ヴァンフォーレ、初の快挙!

1週間前の日記で、サプライズと書いたことが昨日、現実のものとなりました。
ヴァンフォーレ甲府のJ1昇格!
ヴァンフォーレの関係者、そしてファンの皆様、おめでとうございます。

昨日は、日刊スポーツのスコア速報を後半途中までチェックしていました。(以後は所用で外出) 甲府が先制し、PKで2点目の追加。後半早々に柏の永田が退場になった時点でヴァンフォーレの昇格をほぼ確信しました。
終結果は外出先にて携帯のニュースで知ったのですが、6−2というスコアを見て疑ってしまいました。 2試合トータルで6−2でも凄いことなのに、今日だけで6得点! 家に帰って試合の詳細をネットでチェックしたら、何と


バレー1人で6得点!!


だったことを知り、とんでもないことになっていたことを実感しました。
J2のクラブが入れ替え戦で勝ち抜いてJ1昇格を達成したのはもちろんJリーグ史上初のこと。4,5年前にはJ2でも成績不振で経営状況が悪化し、チーム存続の危機に陥ったどん底の状態から這い上がっての悲願達成には頭が下がります。
今年は攻撃的なサッカーを目指して戦ってきたという話を聞きましたが、入れ替え戦にも2試合で8得点という結果に表れました。僕自身はFC東京を応援していますが、実は5年前に天皇杯の初戦でヴァンフォーレと戦いました。その年のヴァンフォーレはJ2最下位で、負けるはずはないと思って試合を見ていた所、後半の終盤に甲府に先制点(決勝点)を奪われて、0−1で敗れました。この時のヴァンフォーレはピッチの11人のうち、7〜8人でゴール前をガチガチに固めて守り、残った前線の選手で攻撃を組み立てるという、典型的な守備重視のチームでした。FC東京は堅い守りの前にチャンスを数多く作るも、90分無得点に終わったというわけです。当時と比べれば、甲府のチーム力は格段とアップし、入れ替え戦でみられたような「自由自在にパスをつなぐ、攻撃サッカー」が出来るようになったのだと思います。来年からは東京とも対戦することになりますが、J2からの初昇格といって甘く見ていたら、足元を掬われかねません。他チームとの対戦同様、しっかり研究して、対策を練る必要があるでしょう。
ヴァンフォーレは来季、初のJ1参戦になります。もちろん再来年以降も確実にJ1にいられるよう、入れ替え戦出場の必要のない15位以内が最低限の目標でしょう。5年前にFC東京が初めてJ1に昇格した時、「順位は真ん中より上を狙う」という、やや高い目標を設定して戦いました。J1残留を目標に戦っていては1年で逆戻りすることになるでしょう。J1でも真ん中くらいの順位にいられるよう、オフには必要ならば補強を行い、1つでも上の順位を目指して戦ってもらいたいものです。

今日のパレードには1万人のファンが沿道に集まったようです。(ソースはこちら)
ウチのアニキ(といっても従兄ですが)も甲府勤務やったら、警備にかり出されていたかもしれへんな。