延長10回、代打・大崎の適時2塁打で勝ち越し、勝利!


本日のライオンズ戦の結果(QVCマリンフィールド)の結果


vs.千葉ロッテマリーンズ戦第21回戦 ライオンズ9勝11敗1分


試合開始:18:15 試合終了:22:06 試合時間:3時間51分 観衆:14,234人


マリーンズ 1―2 ライオンズ


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)十亀(7)〜増田(1)〜高橋朋(2)
(M)涌井(8)〜西野(1)〜益田(1/3)〜松永(1/3)〜イ・デウン」(1/3)


勝利投手:高橋朋2勝3敗22S  敗戦投手:益田2勝2敗


本塁打
(M)デスパイネ16号ソロ(十亀)


今シーズン最後のマリンでのナイター。しかも超重要な3連戦。
初回におかわり(中村)の適時打で幸先よく1点を先制。さらに追加点が欲しかったけど、続くメヒアが三振で1点どまり。マリーンズ先発の涌井の投球の間が非常に長いし、球数も多いし、ロンゲーになりそうな予感はこの時点でした。


2回以降、得点のチャンスは中盤の3イニングにあったけれど、あと一打が出ずに1−0のまま試合は進行。


一方、ライオンズ先発の十亀も毎回のように走者を背負うも、5回まで得点は許さず。6回にデスパイネにバックスリーンへ特大のソロを打ち込まれて同点に。1イニングでも早く勝ち越さないとライオンズにとってはどんどん厳しい展開に追い込まれる・・・。


十亀は7回まで1失点で、8回以降は勝ちパターン継投に。一方、マリーンズは先発の涌井を8回まで引っ張り、9回には守護神・西野投入。延長戦突入の匂いがプンプン。


ライオンズは7回以降終盤の3イニングはパーフェクトに抑えられ、主導権が相手に行きかけた延長10回。先頭打者の森友哉がフルカウントから四球を選んで出塁できたのが大きかった。しかも、内野手登録で鬼崎がいるので、代走要員としても大きな戦力となる外崎がベンチに残っていたのも大きかった。続く銀(炭谷)がバント失敗、バスターからのファウルで2ストライクと追い込まれながらも、3ストライク目でバントを決めたのも1塁走者を俊足走者に替えられたのが大きかったのではないのかな。


決勝適時打を放ったのは代打・大崎。今シーズンは活躍の場面が殆どなかったけど、最近代打で続けて成功している。今のスタメンであれば、8番と9番あたりしか代打が必要な所はないけれど、ここぞの場面で期待できる代打要員はベンチにいてもらわないと、攻撃面での策が思うようにとれないからな。これからシーズン最終盤に向けて仕事してもらわないと。


勝ち越した延長10回裏、誰に投げさせるのかと思っていたら、イニング跨ぎのトモミ(高橋朋)だった。1イニング目の9回にピンチは招いたけど、2イニングをゼロに抑えて、白星まで転がり込んできた。「ゼロに抑えた」という結果で自信を取り戻してもらえれば。増田と共に2枚看板で絶対外せないコンビなのだから。


しんどい試合展開ではあったけど、こういう展開の試合を取れたことは非常に大きい。しかも、相手の不敗神話(デスパイネ本塁打を放った試合は16連勝中)を途絶えさせたわけだし。


今日も続けて勝てるかが重要。雄星(菊池)の立ち上がり次第だな。


試合終了後、シート貼りの都合ですぐに出てしまったので、スコアボードのみ撮影しておきました。