試合終了後に伊東監督がレギュラーシーズン終了のご挨拶


本日のライオンズ戦(インボイスSEIBUドーム)結果 


vs.千葉ロッテマリーンズ戦第20回戦 ライオンズ14勝6敗 
試合開始:18:01 試合終了:21:40 試合時間:3時間39分 観衆:27,269人


西武ライオンズ 4×―3 千葉ロッテマリーンズ 【延長10回】


    1 2 3 4 5 6 7 8 9 10  R H E
 0 0 0 1 1 0 1 0 0 0   3 7 1
 0 2 0 0 0 0 0 1 0 1X   4 10 2


【投手リレー】 (カッコ内は投球イニング数を示す)
(M)渡辺俊(6 1/3)〜藤田(2/3)〜ミラー(1/3)〜久保(2)
(L)西口(6 0/3)〜星野(1/3)〜山岸(1 2/3)〜三井(1)〜小野寺(1)


勝ち投手:小野寺7勝3敗29S 敗戦投手:久保7勝13敗


本塁打
(L)リーファー13号ソロ(ミラー)


【経過】
2回に中村と高木浩の連続適時打で2点をライオンズが先制。一方のマリーンズは、4回に今江の三ゴロ、5回に里崎の犠飛で1点ずつを返して同点に追いつき、7回には福浦の犠飛で勝ち越した。ライオンズは8回にリーファーのソロで追いつくと、延長10回には2つの敬遠四球で1死満塁になった後、中村が強烈な一ゴロを放ち、一塁手の福浦が打球を後ろに弾く間に3塁走者が生還しサヨナラ勝ち。レギュラーシーズン最終戦をサヨナラ勝利で飾ったものの、1位のファイターズも勝利したため、2位でプレーオフ進出。ライオンズは10月7日に始まる第1ステージからの登場となる。



【戦評その他】
今日は定時で仕事を終えてから、所沢へ向かった。西武球場前駅に到着したのが7時ちょっと前。遊園地からレオライナーで向かうと、球場前手前で球場内の上段が少しだけ見えるのだが、立見の客が場内をぐるりと取り囲むのが見えて、「ライトスタンド外での立見」を覚悟したが、強引に芝生席へ侵入し、いつもと同じような場所(某ビール会社の看板下の外野フェンスに近い場所)を確保。普段よりかなり狭いスペースだったが、いつもと同じ応援ができた。周りのコアなファン率は日頃の試合より高く、声も出しやすかった。プレーオフでのライトスタンドも今日と同じような環境になるといいなぁ。


さて試合のほうは、俺が球場に着いた瞬間、突然先発の西口が制球を乱し始めた。全体に球が高めに行っていたけれど、球審のストライクゾーンが左右方向に狭いように感じた。前日のダイスケ(松坂)もそうだったが、今日の西口も序盤は完璧な投球だったものの、4回からは別人のようにコントロールがバラついた。飛ばしすぎなのか、先制点を取ってもらった後に心にスキが生まれたのかはよく分からない。


4回表、1死満塁で今江が三ゴロを放ち、1点を返した場面。バウンドが高く跳ね上がるゴロだったので、フォースプレーとはいえ、本塁へ送球してもセーフで野選になる可能性が高かった。その意味で、三塁手おかわり君(中村)の判断は正しかったと思うが、2塁でアウトをとるより、3塁ベースを踏んでアウトを取って欲しかった。2死1,3塁と1,2塁では、投手サイドからすると縦変化の球を思い切り投げられるかどうかという違いが出てくるからだ。


ライオンズ打線は4回以降、連打はなし。バントなどで得点圏へ走者を進めても点にならず。自分が球場に着いてから入った点は、本塁打と相手の失策によるもの。チャンスでのタイムリー欠乏症がまだ続いている。今日は何とかサヨナラ勝ちできたが、プレーオフのように1点を争うような試合展開になると、チャンスを確実にモノにしないと厳しくなる。チャンスで打席に立った時、「自分で決める」という気合いが空回りしないように気をつけてもらいたい。


今日はレギュラーシーズン最終戦。サヨナラ勝ちであった。先制点をとったものの、中盤には一時逆転を許した。しかし終盤に追いつき、延長で逆転サヨナラ勝ち。圧倒的な強さは感じないものの、逆転されてもはね返し、最後には勝利をおさめるというのは今年のライオンズのパターン。今日は「2006年版ライオンズ」らしい戦いだったように感じた。


レギュラーシーズンはファイターズに1位を譲り、2位で終わった。レギュラーシーズン成績は80勝54敗2分。


80勝し、パの全球団に勝ち越したこと


は賞賛に値する。昨年のオフ、ポスティングで森慎二がメジャー移籍し、FAで豊田がジャイアンツに移籍。勝ちパターンの締めを任せる2投手が抜けた。野手ではホセ(フェルナンデス)がイーグルスへ移籍、外野守備を安心して任せられた小関もジャイアンツへ移籍した。今シーズンに入り、シーズン中盤から終盤にかけて故障者が続出(ナカジ&栗山の骨折、片岡、細川の離脱、キャプテン・ショウゴも足首を痛めて数試合欠場)したにもかかわらず、代役の選手が活躍。昨年5割に満たなかった勝率が、今年は6割にあと一歩で届く所まできて、正直「期待以上の成績」だったし、「よくやった」と言いたい。しかし、これから先のプレーオフは違う。敗退してしまえば何も残らない。第1ステージを勝ち抜き、相手チームのファイターズに1勝のアドバンテージが与えられる厳しい第2ステージを死闘で勝ち抜いた時に、本当の意味での「よくやった」を言いたい。


プレーオフは第1ステージからの出場となったが、考えようによっては、もしライオンズがリーグ優勝をすることになると、胴上げは必ず本拠地・所沢で出来るというのは嬉しい誤算。福岡or札幌への遠征費用も浮かせることが出来るし。


自分もレギュラーシーズンのライオンズ生応援は今日で終了。


全17試合の生応援で、10勝7敗の勝率.588


で終了。7月までは調子が良かったが、8月以降に大失速。それでも、最終戦で中継ぎ登板(試合途中からの球場応援)ながらもレギュラーシーズン2桁勝利を飾れたのは嬉しかった。チームの勝率と自分の生応援日の勝率がほぼ同じなので、応援の面から少しはチームの勝利に貢献できたかな?とも思う。プレーオフでは11勝目、12勝目と勝ち星を重ねていきたい。


ちなみに、第1ステージは第2戦(8日)と第3戦(9日)のチケットはファンクラブ先行予約にて入手済み。第1戦は夜勤(宿直)があるため、球場へは行けません。第2戦は夜勤明けで臨むので、スタメン発表からかなりのハイテンションでいけそうです。



いざ決戦へ! まずはホークス倒して、札幌行きのチケットをゲットせよ!