今日は8日ぶりにインボイスSEIBUドーム・ライトスタンドにて観戦。


本日のライオンズ戦(インボイスSEIBUドーム)結果 

vs.読売ジャイアンツ戦第2回戦 ライオンズ2勝0敗
試合開始:18:01 試合終了:21:41 試合時間:3時間40分 観衆:31,078人


西武ライオンズ 6―4 読売ジャイアンツ


   1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
 3 0 0 0 1 0 0 0 0 4 7 1
 0 0 0 6 0 0 0 0 × 6 12 2


【投手リレー】カッコ内の数字は投球イニング数を示す)

(G) グローバー(3 1/3)〜野間口(2/3)〜福田(2)〜久保(1)〜鴨志田(1)
(L) 西口(6)〜三井(2/3)〜星野(1/3)〜石井貴(1)〜小野寺(1)


勝利投手:西口3勝4敗 セーブ:小野寺10S 敗戦投手:グローバー3勝2敗



本塁打
(G)川中2号ソロ、李承菀8号2ラン(西口)


【経過】
初回、ジャイアンツが川中と李承菀の2本の本塁打で3点を先制。ライオンズは4回に栗山と片岡の連続適時打で同点に追いつき、さらにカブレラと和田の連続適時打で1イニング6得点をあげて逆転。先発の西口が6回4失点の投球、7回以降は4投手の継投で逃げ切り。守護神の小野寺は今季10セーブ目をあげた。ライオンズはジャイアンツ戦に連勝し、この3連戦での勝ち越しを決めた。


【戦評】
立ち上がりの西口はボールの走りがまずまず良かったが、時折甘いコースへ投じて2本塁打を浴びた。2回から5回2死まではほぼ完璧に抑えた。5回には2死から1点を失ったが、今日はジャイアンツの上位打線に対して相性が悪かったようだ。逆に5番以降の打者は2巡目まではパーフェクトに抑えていた。6回、8番・ディロンに2塁打を許したが、ベンちゃん(和田)の好送球で1塁走者を3塁で刺殺。この好守備がなげれば、終盤の展開は変わっていたかもしれない。西口は6回を4失点で何とか抑えたという印象。昨年のように手がつけられない投球とは程遠いと感じた。1か月ぶりに勝利投手にはなったが、まだまだ不安。


打線は3回までチャンスを作りながらもあと1本が出ずに得点を奪えず。4回に江藤の2塁打をきっかけに4連打で3点を奪って同点になった。野田、栗山の下位打線の初球攻撃は見事だった。ジャイアンツがグローバーから野間口に投手交代し、ナカジ(中島)の三振をはさんで、カブレラから江藤まで再び4連打で3得点。ベンちゃん、ヨシヒト(石井義)が初球攻撃でヒット。このイニングは早いカウントからの攻撃が目だった。5回以降は1安打に抑えられてしまったが、いい当たりが野手の正面をつくシーンも目立ち、心配することはなさそう。今日はナカジを除くスタメン全員にヒットが出た。神宮あたりから打線が上向きつつある。


7回に2つの守備のミス(ナカジと三井の悪送球)でピンチを招いてしまった。ナカジの送球もショートバウンドにならなければアウトだったし、三井の送球も併殺を焦らずに1つアウトを確実に取る気持ちで送球すれば何でもないプレー。ピンチを無失点で切り抜けられたから良かったけれど、失点につながっていれば罰金ものだった。


9回表、清水のレフトライナーをベンちゃんがスライディングキャッチを試みて見事にキャッチしたのだが、左手首から滑り込んでいて、前日のゴジラ(ヤンキース・松井)の骨折が頭に浮かんでしまった。打球のキャッチの仕方がゴジラに似ていたから。・松井)の骨折が頭に浮かんでしまった。打球のキャッチの仕方がゴジラに似ていたから。ケガの状況は意外に軽く、打撲程度で済んだらしい。ベンちゃんはこのプレーの直後にベンチに退いたのだけど、ライト・一塁側スタンドからは和田コールが鳴り止まなかった。


神宮でスワローズに3試合連続2桁失点で3タテを食らった後、本拠地でセリーグ首位のジャイアンツに連勝。前日、8回に逆転勝ちしたのがチームにいい流れを呼び戻したような気がする。明日の試合、ジャイアンツは誰が先発するのか分からないけれど、今日の4回裏の攻撃のように一気にKOして、3連勝といきたい。明日勝っても、4年前の日本シリーズジャイアンツに4タテを食らったリベンジストーリーの折り返し地点に過ぎないのだから。

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今日は、福岡のライオンズ応援団の知人が上京してきたので、今日だけ特別に、ライトスタンド最上段の椅子席で応援させてもらった。すぐ近くに応援団の太鼓やトランペットがあって、それらに負けないように大声を張り上げたら喉がつぶれるかと思ったけど、試合終了後思ったほどひどい声にはなっていなかった。いつもはライトスタンドのリードとサブリードの間、しかもグラウンドにかなり近い位置にいるので、スタンドの最上段から試合を見るのは新鮮だった。ライトに向かって飛んでくる打球もいつもほどスピード感を感じなかった。主にライオンズが守備についている時、応援団の方々同士の会話を聞かせてもらったけど、いろいろと面白い話もあった。


ある選手(具体名は出せません)は守備がうまくないから、ちょっとしたプレーでも「いいぞいいぞ○○」ってコールして褒めてあげないと…etc. 


4回の40分近い超!ロング攻撃の時は、太鼓を叩く人が次々と変わり、応援の大変さも目に焼き付けることが出来た。普段は見ることのない応援団の様子を見て、自分の仕事を多少なりとも犠牲にしてまでライオンズの応援に情熱を注いでくださっている応援団の皆様に心から感謝しなくてはいけないと感じた一日だった。それにしても、4回の攻撃はホンマ長かったわ〜。また、ドームの外で降る雨がドーム内まで吹き込んでくるのはどうにかして欲しい。雨天時だけでも超特大のカーテン求む!! 今日なんか、試合の最初から最後までずっと自分のいた場所周辺は霧雨が舞っていた・・・


実は福岡の応援団の知人と一緒に球場で応援した時はまだ一度も負けていません(今日を含めて4戦4勝)。今日も初回に3点を取られて一時は危なかったけれど、4回に一気に逆転してそのまま逃げ切り。「不敗神話」いまだ継続中。 8月の終わりに福岡でホークスとの2連戦があり、この連戦にあわせて夏季休暇をとって行こうかと思っているけれど、この神話を継続できるよう気合いを入れてまた頑張りたい。


最後に今日のヒーロー、7回の満塁のピンチを防いだ星野投手(写真上)と9回を三者凡退に抑えて今季10セーブ目をあげた小野寺投手(写真下)の写真。勝利の花火の煙がすごくて、インタビュー中も両チームのメンバーが書かれている付近は白くかすんでます。