本日のライオンズ戦(千葉マリンスタジアム)の結果


vs.千葉ロッテマリーンズ戦第5回戦 ライオンズ2勝2敗1分


試合開始:13:00 試合終了:16:41 試合時間:3時間41分 観衆:28,110人


千葉ロッテマリーンズ 1−1 西武ライオンズ
     (延長12回規定により引き分け)


    1 2 3 4 5 6 7 8 9  10 11 12   R H E
   0 0 0 1 0 0 0 0 0   0 0 0   1 5 0   
   0 0 0 0 1 0 0 0 0  0 0 0   1 9 1    


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)


(L)ギッセル(6)〜岩崎(1)〜三井(1)〜小野寺(2)〜長田(2)
(M)久保(9)〜薮田(2)〜小林雅(1)
 

本塁打


(M)サブロー2号ソロ(ギッセル)


【経過】


4回表2死1,3塁から久保の暴投でライオンズが1点を先制。マリーンズは5回裏にサブローのソロ本塁打で同点に追いつく。その後は両チームの投手陣と野手の好守備などで得点が入らず、延長12回1−1の同点引き分けで終了。


【戦評】


ライオンズの打線がとにかく打てなかった。得点のチャンスが作れたのが、この試合で唯一連打が生まれた4回と、先頭打者が出た延長12回の2度だけだった。試合の前半は、右打者が久保の投球を引っかけて三遊間方向へ飛ぶ打球が非常に多かった。後半にはいい打球が飛ぶようにはなったが、伸び過ぎて野手の正面をつくなどなかなかヒットが生まれなかった。


投手陣は全員良く頑張っていた。先発のギッセルはカウント2−3まで行き、相手打者にファウルで粘られる場面が目立ち、球数を要してしまった。全体に球が高いような感じにみえたが、サブローのソロによる1点のみに抑えたのだから、球のキレはあったのだろう。次回登板ではストライク先行の投球で球数を減らしたい。


中継ぎ陣は、7回に登板した岩崎が1イニング三者凡退で2奪三振。最後の2イニングを投げた長田もパーフェクト投球で素晴らしかった。8回に登板した三井は、TSUYOSHI(西岡)のバントを完璧なフィールディングで併殺打にし、自分でピンチを救った。併殺打で塁上走者がいなくなった直後に里崎にヒットを浴びたが、バントを決められていれば勝ち越し点を奪われてもおかしくなかった。9回からは抑えの小野寺が今季初の2イニング登板。昨日同様にピンチを招いたが、味方の好守備に助けられた。延長10回1死2塁で、里崎の右飛をGGがスライディングで好捕した場面と、その直後の青野の中飛を福地が後ろ向きで捕球した場面では、レフトスタンドから大歓声が上がっていた。


試合全体では、ヒット数(ライオンズ:5本、マリーンズ:9本)も示すように、マリーンズが押し気味に進め、同点から勝ち越し、サヨナラのチャンスもマリーンズの方が多かった。それでもチーム全体で得点を許さずに引き分けに持ち込めたので、今日の引き分けは勝ちに等しい引き分けだと思う。今日で9試合続いた長期ロードが終了。6勝2敗1分は十分な結果ではないのか。明後日からは本拠地で腰を落ち着かせて1週間戦うことになる。久々の所沢で、最近湿りがちになっている打線の状態を良い方向にもっていってもらいたい。


今日はマリンのレフトスタンドで観戦していたが、鳩が大挙してスタンドにやってきてうざかった。糞の被害などを受けることはなかったが、どうにかならないものなのか…


あと、俺がマリンに行くとライオンズはなかなか勝てない。前回(2006年7月16日)は勝ったものの、延長12回に勝ち越して何とか勝てたもの。それ以前には8−1をひっくり返されてサヨナラ負けなんていう試合もあった。2002年9月20日、ライオンズが優勝マジック1で迎えた試合から今日までの8試合で、2勝5敗1分。球場との相性ってあるのかな。ちなみに同じビジターでも、福岡ドームとの相性はかなりいいのだが。