中継ぎ陣がリードを守れず、今季３度目のサヨナラ負け

本日のライオンズ戦の結果(阪神甲子園球場)の結果

vs.阪神タイガース戦第１回戦　ライオンズ１敗

試合開始：14:01　試合終了：17:07　試合時間:3時間06分　観衆：46,797人

タイガース　３×―２　ライオンズ●

【投手リレー】（カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Ｌ)平野(6)〜長田(1)〜ゴンザレス(1 1/3)〜ウィリアムス(0/3)
(Ｔ)能見(9)

勝利投手：能見４勝４敗　　敗戦投手：ゴンザレス４敗３Ｓ

【本塁打】
(Ｔ)ブラゼル６号ソロ(長田)

まずビックリしたのはタイガースのスタメン。守備練習でレフトに金本がおらず、マートンが普段のライトではなくレフトで守備練習していたことから、レフト・マートンで、金本はお休みということは分かったのですが…

４番にマートンを持ってくるのはまだしも、

５番　ライト　桧山

これには球場全体がビックリ＆タイガースファンからは大歓声。４年ぶりのことだったそうです。

初回に３，４番の連続適時打で２点を幸先良く先制。しかし、その後本来の調子を取り戻してきた能見に対して２回以降は連打が出ず。追加点を取れなかったのが、後々厳しい展開を呼ぶことになってしまいました。

今季初の１軍昇格で先発を任された平野。２軍では良い結果を残していましたが、試合を作ってくれればと思ってみていました。結果は６回１失点（自責は０）。ストレートは球速の割に走っているように見え、変化球の制球もまずまずでした。四球はわずかに１個、自滅することなく試合を作ってくれました。今日の内容であれば、先発ローテ５番手の座を与えることが出来ると思います。

平野がせっかく良い投球をしていたのに、足を引っ張ったのがバックを守る野手陣。３回の１失点は悪送球２つに、悪送球後のベースカバーを怠ったために取られたもの。その後も２つのエラーが出て、この試合で４つのエラー。さらにバッテリーエラーも複数。これだけミスをしまくっても、９回表まで２−２のタイスコアの試合が出来たことが信じられないくらいです。慣れない土のグラウンドとはいえ、あまりにもミスが多すぎ。甲子園での捕球ミスには、日頃人工芝のグラウンドでいかに雑にやっているかが表れていると思います。

平野が６回１失点に抑え、この時点で２−１の１点リード。ライオンズが追加点を奪うことなく３イニング守り抜くのは厳しいと思っていたら、７回裏でいきなり当たってしまいました。浜風に押されたとはいえ、スタンドまで運ばれてはまずいでしょう。

２−２の同点に追いつかれて、８回からはゴンザレスが登板。８回裏は満塁のピンチを迎えながら辛うじて抑えたような状態なのに、９回も続投。９回裏、先頭のブラゼルにボテボテのヒットをライト前に打たれた時点で、サヨナラ…の臭いがプンプンしました。

ゴンザレスが１死満塁のピンチを招き、このピンチを切り抜けてくれとばかりにウィリアムスを投入。２球目にぶつけてしまい、サヨナラ負けとなってしまいましたが、あんな場面でつぎ込まれたウィリアムスが酷です。９回裏は、ブラゼルに大きい（長打）のを打たれなければ、そんなに怖がるような打順ではなかったので、イニングの頭から別の投手でも良かったと思います。

人生２度目の甲子園で初の敗戦。サヨナラ勝ちが決まった瞬間の歓喜の風船飛ばし、ヒーローインタビュー後の六甲おろしの大熱唱。全てが堪えました。「あと１人」、「あと１球」コールを聞かずに済んだのはまだ良かったですが。六甲おろしは夜眠っている時の夢にまで出てきてしまいそうな…でした。

５月28日の公示。

登録：MICHEAL　　抹消：平野将光

まじですか！！　今季初登板であれだけ良い投球して、来週末もまた先発で見られると思って楽しみにしていたのに。

落とすんだったら違う投手がおるやろ〜〜！！（怒×100）

しょうがないですね。監督はあの投手の信者ですからね。懲りずに僅差リードの展開での８回に使うんでしょう。残すんだったら、平野の代わりに先発させればいい。そうすれば、その試合で十亀や大石に登板機会があるかもしれないから。