代打・長谷川の適時打による1点のみにとどまり5連敗で借金19

 

本日のライオンズ戦(阪神甲子園球場)の結果

 

vs.阪神タイガース戦第1回戦 ライオンズ1敗

 

試合開始:18:01 試合終了:21:12 試合時間:3時間11分 観衆:42,616人

 

タイガース 5-1 ライオンズ 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)與座(4)~中村祐(1)~田村(1)~豆田(1)~上田(1)
(T)伊藤将(7)~桐敷(1)~漆原(1)

 

勝利投手:伊藤将3勝1敗  敗戦投手:與座1勝1敗

 

本塁打なし

 

得点能力の低いチーム同士、しかも交流戦の順位は最下位とそのすぐ上のチーム同士の対戦ということで、チャンスを作りながらもロースコアの展開になるだろうと思っていました。


ライオンズは初回こそクリ(栗山)のヒットで出塁するも、以降5回2死までは誰も出塁することができず。タイガース先発の伊藤将は各打者の早いカウントではボール球が目立ち、打者有利のカウントになることも多かったのですが、球審のストライクゾーン、特に高めが広かったことと、ライオンズの各打者が打ち損じてゴロばかり放ち、出塁すら出来ませんでした。


今日の試合で先にチャンスを作ったのはタイガースで、2回に今日から復帰した佐藤輝と渡邉の連打でチャンスを作り、バントと内野ゴロで1点を先制。3回にも1死から四球、ヒット、四球で満塁をチャンスを作ったのですが、こちらは得点につながらず。満塁のチャンスで得点出来ないというのが、得点能力の低いチームらしいというか交流戦の成績が芳しくないチームらしいというか。


ライオンズ先発の與座は2回以降毎回のようにピンチを招き、3回は上で記載のとおり満塁のピンチを抑えたものの、4回はこらえきれず前川のレフト前ヒットで追加点を許しました。今日の與座は相手打線の得点能力の低さに助けられていた気がします。セリーグでも打力のあるジャイアンツあたりに対して先発していたら、ここまでイニングは持たなかったであろうと思います。


ライオンズは5回に西川、古賀の下位打線で2死からチャンスを作り、與座の打順で代打・長谷川を起用し、レフト前ヒットで1点を返しました。初球のストライクボールに手が出ないとか、低めの変化球に手が出てしまっているとか、最近ではライオンズ戦の解説をされている方々から厳しいコメントをもらっていた長谷川でしたが、ようやく結果を出しました。1軍と2軍で投手のレベルがかなり違うとはいえ、2軍では無双状態なのですから、打席での意識を変えることによってもう少し結果は出ると思うのですが。


今日のライオンズの得点はこの長谷川の適時打による1点のみ。8回には1死1、2塁でおかわりさん(中村剛)を迎えるも三振、続く蛭間も投ゴロで得点できず、9回も山野辺と西川に連続ヒットが出て無死1、2塁のチャンスを作ったのですが、後続が凡退して得点できず。チャンテ4を流せるような場面だったのですが、得点能力の低いライオンズ打線らしい結果になってしまいました。


一方、ライオンズと同様になかなか得点が奪えないタイガースは、6回にライオンズ側の内野ゴロ処理のエラーをきっかけに3点を追加して試合の流れを決めてしまいました。自分の正面に飛んできたゴロなのだから、併殺までは望まないものの、最低でも1つのアウトはとってほしいですよね。今日の6回も1つアウトを奪えていれば、6回の3得点はありませんでした。


久々登板の伊藤将相手に7回まで1得点しか奪えなかったライオンズ。明日はビーズリー(予告済)、明後日はおそらく才木だと思われるので、今日よりもさらに得点へのハードルは高くなります。今日のような攻撃の状況で、明日以降得点を奪えるかどうか非常に心配です。昨日に続いて今日も40代の2人が3番、4番に並ぶオーダーでしたが、正直この2人の前にいる滝澤がチャンスを作り、この2人で決めてもらうくらいしか得点を奪えるイメージが出来ませんでした。正直異常な状況ですね。

 

今日は東京を6時半過ぎに出発。大阪に着いてからは、今年限りとなるタイガースの2軍本拠地周りと、来季から2軍の活動拠点になる現在工事中の場所を見てきました。鳴尾浜球場は9時開門で入場希望者には整理券配布の形式で、開門早々に配布終了になるという噂を聞いていましたが、全くその通りで開門から15~20分後にはタイガース公式サイトに配布終了の案内が出ていました。鳴尾浜球場から見て道を挟んで反対側にある臨海野球場でも選手が練習しており、本球場(鳴尾浜球場)に戻る間にサインをもらおうとするファンが大量にいました。タイガースの2軍環境を知ることができました。来年尼崎市(大物駅そば)に移動したらどのようになるんですかね。