本日のライオンズ戦(千葉マリンスタジアム)結果

vs.千葉ロッテマリーンズ戦第8回戦 ライオンズ2勝6敗

千葉ロッテマリーンズ 1−3 西武ライオンズ
勝利投手:西口10勝3敗 セーブ:森2勝2敗2S 敗戦投手:セラフィニ4勝3敗
本塁打
(ラ)赤田3号ソロ(セラフィニ)
(マ)橋本4号ソロ(西口)

10日ぶりの勝利。連敗がようやく7でストップした。今日も負けていたら借金が2桁になってしまう所だった。西口が降板した9回はヒヤヒヤものだった。1つ勝つことの難しさを痛感させられた。ファイターズが今シーズン、11連敗の後で7連勝をしているので、それにあやかってこれから連勝といきたい。
今日は西口がエースらしく、リズムの良い投球を見せてくれた。8回で僅かに97球、三振は2つしか取れなかったが、7回までは完璧な投球。8回は橋本に本塁打を打たれ、更にチャンスを作られたが、ショウゴ(赤田)の好守備にも助けられて、1失点に抑えられた。チームが連敗し、瀬戸際に追い込まれた状態でこれだけの投球が出来るのはさすがである。
攻撃面では、連敗中は打つ一辺倒の攻撃だったのが、今日は大事な所で小技を絡めた攻撃が見られた。5回、1死1塁からヒロユキ(高木浩)がカウント2−3から、エンドランのサインに左前安打で応えてチャンスを広げ、その後の2本の適時打につなげた。4回にはベンちゃん(和田)が、7回にはヒロユキが投手と一塁手の間へ絶妙なセーフティーバントを決めた。走塁面では、5回に高波とショウゴのコンビで重盗を決めた。ベンちゃんのバントは久々に見た気がするなぁ。カブレラとマヨ(フェルナンデス)の2人は除いて、他の選手は皆バントをやるぞという姿勢を相手に見せておくのは大事ではないかな。実際にやる、やらないは別にしてね。
一方で連敗中に現れていた悪い兆候も随所で出ていた。内野ゴロ併殺打が2度で、チャンスを潰した。特に先頭打者を塁に出した時の攻め方は気をつけないといけない。あとは、1塁走者の塁上での集中力かな。今日は3度ほど牽制でヒヤリとさせられる場面があり、初回にベンちゃんが刺された。併殺打も痛いけれども、牽制で刺されてチャンスを潰すのも非常にもったいない。
最後に、最も気になったのがカブレラである。相手の先発投手や球審に対して不満があったのかもしれないが、その不満をプレーにマイナス方向に表すのは良くない。今日は2度内野ゴロを放ったが、両打席とも1塁への全力疾走を怠った。特に4回の場面では、併殺を防ごうと全力で走るべきだった。チームの連敗は止まったけれども、こういった緩慢プレーが出ているようでは、チームに勢いがつかない。俺が監督やったら、試合後に尻(ケツ)バット数発くらいはぶちかましただろうな。締める所は締めていかんと。
明日はダイスケ(松坂)が中5日で先発。当初は別の投手が投げる予定だったらしいが、来週と再来週のホークス戦を見据えてのローテだろうか。借金が膨らんでいるだけに、勝てる試合では確実に勝ちたい。