本日のライオンズ戦(インボイスSEIBUドーム)結果

vs.北海道日本ハムファイターズ戦第17回戦 ライオンズ7勝10敗

西武ライオンズ 5−4 北海道日本ハムファイターズ

勝利投手:三井1勝2敗 セーブ:豊田3勝1敗17S 敗戦投手:入来6勝5敗

本塁打
(ラ)フェルナンデス22号ソロ、栗山8号2ラン(入来)

4点差を逆転しての勝利! 魔の火曜日の連敗も9でストップ(6/21以来の火曜日勝利)!
今日は4回裏からTV観戦。
涌井の初回の投球は素晴らしかったのだけど、2回と3回はいずれも先頭打者を出して失点。本塁打によるものではなかったけど、嫌な点の取られ方だった。4点のリードを許した時には負けることも覚悟した。今年のライオンズは3点リードを許し、逆転して勝った試合がなかったのだから。
悪い雰囲気を振り払うきっかけになったのは、打つ方ではマヨ(フェルナンデス)と栗山のの本塁打、守る方では宮越&三井の中継ぎコンビの好投だった。宮越は先発に回ってからの好投を今日も見せてくれ、三井は2イニングパーフェクト。力みがなくて、真っ直ぐの伸びも変化球も全ての球種が素晴らしかった。野球の神様からのご褒美なのか、今季初勝利もゲット! 先発に回ると序盤からボコボコに打ち込まれるのだけど、中継ぎだとしっかりと抑えられる。不思議だ。
話は元に戻って、今日の先発・涌井に関して1つ言えることは、「いい球を持っているのに、それを生かしきれずに宝の持ち腐れになっている」ということ。どうも横浜高校の先輩投手(松坂)からいろいろと技術を学んでいるようだが、他の投手からも学ぶべき所があるのではないだろうか。今日2番手で投げた宮越は、直球は最速でも140キロそこそこしか出ないのに空振りを取ることが出来る。変化球とのバリエーション、投球フォーム、配球の組み立て、その他いろいろな所に要因があると思うのだけど、ダイスケ(松坂)のようにもの凄い球を投げる投手だけではなく、技巧派投手の投球動作にも日頃からもっと目を配って学んで欲しいと思う。学ぶべき課題は山積みだ。高卒ルーキーなのだから、発展途上にあるのは当たり前だとは思うけど。
最終回は久々にセーブのつく場面で豊田が登板。ちなみにセーブがついたのは8月6日のファイターズ戦(札幌ドーム)以来。本拠地でセーブがついたのは、何と6月22日以来、ほぼ2か月半ぶりである。週末のホークス戦で、フォークの落ちはいい感じに戻ってきていると思っていたのだけど、今日はそれに加えてストレートのコントロール、キレともに完璧だった。運良くというか、下位打線との対戦だったので三者三振に抑えられた。でも今日くらいの投球が出来れば、上位打線でも抑えることが出来たのではないだろうか。体の状態を考えると連投はキツイかもしれないが、今後は間隔が空き過ぎないように登板機会を作ってあげて欲しい。
0−4からの逆転勝利。序盤にリードを許し厳しい展開にはなったが、逆転で勝利という、チームに勢いがつくような勝ち方だった。これで火曜日の連敗も9でストップ。来週の火曜はおそらくダイスケ(松坂)のバースデー登板になるだろうが、PO進出のために今後は火曜日を連勝街道にしなきゃいけない。。
明日はそのダイスケが先発。対するファイターズの先発は鎌倉。ライオンズ打線は鎌倉に苦しめられることが多いのだけど、鎌倉先発ゲームではライオンズが大量リードを許す展開が多いというのも事実。明日はダイスケにしっかりと抑えてもらって、鎌倉にプレッシャーがかかるような僅差の展開に持っていきたい。ライオンズにとっては残念なことだが、オリックスがホークスにサヨナラ勝ちをしてしまった。明日も勝ち、ファイターズに連勝して、ファイターズをPO進出争いから一歩後退させたい。

PO進出、そして24年連続Aクラスを目指して、
明日も勝つぞ、ライオンズ!