■ - ほっくんのライオンズ応援記

本日のライオンズ戦(インボイスＳＥＩＢＵドーム)結果　

vs.北海道日本ハムファイターズ戦第11回戦　ライオンズ８勝３敗
試合開始：13:00　試合終了：16:19　試合時間:3時間19分　観衆：19,872人

　１２３４５６７８９ＲＨＥ
Ｆ００００１１０１０３８１
Ｌ００１４００００ × ５ 11 ０

勝ち投手：ギッセル５勝　セーブ：小野寺２勝１敗17Ｓ　敗戦投手：ディアス３勝４敗

【本塁打】
(Ｆ)小笠原17号ソロ(ギッセル)
(Ｌ)中島15号２ラン(トーマス)

【経過】
３回裏、ライオンズが中島の適時打で先制。４回裏には相手の守備のミスから作った１死１,３塁のチャンスで福地がスクイズを決め、さらに赤田の適時打、中島の２ランで計４点を追加。中盤以降はファイターズが追い上げ、５回には森本の適時打、６回には小笠原のソロ、８回にはセギノールの犠飛で３点をかえしたが反撃及ばず。ライオンズが２点差で逃げ切り、この３連戦を２勝１敗の勝ち越しで終了した。

【戦評】
両チームの先発投手ともに立ち上がりの制球が悪かったが、ギッセルは２回途中から徐々に良くなり、ディアスは不利なカウントになっても崩れなかった。

先制点はライオンズが３回に奪ったが、福地のヒット→盗塁→ショウゴ(赤田)の進塁打(二ゴロ)→ナカジ(中島)の適時打と、足を絡めて理想的な形でとることが出来た。

この試合の流れを決めたのは、４回１死１塁でヒロユキ(高木浩)が投ゴロを打った場面。ディアスがゴロを捕った瞬間、１−６−３の併殺でチェンジと思ったが･･･　二塁への緩い送球が大きく高めにそれてセンター方向へ。１つもアウトがとれずに１死１,３塁とチャンスが広がって、その後の４点につながった。ミスなく併殺をとられていれば、４回の４点はとれず、ライオンズにとってかなり厳しい展開になっていたのではないだろうか。直前に細川が珍しくバントを失敗していたし。

４回の４点の内容について。１死１,３塁、打者が福地、カウント０−２の場面でファイターズベンチがタイムをかけ、直後にスクイズで２点目を奪った。ファイターズ側はスクイズに対して全く無警戒だった。スクイズでの得点は久しく生で見ていなかったので気持ちよかった。ショウゴの左前適時打、ナカジの左中間への２ランと続き、５−０とリード。試合の流れは決まったように思えた。

５点差がついてもあっさり試合が決まらないのは、11連勝していたファイターズが相手だったから。５回に森本の適時打、６回に小笠原の本塁打で３点差まで詰められた。ライオンズは５回、６回と２イニング連続で満塁のチャンスを作りながらも追加点を奪えずにいたので、終盤に向かって非常に嫌な流れになっていた。

ギッセルが球数を要しながらも７回まで２失点に抑えて、８回からは三井が登板。最近の調子のよさが今日は出ずに終わった。先頭の森本に対して真っ直ぐで２球簡単に空振りをとった後、右前にヒットを打たれてからおかしくなった。１死１,３塁からセギノールにセンターへ犠飛を打たれて１点を失ったけれど、この犠飛もショウゴの超ファインプレーがあったから犠飛になったもの。センターの頭を越える長打になってもおかしくない当たりだった。三井の乱調で、抑えの小野寺を８回２死からつぎ込む状況になったが、落ち着いて４つのアウトをとってゲームセット。小野寺の安定感が日に日に増してきている。今日は２点差で最終回を迎えたけれど、最終回のファイターズの攻撃が始まる前に、客席に敷いていたシートを早々と畳んでしまった。それだけ信頼できるようになった証拠。安心して見ていられる投球をずっと続けて欲しいな。

ファイターズ相手に何とか２勝１敗と勝ち越すことが出来た。２つ勝ったものの、昨日はサヨナラ勝ち、今日は終盤に追い上げられた。シーズン中の対戦が残り９試合。簡単には勝てないだろう。

それにしてもギッセルが先発した試合(７試合)は負けない。ギッセル自身にも黒星がついていないけれど、チームも６勝１分けと「不敗神話」が構築されつつある。塁上に走者がいない時の投球のリズムがいいこと。ちょっとグラウンドから目を離すと、すぐに次の球を投げるから、スコアをつけるのもタイヘン(笑)　いつまで負けなしでいけるかな。ちなみに、俺自身も所沢での観戦(応援)試合の連勝も５まで伸びていて、どこまで伸ばせるか楽しみ。

今日のお立ち台は４安打のナカジ。俺が所沢へ見に行った試合では３試合連続でお立ち台に上がっている (過去２試合はサヨナラ適時打を打って上がった)。最近は非常に調子が良く、カブレラもかなり調子を落としているので、３番と４番を入れ替えてもいいくらい。走塁も積極的になってきたし、守りでミスが出なければ最高だな。