本日のライオンズ戦(グッドウィルドーム)の結果


【vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第2回戦】
試合開始:13:01 試合終了:16:59 試合時間:3時間58分 観衆:18,393人


西武ライオンズ 2―9 東北楽天ゴールデンイーグルス


   1 2 3 4 5 6 7 8 9   R H E
  0 1 0 0 2 0 0 0 6   9 14 0 
  0 0 0 0 1 0 0 1 0  2 10 0  

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(E)青山(6)〜牧野(2)〜福盛(1)
(L)ジョンソン(6)〜長田(2)〜岩崎(2/3)〜大沼(1/3)


勝利投手:青山1勝 敗戦投手:ジョンソン1敗 


本塁打


(E)ウィット1号ソロ(ジョンソン)、ウィット2号2ラン, 山崎武1号3ラン(岩崎)
(L)G.G.佐藤2号ソロ(牧野)


【経過】


2回に藤井の中前安打で今日はイーグルスが1点先制。5回にはウィットのソロと草野の適時打で加点。ライオンズは5回に中島の2塁打、8回にG.G.佐藤のソロで追い上げるも、9回にルーキー・岩崎が捕まり、ウィットの今日2本目の本塁打(2ラン)や山崎武の3ランなどで6点を失い、勝負を決められた。ライオンズは得点のチャンスを再三逸し、残塁は12を数えた。


【戦評】


新加入のジョンソンを初めて生で見たが、ボール自体はそれほど球速はないものの、微妙な回転のかかるボールで打たせてとるタイプのように感じた。今日の投球はボール先行になるケースが多く、制球が悪すぎた。それでも何とか6回3失点に抑えられたことをプラスに評価すべきなのかどうなのか。次回の登板もじっくり見ていきたい。


2番手にはここ数年本来の投球が出来ていなかった長田が登板。2イニングで1安打許したものの無失点投球。カウントが悪くなってもきちんと整えることが出来る制球力が復活していたように感じた。今日は2点ビハインドの場面での登板だったが、これから登板を重ねて信頼を取り戻せば、僅差でリードしている場面で仕事を任される時が近いうちに来ると思う。


逆にプロの洗礼を浴びたのがルーキー・岩崎。先頭のリックをヒットで出した後、ウィットに2ランを被弾。これで切り替えられれば良かったのだが、逆にイーグルス打線に火をつけてしまい、1イニングを投げきることが出来ずに6失点。オープン戦で結果を残していたとはいえ、いずれは試練の時を迎えるだろうとは思っていたが、予想より早い時期にきてしまった。今日の結果を受けて彼が自信をなくしてしまうのか、あるいは悪かった所を見つけて、それを克服していけばいいと切り替えられるのか。プロなら後者でないと厳しいのでは。


攻撃面では満塁のチャンスを2度逸するなど、得点すべき所でことごとく点が取れなかったのが最大の敗因。細川の打席に2死満塁というチャンスが2度も回ってきたのが、打順の巡り合わせが悪かったか。それにしても2回裏、カブレラ・ベンちゃん(和田)・リーファーと3連打で満塁にした後、三者連続三振というのはいただけない。最終回に6点を取られたのは大きかったが、2回裏に流れをライオンズ側に持ってこられなかった時点で試合が決まっていたような気がする。


開幕カード・イーグルスとの2連戦で1勝1敗。昨年までのイーグルスなら連勝しなければいけない所だが、今年は投手陣、野手陣とも侮れないような気がする。ホセ(フェルナンデス)がいたら、昨日もやばかったかも。


昨日、今日と球場に行ったけれど、応援団の旗の本数が増えていた。関東に関しては、応援団の登録との絡みがあると思われるが、やはり旗の本数は多い方がいい。福岡ドームのライオンズ応援席のように。関西、福岡からも応援団がきていて、福岡の某会派の方が2日ともリードをとられた (昨日は3回裏の1イニング、今日は8回と9回の2イニング)。今日に関しては、福岡の方がリードをとられている時にGGの本塁打が出て、いい追い上げムードになったのだけど… 残念だった。私が福岡へ遠征した時にはよろしくということで。