本日のライオンズ戦(北九州市民球場)結果


福岡ソフトバンクホークス 4−13 西武ライオンズ


勝利投手:グラマン1勝 敗戦投手:カラスコ1敗


本塁打
(ラ)炭谷1号満塁(カラスコ), 2号2ラン(水田)
(ホ)ズレータ2号ソロ(グラマン)


終わってみたら18安打9四死球で13得点。先発の新外国人・カラスコとは初対戦だったが、ボールをよく見極めてKOすることが出来た。初対戦で悪いダメージを相手側に植えつけられたことは今後を考えても大きい。


打つ方で目立ったのは2本塁打の銀ちゃん(炭谷)。1本目は北九州市民球場の狭さに助けられたが、2本目は飛距離も十分。プロ入り初本塁打満塁本塁打という所に大物ぶりを感じる。今年のライオンズは中継ぎ以降の投手が手薄で、リードに頭を悩ませることが多いであろうにも関わらず、今日は攻撃面でも勝利に大きく貢献。守ることだけでなく、打つ方でもどデカイことをやってのけるなんて、とても高卒ルーキーには思えない。


先発のグラマンは、オープン戦を見る限りでは制球面にやや不安があったが、今日はそんな心配は無用だった。7回途中まで7本のヒットを浴びたが、四死球は2つで球数も93球とそれほど多くなかった。僅差の展開で今日と同様のピッチングが出来たかは分からないが、今後も十分に先発ローテに入ってやっていける出来だった。初先発としては合格点を与えられるだろう。


心配なのは中継ぎ陣。昨日サヨナラ負けのきっかけを作った2投手が、汚名を返上するために登板したが、星野は昨日に比べると攻めの投球は出来たが、松中に対して四球を与えた。また大沼は暴投や四球を連発。昨日の悪いイメージを払拭しきれていない様子だった。2人が期待通りの結果を出してくれない一方、最終回に登板したタカシ(石井貴)がホークスのクリーンアップを三者三振にとった。ストレートもMaxで145,6km出ていて、スライダーのキレも良かった。短いイニングを任せられているということで、球に力があり、気合も十分だった。2年前の福岡でのプレーオフ第5戦の延長10回の魂のこもった投球を思い出してしまったよ。今日くらいの投球が出来れば、ストッパーに起用しても大丈夫そう。今の小野寺の状態を考えると、8回がタカシさんで9回小野寺が理想かな。やっぱり気合溢れる投球は見ていて気持ちいいね。たとえ打たれてしまったとしても。


明日は両チームともWBC日本代表投手が先発。ダイスケ(松坂)には是非とも完投勝ちをお願いしたいなぁ。
それにしても、18安打9四死球だと、試合後にスコアを記録するのがタイヘン。色をつけなきゃいけない箇所が多すぎる・・・

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今日のライオンズナイターの中継を耳を澄まして聴き、福岡のライオンズ応援団が流す曲を確かめてみた。少なくとも8回と9回は関東版の応援歌が流れていた。今回の3連戦には、関東から応援団は行っていないと思われるので、今年からは試合の中盤or終盤には必ず関東版の曲が使われることになるのか。9回に走者がいない状況で、打席におかわり君(中村)と細川が入っていた時に、チャンステーマ1がなぜ流されていたのかは不明。応援団の新応援歌演奏練習が追いついていない??(勝手な推測)