本日のライオンズ戦(フルキャストスタジアム宮城)結果

vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第15回戦 ライオンズ8勝7敗

東北楽天ゴールデンイーグルス 4−11 西武ライオンズ
勝利投手:西口15勝3敗 敗戦投手:ホッジス2勝11敗

本塁打
(ラ)和田24号2ラン(ホッジス)、貝塚2号2ラン(一場)、カブレラ30号ソロ(福盛)
(イ)吉岡8号ソロ(西口)

初回にホッジスの大乱調で5点を先制した時には、「今日の試合は終わった(勝ちだ)な」と思ったが、その裏に西口が3本の2塁打を許して2失点。何も相手のヘボ外人投手に付き合わんでもええのにと思っていたら、どうも疲労性の腹痛だったらしい。それでも、序盤はポンポンと打球を飛ばされていたものの、4回からは落ち着いた投球が出来ていた。ラジオで聴いていただけだったが、球のキレが中盤あたりから徐々に本来のものに近づいていたように感じた。6回3失点。今年、久々に最多勝争いをするほど素晴らしい成績・調子ということもあり、少々体調が悪くても試合は作ってくれる。来週末に福岡での登板が予想されるが、きっとタフな試合になるだろう。しっかり休んで疲れをとって臨んで欲しい。順調に行けば、俺が見に行く8/27あたりに、西口自身シーズン勝利数の自己記録を更新する17勝目をあげてくれるだろう。
打線は、初回こそ相手の乱調につけこんでの得点だったが、その後も着実に追加点を重ねていくことで、イーグルスサイドを諦めムードにさせた。3回裏に吉岡に本塁打を打たれた直後に、貝塚が2ランで追加点をあげたのが一番大きかったのではないか。
心配なのが豊田の出来だ。先週末、日曜日の札幌ドームでの試合で、先頭打者の小笠原にサヨナラ本塁打を許し、今日も同じく先頭打者のロペスに中越えの2塁打を許した。元来、非常にコントロールの良い投手なのだけど、カウント0−3となる場面があるなど、「らしくない」投球内容だった。今日のように大量リードの展開では問題ないのだけど、セーブがつく3点差以内の試合での登板はちょっと怖いかな。シンジ(森)が左足首痛で今日抹消されており、安定感のある投球を何としても取り戻して欲しいのだけど。打線がとことん頑張って、今日のように中盤までに試合を決める展開に持っていかないといけない。
明日は前回の対決で完封勝利を許してしまった有銘との再戦。打線の調子はいいので、打ち崩すことは可能なはずだ。