日本シリーズ勝敗予想

ライオンズがプレーオフ第1ステージで敗退して11日が経過。今日から所沢で秋季練習をスタートした。昨年に続いて2年続けて「10月9日」にシーズン終了。明日から日本シリーズが始まるというのに、秋季練習をスタートしなければいけないなんて寂しい。
来年こそはこの時期まで真剣勝負が出来るよう、今秋、そして来春の練習やキャンプで、技術面と精神面の両面で成長してもらいたい。


さて、明日から日本シリーズが始まる。ドラゴンズvs.ファイターズ。シーズン中の投手力や攻撃力を示す各種データをみると似たカラーのチーム同士の対戦といわれている。ここで早速、私のシリーズ勝敗予想。


4勝1敗で北海道日本ハムの日本一!!


今回は第三者として気楽に見られることもあり、心情的には最後の名古屋決戦(第6戦、第7戦)までもつれて欲しいと思っている。ただ、シーズン終盤での両チームの勢いを考えると、ずっと上り調子できたファイターズが、日本シリーズでも勢いを維持して、一気に行ってしまうような気がする。ナゴヤドームでの最初の2試合は両チームとも1勝1敗。しかし、札幌へ移動してからは、スタンドの殆どを埋め尽くすファイターズファンの力を借りつつ圧倒するような気がする。


今年札幌ドームで観衆が41000人を超えた試合は10戦全勝


とのこと。報道によると、札幌ドームでの日本シリーズチケット販売においては、先行予約の段階で深夜でさえなかなか予約の電話がつながらなかったようなので、満員になることは間違いない。


シリーズ勝敗の鍵を握る選手は両チーム何人かいる。投手と野手にわけてそれぞれあげてみる。投手に関しては、


ドラゴンズ:山本昌投手  ファイターズ:金村投手


と思われる。山本昌投手は過去3度のシリーズ出場で未勝利。彼のような投手はパリーグにはいないタイプなので、彼で勝ちを計算できないと苦しいような気がする。シーズン終盤はエースの憲伸の状態もあまり良くなかったようなので。
一方のファイターズは、監督批判発言でプレーオフに出場できなかった金村投手。優勝を決める最後の最後で現場にいられなかった、勝利に貢献できなかった悔しさをこのシリーズにぶつけるはず。フェニックスリーグでの最後の調整登板では4回5失点と結果が出なかったが、これまでファイターズのエースとして何年も君臨してきた投手。本番ではいい結果を残すような気がする。レギュラーシーズン最終登板でKOされながら、プレーオフ第1ステージの初戦で見事完封勝利をあげたダイスケ(松坂)のように。


野手に関しては、両チームとも1,2番打者が鍵を握りそう。2年前にライオンズがドラゴンズと対戦した時も、ライオンズの1番打者のトモアキ(佐藤)とドラゴンズの1,2番コンビの荒木、井端の差が最終的にライオンズ日本一へつながった。両チームとも1,2番が出塁することにより大量点につなげられる打線なので、この2人がどれだけ出塁するかが得点力、そして勝敗を左右することになるだろう。


ドラゴンズは52年ぶり、ファイターズは前身の東映フライヤーズ時代以来44年ぶりの日本一を狙うということで、両チームとも日本一から長く遠ざかっているチーム同士。「日本シリーズを制してチームの歴史に自分達の名前を刻みたい」という気持ちがどちらのチームが上回るか。精神面の勝負も含めて、明日からじっくり楽しませてもらうつもりだ。