今日はバイト先の関係者と一緒に4人(写真中では顔をぼかしてあります)で観戦。

インボイス西武ドーム 試合開始:13:01 試合時間:2時間54分 観衆:9932人

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E

Sh 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 8 0

L 0 0 0 0 6 2 4 0 × 12 10 0

投手リレー
(Sh) 馬原〜●寺原〜松〜吉武〜神内〜岡本
(L) ○帆足〜後藤光〜森〜小野寺
本塁打
(Sh) 城島3号ソロ(帆足)
(L) 赤田1号満塁(神内)

経過
4回表、ホークスは城島のレフトポール際へのHRで1点を先制。
ライオンズは、5回から登板した寺原をとらえ、中島の押し出し四球、和田の左中間への走者一掃2塁打、石井義の中越え2塁打で一挙6点。6回には小関のライト線への3塁打で2点、7回には赤田の今OP戦1号となる満塁アーチで4点をそれぞれ追加。結果的には、ライオンズの圧勝に終わった。

戦評
昨日に続く大量得点で、「打線は好調」と言いたい所だが、今日は先発の馬原から4イニングで1点も取れなかったのが残念。ホークスの側からすると、今日投げさせた最初の2人は共に先発候補で、結果をきちんと出せばローテに入れるつもりで登板させたはず。今日の結果を見る限りでは、馬原はローテで十分にやっていける一方で、寺原は2軍スタートだと思われる。昨年の初顔合わせの時もそうだったが、ライオンズは調子が良い時の馬原とは相性があまり良くない。今のままだと、シーズン中も打ちあぐねることになりそう。

5回以降のライオンズ打線は、相手投手の乱調にうまくつけこみ、良くつながった。今日でOP戦は終了したが、チーム全体としては比較的良い状態でシーズンに入れると思う。ショウゴ(赤田)は好調を維持、これまでなかなか結果が出なかった選手会長の小関も2安打で締めくくった。この2人にトモアキ(佐藤)を加えた3人での外野のポジション争いが激しくなりそうだ。ホセ(フェルナンデス)が水疱瘡から復帰するまでの間、3塁のポジションは石井義と平尾の2人で回せそう。1軍枠を25人に絞るために、これから数名の選手を下に落とすことになると思うが、監督は選手選びでこれから頭を悩ませることになるだろう。

投手陣に関して。先発の帆足は5回を城島の本塁打による1点に抑えた。結果はまずまずだったが、ボールが先行し、3ボールまで行くケースが多かった。ストライクが先行するような投球が出来れば、球数が減り、もっと楽な投球が出来るはず。開幕2戦目のバファローズ戦(インボイス)での先発が濃厚の模様。
2番手の後藤光は久々の1軍での登板だったが、高めに抜けるボールもなく、落ち着いた投球が出来ていた。現状では開幕時の1軍登録はないようだが、ローテの投手が故障した場合のバックアップが務められるのに十分の投球だった。
3番手の森慎二は、昨日の日記に書いたように追試登板になった。昨日の投球が嘘のように、直球の勢い、フォークの落ちが素晴らしかった。セットアッパーとしてとりあえずは起用出来そう。
最後に投げた小野寺も出来は悪くなかったのだが、役割ごとのメンバー構成上、開幕1軍からは外れることになったそうだ。毎試合のように勝てるわけではなく、時には大差で負ける試合もある。いわゆる敗戦処理と呼ばれる投手も置く必要があるということで、開幕時は2軍になるらしい。

ホークスの野手陣は松中が戦線離脱中だが、昨年ほど打線の破壊力に凄みを感じない。特に下位打線の弱さが際立っているように思う。井口とバルデスが抜け、代わりに現役メジャーリーガーのバティスタカブレラが入ったのだが、長打力という点で迫力に欠けるような気がする。今日の試合では2塁に鳥越、レフトにカブレラが入っていたのだが、攻撃力を重視するならばカブレラを2塁に回し、レフトに宮地を入れた方がいいように思う。開幕戦ではどんなオーダーを組むのだろうか。
松中だけでなく、斉藤和巳も右肩の違和感で開幕後2〜3週間は登板出来ないようだ。ライオンズにとっての一番のライバルチームの主力がいない間に、開幕ダッシュをかけて少しでも差をつけておきたい。

実を言うと、2002年から4年連続で3/21に西武ドームでライオンズを生応援している。これまでの3年間は2勝1敗。勝った2年はいずれもライオンズが優勝している。今年も大勝。ということは…