今日は今年初、千葉マリンスタジアムへ遠征応援に行って参りました。


本日のライオンズ戦(千葉マリンスタジアム)結果 


vs.千葉ロッテマリーンズ戦第10回戦 ライオンズ7勝3敗
試合開始:13:00 試合終了:17:35 試合時間:4時間35分 観衆:23,375人


千葉ロッテマリーンズ 4―7 西武ライオンズ (延長12回)


  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R H E
1 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0 3  7 14 0
2 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0  4 13 2


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す)
(L)ギッセル(4)〜帆足(3)〜正津(1)〜三井(1)〜石井貴(1)〜小野寺(2)
(M)清水直(6)〜神田(2)〜薮田(1)〜小林雅(2)〜小宮山(1/3)〜藤田(0/3)〜バーン(2/3)


勝ち投手:小野寺4勝1敗17S 敗戦投手:小宮山1敗


本塁打
(M)サブロー7号ソロ、里崎11号ソロ(ギッセル)


【経過】
初回にライオンズが中島の2塁打で1点を先制すると、マリーンズは里崎の適時打とワトソンの犠飛で逆転。3回にライオンズが栗山の走者一掃の3点2塁打で逆転すると、マリーンズは直後にサブローと里崎のソロで同点に。中盤以降は両チームの中継ぎ投手が踏ん張り続けて延長戦へ。延長12回、ライオンズは1死1,3塁から代打・高山の右中間への3塁打と平尾の左前安打で3点を勝ち越し。そのまま逃げ切った。


【戦評その他】
昨年のPO第1ステージ第2戦、1−3で敗れて悔し涙を流しながら帰った時以来のマリンスタジアムマリンスタジアムでの観戦成績は非常に悪く(昨年までの4年間で1勝5敗)、相性の悪さを払拭すべく応援に行ってきました。


試合は序盤から点の取り合い。ライオンズ先発のギッセルは変化球の制球が特に悪く、ライオンズが得点を奪った直後に失点する悪い展開だった。来日以来最短の4回での降板になったが、内容も一番悪かったのではないだろうか。今日のマリンスタジアムは非常に蒸し暑かったが、今日の不調が暑さによるものでなければいいのだが。


2番手以降の投手はピンチを招きながらもいい投球だった。2番手の帆足は2イニング目の6回に満塁のピンチを作ったが無失点。ストレートのキレもまずまず、得意のパームなど変化球でカウントを稼げれば先発ローテに戻れそう。延長10回に登板した石井貴は1軍復帰後初登板だったが、何の問題もなく投げられていて、故障前よりも逆に安定感があるような気さえした。


打線は延長12回までで14安打を放ったが、得点圏に走者を置いた時の結果が良くない。初回と3回に2塁打で点を取った後に追加点が奪えず。4、9、10回にもヒットや犠打でチャンスを作っても点が取れず。チャンスを確実にモノにしていれば、今日なんかも9回で決着が付けられたはずなのに。


9回には代打でカブレラが登場。詰まりながらも遊撃手の頭をわずかに越えるヒットでチャンスメークをした。試合前のカブレラの打撃練習は全て見せてもらったのだけど、ライナー性の鋭い打球は少なく、詰まって高く上がる打球が非常に多かった。腰痛が影響しているかは分からないけど、調子はかなり悪そう。明日からスタメン復帰という話もあるが、球宴前は無理に使わなくてもよいのではないか。延長12回に勝ち越し打を打ったヒサシ(高山)あたりは与えられた打席を大事に集中できているし。


中盤以降に両チームが全く点が取れなかった原因として、盗塁阻止があげられる。ライオンズはショウゴ(赤田)が2度、マリーンズは延長11回に西岡が盗塁失敗。特に西岡の盗塁は途中出場の銀ちゃん(炭谷)が完璧に阻止。アウトカウントを1つ増やして走者がいなくなるのと、得点圏に走者を置くのでは投手のプレッシャーが全く違っていた。


千葉での連戦を1勝1敗で終了できたのは御の字。9回以降は昨日に続いてサヨナラされるのではないかとヒヤヒヤしながら見ていたが、安定した中継ぎ投手陣が防いだ。明日からはホークスと福岡で3連戦。今日が4時間半を越える長時間ゲーム。夜移動し、明日もデーゲームと日程がハード。明日は打線の繋がりよりも先発投手の踏ん張りが勝利への鍵になりそう。グラマンに久々の4勝目を。


お立ち台は、勝ち越しタイムリーの高山選手。ビジターながらオーロラビジョンにインタビューの様子を映してくれた。ラッキー7の攻撃前に応援歌すら流してくれない、セリーグの某ドーム球場とは大違い。


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前日は27000人以上の観客が入り、今日もかなりたくさんの客が入るだろうと思いつつ、10時半くらいにスタジアムへ到着するように行き、チケット売り場へ。一般用とビジター割引用の売場が同じ所だったのだけど、全席種を1つの売場で売っているので長蛇の列に。20分少々待ってようやくチケットをゲットしてからLゲート(レフトスタンド入口)へ。Lゲート前に着くとすぐに開門。チケットの販売方法は改善の余地あり。チケットの紙質はなかなかよい。


今日はマリーンズと同じ千葉県内の本拠地を持つ、Jリーグのジェフユナイテッド市原・千葉との絡みで、始球式はドイツW杯の代表FWでもあった巻選手が務めた。ドリブルをしながらグラウンド内へ入ってきたのだけど、細身かつ長身でカッコ良かった。写真がややブレてここに載せられないのが残念だけど。


序盤にライオンズがリードを奪う展開になっても、すぐにマリーンズに追いつかれる展開に。自分のマリンスタジアムでの応援成績が非常に悪いので、「他の球場でどれだけ勝率が高くても、マリンではどうやっても勝てへんのかな」と試合中には思ったこともあった。中盤以降ずっと4−4の同点の展開が続き、サヨナラ負けのピンチになった時には、「今日ここで勝てへんかったら、一生マリンでは勝てない」とまで考えた。(今年は所沢で5連勝して、公式戦トータルでも観戦勝率は.667だったから) 延長のMAXまでもつれたが勝ててよかった。マリスタで勝ったのは2003年5月以来3年ぶり。苦手のマリンスタジアムで勝って、少しは苦手意識が払拭できたかな。あとは優勝へ王手をかけた試合で勝つのみ。マリンの呪縛が解けたので、何となくだけど優勝決定ゲームで勝てないジンクスにもピリオドを打てそうな気がする。その前に、25年連続Aクラス入りを決め、プレーオフに進出しなければいけないけれど。


マリンスタジアムの外野スタンドは後方が高い壁で遮られ、風の通りがあまり良くない。今日は気温は前日に比べて低かったが、蒸し暑かった。試合時間も4時間半を越え、家から用意していった水筒の麦茶だけでは足りず、スポーツドリンクを買い足し、帰りには500mlのウーロン茶を購入。球場では初めてカキ氷も食べたし、水分は2リットル以上摂ったかな。汗も大量にかいて、試合後は疲労困憊だった。翌日が仕事休みで良かったよ (^^;)