本日のライオンズ戦(インボイスSEIBUドーム)結果 


vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第12回戦 ライオンズ8勝4敗


西武ライオンズ 5―6 東北楽天ゴールデンイーグルス


勝ち投手:徳元2勝 セーブ:福盛2敗18S 敗戦投手:石井貴4勝1敗


本塁打
(イ)フェルナンデス23号3ラン(山岸)
(ラ)和田13号ソロ(一場)


両チーム合わせて5失策と、ミスの多い試合だったが、そのミスが致命的になったのはライオンズの方だった。8回、無死1塁からバントシフトを敷いた中での捕手→一塁(ベースカバーは二塁手)への送球ミス、無死2塁でのバントで三塁封殺を試みた送球が悪送球と、続けざまに2つのミスが出て、決勝点を奪われてしまった。前者の送球は、一塁手が打者にプレッシャーをかけるために本塁方向へ猛ダッシュをかける中、二塁手の一塁ベースカバーが遅れて、送球が外野へ抜けてしまった。捕手が送球をやめれば起こりえないミス。後者に関しては、日頃のシートノックを意識的に行っていれば防げるミスだった。最近のライオンズはこうした守備のミスが一時に比べて減っていたのだが、久しぶりに痛いミスが出てしまった。


先発のグラマンは、5回までは球数少なくまずまずの出来だったが、6回に死球を与えたのをきっかけに崩れた。来週からは6連戦が基本的にないので、今回の6連戦の先発投手のうち1人は先発から外れることになる。外れるのは左投手2人のどちらか(松永、グラマン)とされているが、昨日と今日の2人の投球内容を比較すると、安定感からして来週も先発できる投手が自ずとみえてくる。


打線ではベンちゃん(和田)が復調気配。石井義はヒット量産体制、リーファーもようやくエンジンがかかり、日本の野球に慣れて来たようだ。ベンちゃんが完全な状態になれば、クリーンアップから下位打線に向かっていい打線のつながりが出来る。ナカジ(中島)とクリ(栗山)の穴を感じにくい状況になってきたのはいい傾向。


イーグルス相手に今日も苦労してしまった。ホークスが手堅い試合運びを続けており、明日、明後日は最下位チーム相手に負けるわけには行かない。明日は涌井が先発するが、2桁勝利という1つの大きな山を越えたのだから、これからはシーズン序盤のようないい投球が見られそうな気がする。


明日(8/12)は都合によりライオンズ戦の戦評はお休みします。