本日のライオンズ戦(フルキャストスタジアム宮城)結果

vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第16回戦 ライオンズ9勝7敗

東北楽天ゴールデンイーグルス 0−4 西武ライオンズ
勝利投手:帆足11勝5敗 敗戦投手:有銘2勝4敗

本塁打:なし

ちょうど1週間前、札幌でボロボロに崩された帆足だったが、本人が「腕の振りが悪かった」というように悪かった点を自覚し、修正して試合に臨んだ結果、今日のような素晴らしい結果が出たのだろう。佐竹に12球粘られるシーンがあったが、他の打者に対する時は安心して投球を見ていられた。6回に幸運な2塁打でライオンズが先制したその裏、礒部を四球で出してピンチを招いたが、併殺で切り抜けた。最終回もあっさりと三者凡退で切り抜けて、完封勝利を飾った。初完封するまでは、8回までと9回の投球がまるで別人のようになり、豊田など救援投手の助けを借りることが多かったが、1度経験することで9回もそれまでと同様の投球が出来るようになった。今日の勝利で帆足自身のシーズン最多勝利を更新(昨年の10勝が最高)。球のキレがあれば、あと4つくらいは勝てるのではないだろうか。(15勝して欲しいという願望も込めて)
打線は有銘相手に手を焼いたが、6回にはカブレラの幸運な2塁打、9回には先頭打者が出塁し、バントで送って、犠飛で追加点。さらに内野安打と四球でチャンスを作り直して、片岡の2点適時打。最近はバントなど細かいプレーがきちんと出来ているような気がする。また、守備でもくだらない凡ミスがあまり出ていない。特に片岡−高木浩の二遊間は最高! 投手もいいリズムで投げられているし、攻撃面も先頭打者を出せば、点が取れるいい状態になっている。
3位のオリックスに一時は6ゲームの差をつけられて、POを諦めかけていたが、この3連戦3タテで再び3位争いに殴り込みをかけて、かき回すことが出来るような自信が持てた。明後日から対戦するマリーンズは最近打線が爆発しているようだけど、ロースコアの展開に持っていけば、ライオンズペースになるのではないか。オリックスは明後日から福岡でホークスと対戦。オリックスとの差を一気に詰めるチャンス。火曜日は河原先発かなぁ。2度連続で序盤KOは許されんぞ。