最初のピンチが5回裏。1死満塁で谷を打席に迎える場面。1点を防ぐ前進守備でなくゲッツーシフトをとったものの、左前へ適時安打で2−1。なおも満塁で小笠原ということで、逆転されるのを覚悟した。結局は遊ゴロ併殺に抑えたものの、打ち取った球は外角から曲がるスライダーがど真ん中近くへ入ってきたもの。打ち損じてもらって助かった。もう少し内側に入っていれば… グランドスラムになっちゃっていたかも。この回のピンチを1点に抑えたことで、試合のペースを最後までライオンズ側に引き寄せておくことが出来た。そういえば小笠原はハム時代からライオンズ戦には弱く、今年の交流戦も13打数でヒットなしだとか。全く打たれていないという印象はないんだけど。


中盤以降8回までは両チームの先発・中継ぎ投手が踏ん張りこう着状態に。ライオンズは8回に2死3塁のチャンスで、江藤が二塁手頭上を越えて今日2本目の適時打になりそうな打球を放ったが、キムタク(木村拓也)のダイビングキャッチで見事に阻まれてしまった。昨日、キムタクが右肩付近にジョンソンの投球をぶつけられた時にヘルメットを投げつけてブチ切れたシーンがあり、カープを追われて大した選手でもないのに、調子に乗んじゃねぇよ」って思っていたら、今日は好守備だけでなく3本もヒットを打たれてしまった。打撃は非力ではあるけれど、守備・走塁に光るものを持つ彼のようなタイプは、伊原コーチ(現・ジャイアンツ守備走塁コーチ)が使いたがるような選手なんだよなぁ。伊原さんがライオンズの監督時代に、左投手が先発する試合で高波(現・イーグルス)を重用していたのと被るな。


最終回にも両チームの面白い攻防があった。表のライオンズの攻撃はあっさりと2死をとられたが、代打・上本が粘って四球で出塁。続くトモアキ(佐藤)に左の代打・クリ(栗山)を出した所で、Gが左投手の林を投入。そこで代打の代打でQちゃん(高山)を送り込んだら、そのQちゃんが見事に貴重な追加点になる2ランを放った。左投手が出てきてもクリをそのまま打席に立たせてもいいかなと思ったけれど、代えて最高の結果が出たから、監督のGood Jobかな。最近は監督の采配批判ばかりしてきたけれど、たまには褒めてやるか(笑) Qちゃんの2ランが出た時、「この2ランはカメキョン(テレビ東京亀井京子アナウンサー)からのプレゼントやな。サンクス!」と個人的に思ってしまったのだけど、打たれた林くんはカメキョンとのお付き合いがまだ続いているのかな…? (以前に交際の噂があったけど…)


4−1と3点差、最後は小野寺がビシッと抑えておしまいと思ったら、阿部にいきなりレフトポール際へソロ本塁打を打たれて2点差。ホリンズ、李承除エを抑え、今日のクセ者・キムタクにあと1球まで行ったもののレフト線へ2塁打。次の二岡こそ抑えて終了と思ったら、ライトポール際へ本塁打性の当たりが… 辛うじてスタンドインせず、フェンスダイレクトの2塁打で4−3に。続く投手の打順で、G党の応援が一番盛り上がる代打・「矢野謙次」登場。球場の雰囲気で最悪「サヨナラ本塁打」も覚悟していたが、フォークボールを打ち上げてくれて平凡な中飛で何とか逃げ切り。最終回だけで精神的にどっと疲れたよ。リッキー(小野寺)、しっかり頼みまっせ。最近打ち込まれていた三井も今日は8回1イニングをピシャリ抑えたのだから、リッキーも明日からの4日間、今まで溜まった疲れをきっちりとって、安定感ある投球の復活頼みますよ。


苦手意識があるのかよくわからないG戦。昨年からの連敗が6で、東京ドームでのG戦連敗も4でストップ。一発病発症の危険があった西口も水道橋箱庭ドーム球場に悩まされることなく、11年ぶりの勝利。2002年にはチーム最多勝ながら第1戦(東京ドーム)登板回避、今年の5月19日オリックス戦では直前に腰痛を発症?し、登板回避(ただの"逃げ"としか思ってないけど)。これで今年の日本シリーズ第3〜5戦の先発を言い渡されても回避することなく投げられますな。っていうか回避は許されないぞ!


西口さんにはついでにプロ入り通算150勝を次の登板で達成するようお願いしたい。たぶん週末だし、予告先発だから準備万端で行けまっせ。今年はカブレラの250号本塁打も生で観れたし、記録達成を生で見届けまくるシーズンにしたいな。


東京ドームでのG戦は、ビジター応援席が非常に狭いエリアに限定されているために、「固まって応援」できる点では応援はしやすい(声も出しやすい)けれど、座席が狭すぎ。左右幅も狭いし、前列との間も狭い。通路から離れた席だとトイレに立つのも一苦労。もう少し全体的に広くしてもらえないかな。応援の時もいつものように両手を大きく広げて使えないし。あと応援グッズもチーム公認のものしか使えないし。もっと大目に見てくれよ!! さらに、


7回表開始前のビジターチームの応援歌(ハマスタみたく球団歌でもOK)


ビジターチームが勝った時のヒーローインタビュー


場内いっぱいに響きまくるようにしっかり流せ!!



応援団のリードも最下段近くでやっているということで見えにくかったかな。攻撃の時はほぼ全員立ち上がるので、右足を前列の椅子の後部に乗せて身を乗り出すようにしてサインを見ていた。たまたま4列前にサブリードの方々がズラリと並んでおられたので、そのサインを見ながら何とか声が出せたけれど。
応援団の団旗も関東だけでなく、関西応援団、福応連(博多激獅会)のものも振られていた。博多からも1人?来られていたようで、せっかく勝ったのだから、福岡同様にドームの外でも2次会をやりたくなってしまったけれど、騒音等の問題もあるから諦めた。ドーム外2次会は8月の福岡でのお楽しみということで。

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ここで1つ裏話。
試合開始1時間半前くらいに、ドーム内3塁側でそばを食べた。注文後、品物が出てくるまでに少々時間がかかるので番号札を渡されるのだけど、その番号が何と「13」(先発・西口の背番号と一致!!)だった。この瞬間に、「今日は西口さんで勝てる! そして、西口さんも東京ドームアレルギーとは今日限りでおさらば出来るばぃ」と、ライオンズの勝利を確信! 福岡の応援団の友達にもすぐにTELしたら、「(ビックリした様子で)今日は絶対勝ちますよ!」とお墨付き!


ふたを開けてみると…、やっぱりライオンズが勝ち、西口さんが勝ち投手になったではありませんか。何という巡り合わせなのか、運命的なものを感じてしまいましたよ。応援だけでなく、試合前の準備段階からライオンズの勝利に貢献できたぞ、今日は。満足、満足!!