本日のライオンズ戦(長野オリンピックスタジアム)結果

vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第9回戦 ライオンズ5勝4敗

西武ライオンズ 7−11 東北楽天ゴールデンイーグルス (延長11回)
勝利投手:福盛3勝1敗6S 敗戦投手:小野寺1敗
本塁打
(ラ)カブレラ16号ソロ(岩隈)、和田13号ソロ(福盛)
(イ)礒部14号ソロ、吉岡2号2ラン(豊田)

長野は、ライオンズの勝ちパターン継投を担う投手にとって相性が悪い土地なのだろうか。昨年はシンジ(森)が井口(現・ホワイトソックス、当時はホークス)に逆転満塁弾を浴び、今年は何と豊田が1イニングに2発を浴びて2点リードを守れなかった。タイトルの通り、2年連続で悪夢の長野遠征となってしまった。
8回終了時点で2点をリードし、勝利は間違いないと思ってテニスへ出かけたのだが、自転車で移動中に聴いていたNACK5の中継で豊田が吉岡に逆転2ランを浴びたのを聴いた。結局、9回裏2死までしか聴けず、このまま逃げ切られたのかと思ったのだが… テニス終了後に携帯でチェックすると、7−11での敗戦。9回に一旦は追いついたことを知った。試合は延長11回までもつれたようだけど、最後の小野寺がいけなかったようだ。2死を取った後に四球を出し、その後4連打を浴びて一気に4失点。2死を取った後で急に崩れて失点というのは非常にいただけない。一昨日、宮越がいい投球をしたのだが、3イニング投げていたということで厳しかったのか。
豊田が打たれたのが一番の誤算だったが、その前の8回に投げたシンジも危なっかしい投球だった。益田の右飛は、ライトの宮崎の好プレーによるもので、竜太郎の二ゴロもあわや内野安打になりそうな二遊間を抜けてもおかしくない当たりだった。シンジには明日、昨年のリベンジを完全に果たして欲しい。
先発の西口の出来は良くもなく悪くもなくといった感じだった。飯田や沖原といったベテランや小技が効く打者には上手く打たれてしまった。次回、おそらく千葉マリンでの登板になると思うが、是非今季10勝目をあげてもらいたい。
イーグルス先発・岩隈にライオンズ打線は苦しめられたが、4番から6番打者のトリオはしっかりととらえられていたように感じた。カブレラの第2打席での本塁打は、外角低目へのスライダーをバットの先でバックスクリーンへ運んだものだったが、あのコースのボールを本塁打できるというのは状態がいい証拠ではないか。状態が悪い時だと、空振りか三遊間へのゴロに終わるだろう。
今日の試合では、豊田が打たれてしまったけれども、7回裏の満塁の場面で沖原が信じられない悪送球をして3点ももらえたし、豊田が打たれた直後に土壇場でベンちゃん(和田)の本塁打で追いついたのだから、延長でサヨナラ勝ちと行きたかった。守護神が打たれる試合は年間で何試合かはあると思うが、その試合でも追いつき、逆転勝ちするかどうかでシーズンの成績が大きく変わってくる。現在のライオンズはバファローズとファイターズとの3位争いをしている状況だが、今日の勝敗というのが最終的なシーズン成績や順位に響いてくるような気がする。結果的に、3位以内を確保してPOへ進出できれば、最低限OKなのだけど。
明日は試合終了後、ライオンズの面々は長野から札幌へ移動。飛行機の直行便がないため、一旦長野新幹線で東京に移動した後、羽田から飛行機で札幌入りとなるそうだ。移動時間もかなりかかるようなので、明日は試合時間3時間くらいでスカッと勝って、気分良く札幌へ移動してもらいたい。