本日のライオンズ戦(インボイスSEIBUドーム)結果

vs.オリックスバファローズ戦第8回戦 ライオンズ4勝4敗

西武ライオンズ 5−6 オリックスバファローズ
勝利投手:菊地原2勝1敗1S セーブ:大久保1勝10S 敗戦投手:星野1勝1敗
本塁打
(ラ)和田12号ソロ、中村15号ソロ(川越)

6回裏に勝ち越し点が入り、ライオンズの勝利の方程式で逃げ切るはずが、直後の7回に逆転を許して、そのまま逃げ切られた。勝ち越しを許した後に登板したバファローズの加藤と大久保は、ともに直球の伸びが素晴らしかった。あの投球をされると、点差1点でも追いつくのは厳しい。
先発の河原は序盤から制球が乱れていた。カウントを3ボールまで持っていくケースが多く、リズムのいい投球が出来なかった。4回途中から河原の後を受けて登板した宮越は、5回から7回2死までほぼ完璧な投球だった。6回に勝ち越し打が飛び出し、プロ入り初勝利の絶好のチャンスだったのだが、後続の投手が打たれて消えてしまったのが残念。7回2死2塁から星野が登板したのだが、初球の入りが軽率だった。相手が4番打者であること、1塁が空いていたことを考えて、次の打者まで含めた2人で1アウトを取ればいいという余裕が欲しかったな。非常にもったいなかった。
打線では、1番の栗山がいい働きをしている。特に第1打席の出塁率が非常にいい。ここ5試合中、4試合で第1打席に出塁している。5回、その栗山が出塁した後、ゲッチュ(大島)に代わる代打でショウゴ(赤田)が出た場面。勝ち越し点を奪いに行くために送りバントをして欲しかったのだが、バントが出来ずに追い込まれた挙句、普通に打ちに行って投ゴロ併殺。こういうプレーが出ると、相手に流れがいってしまう。自分の果たすべき役割を理解して、プレーで体現できる選手になって欲しい。なかなか難しいとは重々承知の上だけど。
せっかく今季初の5連勝が出来そうな試合展開だったにもかかわらず、結局勝ちに結びつけることが出来ないために、いつになっても借金が減らない。本当は今日が終わった時点で借金を1にしていなければいけなかった。今日負けて借金は3。この2つの差は大きい。
ここ3試合、先発投手が打ち込まれることが続いた。失点は増えなくても、球数が多くなって、中継ぎ投手にしわ寄せが来る。明後日からは年1回の長野でのイーグルス戦。先発投手の奮起を期待する。最低でも7回は投げ切るつもりでいて欲しい。
次回の本拠地での試合は7月9日のホークス戦。遠征が暫く続くが、所沢に戻ってきた時にどんな成績で戻ってくるか。とりあえずの山は来週前半の札幌でのファイターズとの3連戦だろう。