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本日のライオンズ戦(札幌ドーム)結果

vs.北海道日本ハムファイターズ戦第10回戦　ライオンズ４勝６敗

北海道日本ハムファイターズ　４−２　西武ライオンズ●
勝利投手：ダルビッシュ２勝　セーブ・横山１勝１敗11Ｓ　敗戦投手：松坂５勝９敗
本塁打：なし

チャンスで点が取れず、投手陣が軒並み崩れて連敗した長野での２連戦。当日移動で臨んだ札幌での試合は、守備の乱れから無駄な点を相手にやってしまった。
初回、ベンちゃん(和田)の中飛で１塁走者のショウゴ(赤田)が思い切って２塁へ進塁。これが功を奏して、続くカブレラの右前打で１点をライオンズが先制した。今日の数少ないいいプレーだった。逆転されたのは２回裏。２死１塁から高橋信に右越え２塁打を打たれたが、普通に打球を処理して内野に返球すれば、２,３塁にとどめられる場面だった。しかし、ライトから内野への返球が乱れ、さらに３塁への送球も大きく反れて、打者走者の本塁生還を許すという最悪の結果になった。ミスなくきちんと処理し、その後の打者をダイスケ(松坂)が抑えて無失点で切り抜けられたかは保証は出来ないけれども、いずれにしろ失点を１点でも減らすことは出来たのではないか。
ミスは守備だけにとどまらない。１点ビハインドの５回裏、先頭打者が四球で出塁した後のバント失敗。その後、ショウゴ(赤田)が適時打を打って同点に出来たことで結果オーライではあったが、バントを確実に決めて１死２塁からの攻撃になっていれば、さらにチャンスが広がり、ダルビッシュにもプレッシャーをかけられたかもしれない。
攻撃も雑だった。ダルビッシュが５つも四球を出したにも関わらず、３併殺でチャンスを潰した。付け入る隙があっただけに残念だった。
ダイスケ(松坂)は最近の中ではいい部類に入る投球だったようだが、７回にピンチを迎えて堪えきれなかった。２者連続押し出し四死球で勝ち越しを許した。１点勝ち越された後の小田に対しては、カウント２−１と追い込んでからの死球で、もったいなかった。
同じ高卒ルーキーとして入った、ファイターズのダルビッシュとライオンズの涌井とを比べると、勝敗の面では明暗を分けている。前者の方が勝ち運がある。ダルビッシュは、１度１軍登録を抹消されて、中10日以上空けてのマウンドで、その間にリラックス出来たのではないかと思う。涌井にも投球間隔を空けて余裕を持ってマウンドに上げてもらえればと思うのだけど、ライオンズの投手陣が火の車だから、ルーキーだからって優遇できる状況にないんだよなぁ、悲しいことに。
今日の敗戦で、バファローズに抜かれて４位に転落した。順位は気にすることはないと思うが、３位争いをしているチームとの直接対決で星をどんどん落とすようでは厳しい。当然、明日と明後日は是が非でも勝たなくてはいけない。明日のライオンズナイターの実況は一美さん。最近実況した試合では連勝が続いているようなので、明日はきっとライオンズの連敗が止まると思う。ていうか止めないと大変なことになる。