本日のライオンズ戦(インボイスSEIBUドーム)結果
西武ライオンズ 3×―2 オリックスバファローズ
勝利投手:豊田1勝 敗戦投手:吉川1敗

中盤までは息詰まる投手戦。7回にライオンズが平尾と佐藤の適時打で2点を先制するも、バファローズは8回に1点を返し、9回にはライオンズのストッパー・豊田を攻略して同点に。
追いつかれたライオンズはその裏、再び佐藤のショートへの内野安打でサヨナラ勝ち。

今日はパリーグの他の2球場と同様、投手戦になった。先発投手は、各チームずらりとエースクラスが並ぶわけだから、まぁ当然といえば当然だが。
何はともあれ、勝てて良かった。最終回に豊田が打たれて同点に追いつかれて、直後にサヨナラ勝ちという展開は、昨年のPO第1Sの第3戦と同じ展開。あの時の劇的なシーンをつい思い出してしまった。
ダイスケ(松坂)はオープン戦の最終登板(20日ジャイアンツ戦)に続いて好投を見せた。球速はそれほどでもないのに、打者の手元で伸びて、各打者が振り遅れる。1点は取られた(自責は0)ものの、これまで経験した開幕戦のマウンドの中で一番の投球が出来たのではないかな。嫁さんが見ていたからっていうのもあるかもしれない。目の前で不甲斐ない投球は出来ないからね。自分も、好きな人(気になる人)や知り合いが見ている前では、どうしてもいつも以上に気合いが入ってハッスルしてしまうものだから、よ〜く分かるよ。(^^)
最終回に同点になって、ダイスケの勝ちが消えてしまったのは残念だったけど、制球力には絶対の自信を持つ守護神の豊田があれだけボール球が多かったのも珍しい。代打・塩崎に打たれたのはフォークがど真ん中に入ってしまったものだったし、何からしくなかったな。球数も多くなってしまった、オープン戦でも連投していないだけに、明日はライオンズが余裕を持って逃げ切れるような展開に持っていって欲しい。

そのためには打撃陣の奮起は不可欠。今日の試合では、ライオンズの放ったヒット7本のうちで長打は僅かに1本。あわや本塁打といういい当たりの打球もあったから、それほど心配はしていない。各選手ともとりあえず1本放てば、乗って行けるのではないか。

今年から観客数が実数発表されることになったのだが、他の2球場(福岡、千葉)に比べて、所沢は明らかに客の入りが少なかった。対戦相手にもよるのかもしれないけど、昨年の日本一チームであるだけに寂しさを覚えた。私自身も球場へ足を運んだわけではないので、あまり大きなことは言えないのだけど。