西口&ベンちゃんはライオンズの宝!

久々にライオンズの話題です。
研究室の発表準備に追われているうちに、ライオンズの契約更改が進み、中盤から終盤に差し掛かっています。主力組も続々と交渉を済ませています。
中でも西口とベンちゃん(和田)の契約更改後の会見には好感が持てました。

西口文也投手 2億円→3億円(1億円UP!)
パリーグ初の3億円投手らしいです。
以前に帆足が契約更改を行った時に、投手の中で帆足は3番目に査定が良かったということだったので、トップ2は西口&ダイスケ(松坂)で決まりだろうと思っていました。アップ幅をみると、トップ査定だったのでしょう。今年はあと1人の所でNo-No(ノーヒットノーラン)を逃したこともあり、9回まで完全試合ながら試合が延長に突入し、10回の先頭打者にヒットを打たれて大記録を逃したこともありました。完全試合を逃した8月27日のイーグルス戦(所沢)はライトスタンドで生応援し、一挙手一投足に痺れさせてもらいました。大記録の証人にはなれませんでしたが、印象に残る試合の1つとして忘れることの出来ない試合になるでしょう。
ノーヒットノーラン完全試合といった大記録に対する無欲さは相変わらずのようで、会見において、
運を使い切っていないということ。あれはあれでよかった。また来年、ああいう試合ができたら、また同じ場面で打たれたいです
とのこと。4度目も失敗したら、間違いなく別の意味でプロ野球の歴史に名を残せるでしょう。3回チャンスを逃しただけでも十分多い気はするけれど。
来年は、とりあえず大記録の話は差し置いて、今年同様に17勝をあげて、プロ入り150勝に到達して欲しいです。将来的には、大卒投手2人目の200勝投手になって欲しい!(1人目はタイガースのあの大投手(故人)で、永久欠番背番号11の投手です。)
さらに、今後の身の振り方については、
(FAは)興味ないです。ずっとここ(ライオンズ)に居座ってやろうと思ってますから。
最近はFAやポスティング制度もあってか、プロ入り時に入団した球団で現役引退まで頑張ろうという選手が少なくなったので、このような選手には好感が持てるし、球団も大事にしてあげないといけないですよ。西口は仮にFAしたとしても、某金満球団に行きたがる筈はありません。あのドームのマウンドが・・・だから。


● 和田一浩外野手 2億5千万→2億7千万(2000万UP!)
シーズン序盤は不振で、打率も2割そこそこに低迷した時期が続いたものの、気温が上がるのと比例するように打率も急上昇し、終わってみれば初の首位打者獲得! 普通の打者であれば、「タイトル獲ったんやから、給料上げてやってくれや」と高望みする所ですが、
チームが3位に終わった責任を痛感し減俸も覚悟していたそうで・・・
とのこと。打率、本塁打数の割に打点が少ないということも球団から言われたそうです。初めてタイトルを獲れたにもかかわらず、自分の1年間の働きを客観的に見直して冷静に判断できるという所に、ベンちゃんの責任感の強さ謙虚さが表れているように感じました。
来季は昨年のアテネ五輪に続いて、3月に行われるWBC(ワールドベースボールクラシック)の代表にも選出されており、代表・ライオンズの両方において、チーム全体を率先して引っ張っていくような働きが見たいものです。今オフは初めて年内から自主トレ始動するようです。

                        • -

p.s. 近日中にプロフィールの紹介欄を大幅にリニューアルする予定。