昨年はライオンズの選手会長を務めたものの、オフには自由契約になった小関が、メジャーのブルワーズとマイナー契約を結ぶことになったとのこと。


前西武小関、ブルワーズとマイナー契約へ


守備範囲の広さと送球の良さを買われての契約になったようだ。ライオンズ在籍時もゴールデングラブ賞をとるなど、決して派手というわけではなかったが、守備は堅実かつ安定していた。現在カージナルスに在籍する田口もメジャー移籍直後は守備での起用が多かったものの、現在ではスタメンで出場できるレベルにまで到達した。小関も最初は守備要員としてでもいいので、1日でも早くメジャーに昇格出来るように頑張ってもらいたい。


続いてはカブレラの話題。カブレラは毎年シーズンオフに母国でウインターリーグに参加しているが、今年は特にベネズエラ代表の4番として活躍ぶりが目立つようである。例年日本で記事になることは殆どないのだが、今年はいくつか記事が出ている。


西武カブレラ一転「WBC出たい」


今年は3月にWBC(ワールドベースボールクラシック)が初めて開催されるが、カブレラ自身は出場へ強い意欲を示しているようだ。アメリカでの予想でも、ベネズエラWBCで日本、アメリカ、ドミニカとともにベスト4に入るのではないかということで前評判もかなり高い。もしベネズエラWBCで勝ち進めば、カブレラのライオンズへの合流が大幅に遅れ、場合によってはオープン戦に未出場でシーズン突入ということもあり得る。彼は日本で実績のある選手だし、向こうで実戦を積んでいるわけだから、故障さえしなければ来日が遅れても全く問題はないと思う。先日、某スポーツ紙に載っていた写真を見る限り、体もかなり絞れていたようだし。日本代表がベネズエラ代表と対戦するのは、両チームが決勝まで勝ち上がった場合のみ。確率としてはかなり低そうだが、見てみたい対戦カードだ。


最後にライオンズのキャンプの話題。南郷でのキャンプでは連日のようにダイスケ(松坂)の話題ばかり報道されていて、他の選手の情報があまり入ってこない。そんな中、一昨日(2/7)のライオンズエキスプレスに、ジャイアンツから移籍の江藤が出演。ライオンズの選手達と接するようになってからまだ日は浅いけれども、ベンちゃん(和田)や平尾とよく話をしているようだ。タイガース時代の平尾とは試合前などに話をしたことがあったとのこと。ベンちゃんとはこれまで話したことが殆どなかったそうだが、今キャンプでお互いうまく打ち解けることが出来たようだ。江藤はライオンズの最年長選手として、ベンちゃんは外野手最年長、そしてチームの主軸としてチームを牽引していって欲しい。
江藤のインタビューの中で、「南郷にくるのは今回が初めて」とコメントをしていたが、実は違う。2年前にジャイアンツの選手として、南郷での練習試合に参加している。ライオンズは2年前の2004年から南郷でキャンプを張るようになり、南郷のスタジアムも改装された。その改装されたスタジアムのこけら落としの試合が、ジャイアンツとの練習試合(2004年2月27日)で、江藤は4番DHとしてフル出場している。証拠写真は下の2枚。スタメンの中にも、試合後のスコアボードにもジャイアンツの4番の所にしっかり名前が表示されている。



ちなみに僕はこの試合を南郷スタジアムのバックネット裏から生で観戦していた。上の2枚の写真はその時に撮影したもの。スコアブックを振り返ってみると、江藤は4タコだったようだ。試合もライオンズのいい面ばかりが目立つ展開で、唯一の失点もエラーによるものだった。(エラーしたのは長田。何でもない投ゴロをお手玉して一塁へ送球できず。試合後に居残り特訓。その様子を最後まで見届けて、帰り際にサインをいただいたという逸話がある。)
この2枚の写真を見ていると、南郷に行きたくなってくる。宮崎からは1時間半以上かかり、交通の便もよくない所なのだけど、マンゴーアイスが食えるし、昼は東京よりも確実に暖かいのがいい所。社会人になって今後行ける機会があるかどうか・・・