本日のライオンズ戦(グッドウィルドーム)結果


vs.千葉ロッテマリーンズ戦第7回戦 ライオンズ3勝3敗1分


試合開始:13:00 試合終了:16:15 試合時間:3時間15分 観衆:25,001人


西武ライオンズ 4−9 千葉ロッテマリーンズ


   1 2 3 4 5 6 7 8 9  R H E
  0 0 0 1 6 0 0 0 2  9 12 0
  1 0 1 0 0 1 1 0 0  4 9 0


【投手リレー】
(M)ズレータ8号3ラン、ベニー2号2ラン(ギッセル)
(L)カブレラ4号ソロ(成瀬)


本塁打
(M)ズレータ8号3ラン、ベニー2号2ラン(ギッセル)
(L)カブレラ4号ソロ(成瀬)


【経過】
ライオンズが1回に中島の適時打で先制、3回にカブレラの適時打で追加点。4回にマリーンズが里崎の適時打で1点を還し、5回にはズレータの3ランとベニーの2ランなどで6点を奪い逆転。ライオンズは6回と7回に1点ずつを還すが、マリーンズが9回に竹原の2点適時打で加点し万事休す。ライオンズ・カブレラは通算733試合目で250本塁打を達成(1995年、ブライアント(近鉄)と並んで日本プロ野球史上最速タイ記録)


【戦評】
初回、3回とトモアキ(佐藤)がヒットで出塁、福地が初球で確実に送り、クリーンアップで得点と、理想的な点のとり方で序盤は試合を優位に進めていた。しかし4回から先発・ギッセルの様子がおかしくなり、5回には記録に残らないエラー絡みで大量失点。序盤のいい流れが中盤で完全にマリーンズ側に傾いてしまった。


5回の「記録に残らないエラー」とは、2死で早川を打席に迎えた場面。三塁のファウルグラウンド(本塁側から見て三塁左後方)へ打球が飛んだ。はじめはサンペイ(中村)が背走しながら打球を追っていたが、遊撃手のナカジ(中島)やレフトの福地が猛ダッシュで打球方向へ来たのに気づいたのか途中で打球を追うのをやめ、結果的にはお見合いする形でファウルに。きちんと捕球していればチェンジでこのイニング無失点で終わったはずが、その後適時打に2本の本塁打が出て6失点と、傷口を大きく広げてしまった。あの場面、打球を追った選手同士がどのようにコミュニケーションをかわしたかは分からないが、ライトスタンドから見る限りではサンペイが捕れそうな打球の詰まり方だった。ラジオの実況では、このプレーに対してベンチ内で笘篠コーチも当事者のサンペイもお互いに不満そうな顔をしていたということだが、打球をとらなきゃいけない選手が不満顔ではどうしようもない。ギッセルもこのワンプレーで気持ちが切れてしまったのか、その後は全般的に高めにボールが浮き、打ちゴロの球をズレータ、ベニー両外国人にスタンドへ放り込まれてしまった。


試合には大敗となったが、球場へ応援に行っての収穫はカブレラの史上最速250号本塁打」を生でみられたこと。打った瞬間、記録達成を確信した。来日したばかりの頃の弾丸ライナーでの本塁打ではなかったけれど、本人は記録が達成できてほっとしているのでは。チームが勝利していれば、尚更良かったのだろうけど。昨日、福岡から来た応援団の知人と夕食をしている時にカブレラの250号本塁打の話題になり、「明日は××さん(俺のこと)が応援に行くから打つんじゃないですか?」と予言していたのだが、その予言がピタリ的中!!


個人的な話になるが、ズレータ本塁打を目にしてしまうことが昨年から非常に多い。昨年はホークス戦6試合生応援で7本塁打に遭遇。1試合3発というのも経験してしまった。今年マリーンズ戦2試合目で初遭遇。今年も悩まされてしまうのか。


明日はマリーンズの予告先発が、八重山商工から入団したルーキー・大嶺らしい。バレンタイン監督は、「登板予定だった小野の状態が良くないから、発展途上ではあるけれども彼を投げさせる」と話していたようだが、実情は違うのではないだろうか。実は明日の試合はNHKで全国中継される。あくまで推測の話になってしまうが、テレビ中継を意識してのものでないかという疑いは否めない。


最後に掲げる写真は、ライオンズが負けてしまったために、試合後ライトスタンド前でレオが罰ゲームのスクワットをさせられている画面。レオがヒーヒー言いながら頑張っている間に、ライナは1塁側ベンチへ逃走!?