本日のライオンズ戦(グッドウィルドーム)結果 


交流戦】vs.中日ドラゴンズ戦第1回戦 ライオンズ1敗


試合開始:18:00 試合終了:21:47 試合時間:3時間47分 観衆:14,735人


西武ライオンズ 2―7 中日ドラゴンズ


   1 2 3 4 5 6 7 8 9  R H E
  0 3 0 2 0 1 0 0 1  7 9 1
  0 0 0 0 0 0 0 2 0  2 6 0


【投手リレー】(カッコ内は投球イニングを示す)
(D)川上(7)〜平井(1)〜岡本(1)
(L)グラマン(3 2/3)〜山崎(2)〜正津(2 1/3)〜星野(1)


勝ち投手:川上3勝2敗  敗戦投手:グラマン2勝5敗


本塁打
(L)カブレラ7号2ラン(平井)


【経過】


2回、ドラゴンズが李炳圭・谷繁の適時打と藤井の犠飛で3点を先制。4回には井端の適時打と立浪への押し出し四球で2点を追加。6回にも立浪に適時打が飛び出す。ライオンズは8回に2番手の平井からカブレラがバックスクリーン右横へ2ランを放つだけにとどまる。9回には森野の中前安打でドラゴンズがダメ押し点。ライオンズは今日の敗戦で、4位ファイターズとゲーム差なし、貯金も1まで減らしてしまった。


【戦評】 


個人的に今日の試合は、「Revenge the fifth game of 2004 Nippon Series」のつもりで応援に行った。2004年日本シリーズ第5戦のドラゴンズの先発も今日と同じ川上だったからだ。今日こそ打ち崩して勝つつもりだったが。


日本シリーズの時と比べると、今日の川上の状態は「打ち崩せないほど」いい状態ではなかったように感じる。ゴロやライナーでもいい打球はけっこうあったし、主軸のカブレラやベンちゃん(和田)がファウルで粘って球数を放らせる場面も見られた。それでも打ち崩すまでに至らなかったのは、先頭打者が出塁したのが1度もなかったから。1死、2死から出塁してもなかなか思い切った采配(走塁など)が出来ない。後続の打者にただ打たせるだけになって凡打に終わるケースが殆どだった。連打も1度も出なかった。


川上が降板して、8回にカブレラが2ランを放った場面が唯一ライトスタンドが盛り上がった場面。今年カブレラ本塁打を生で見たのは今日で2本目だけれど、打った瞬間本塁打とわかるものを見たのは久しぶりのような気がする。ファウルにはなってしまったが、他にも川上相手にポール際へ何球か本塁打性の鋭い当たりを飛ばしていた。ストレート系のボールへの振り遅れは気になるけれど、状態はそこそこいいのでは。


守備面ではエラーはゼロだったが、2回に平凡な内野フライというか浅い外野フライを、二塁手とライト、センターの3人がお見合いしてヒットにしてしまったプレーはプロとして論外。あの種の打球に対する対処法はキャンプで飽きるほどやっているはずなのに、なぜ出来ない? 選手同士の声が聞こえないほどグッドウィルドームの観客席はやかましくないはずなのだが。


もう1つ気になったプレーが、6回表1死2塁で立浪が中前安打を打った場面。センターから本塁への送球が間に合わないと捕手が判断した段階で、打者走者を2塁まで進めないようにする策を取らなくてはいけなかった。本塁へ生還する走者を刺そうとせず、かといって送球をカットして、打者走者が暴走気味に2塁へ進むのを阻止しようともせず。中途半端なプレーだった。この種のプレーもキャンプで練習しているはずなのに。


伊原さん(現・ジャイアンツ3塁ベースコーチ)がライオンズの監督をやっている時、しきりに口にしていた言葉が、「チームが勝つためには当たり前のプレーを当たり前にこなせばよい」というもの。今日のライオンズは当たり前のことが出来なさすぎ。守備がこんなボロボロなら、2年前のゴールデンウィークの時みたいに、


試合後にファンの見ている前で守備練習でもすればいい。


そうすればチームの流れも変わるよ。(←ヤケ気味)


先発のグラマンはストレートのスピードは出ていたが、制球が悪く、3ボールまでいくケースが非常に多かった。故障でアメリカへ帰国していたジョンソンも日本に戻ってきたようだし、今日のような投球をしていると先発ローテの座が怪しくなってくる。2軍では帆足も好投を続けているみたいだし。奮起を!


明日は腰痛から復帰の西口が登板予定。前回の連敗も涌井の好投で止まったけれど、今度は現状の悪い流れを、エース・西口の好投で止めてもらうしかないか。一昨日のブログに書いたことが現実になってしまったらタイヘン。


今日は、今年初めてファンプレゼントで当選し、豆乳うどんを持って帰ってきた。試合に負けたが、手土産だけ持って帰って、また出直して来いってことなのかな。完封されて、プレゼントもなしだったら、怒り狂って暴れていたかも。



出かける時には、チケット引換券と応援フラッグを忘れて、ドーム到着が20分遅れて、スタメン発表に間に合わない所だったし、帰りには今季初ナイター応援ということで、ドーム前広場のブルーイルミネーションを撮影しようと思ったら気づいた時には球場前の1番ホームにいるし。何か嫌な予感がしたんだよな。


試合中は、両外野スタンドを比べると明らかにレフトの方がファンが多かった。3年前の日本シリーズのようにドラゴンズが得点した時にウェーブが起こることはなかったけれど。情けないよな。平日ナイターにあまり行かない俺が言えることではないけど。今週は2度球場に応援に行ったけれど、今日よりも日曜の東京ドームの方が応援に燃えられた。ホームで応援する時にいまいち闘志を掻き立てられないのは問題なんじゃないの。確かにビジターにいけば、熱いファンが固まって応援せざるをえない状況になるから必然的に燃えられるというのがあるかもしれないが。


自身の今季球場観戦(応援)成績は2勝4敗1分けになった。1つはっきりした傾向が出ている。自分が見に行った時は、日本人の投手(西口&岸)が先発すると勝ち、外国人投手が先発すると勝てない(引き分けは1つあり)こと。ローテの順番で特別な事情がない限りは日曜にギッセルがくるので、このままだと少なくとも交流戦が終わるまでは勝ち試合がみられないことになってしまう。今日のように平日ナイターに行くことがなければの話だが。