本日のライオンズ戦(札幌ドーム)結果


vs.北海道日本ハムファイターズ戦第1回戦 ライオンズ1分


北海道日本ハムファイターズ 2−2 西武ライオンズ
(延長12回規定により引き分け)


本塁打
(L)和田2号ソロ(ダルビッシュ)


ファイターズ・ダルビッシュ、ライオンズ・岸(ルーキー)の投げ合いを楽しみにしていたが、実際非常にいい投手戦になった。特に岸はオープン戦の時に比べてストレートにキレがあり、制球のバラつきも少なかった。完全アウェーの札幌ドームの雰囲気に飲まれなければいいなと心配していたが、心臓の強さを見せてくれた。7回4安打無失点は十分すぎる結果だ。それだけに9回に小野寺が打たれて同点に追いつかれ、プロ初勝利の権利が消えてしまったのは非常に残念。今日の好投は今後への期待を大いに膨らませるような出来だったので、次回に期待したい。


今日も失点してしまった小野寺。2日前の試合はラジオでも聴いていなかったので、よくは分からないが、フォークの落ちが昨年に比べて悪いような感じだ。振り返れば開幕戦での登板も、相手打者を圧倒するほどの出来ではなかったような気がした。完投能力の高いダイスケ(松坂)が抜けた今年は、特に中継ぎ以降の投手のウェートが高まっているので、早く本来の調子を取り戻してもらいたい。とりあえず今日はルーキーの勝ち星を消してしまったので、「大喝!!」


打線に関しては、相変わらずつながりがあまり良くないのと、三振の数がかなり多いような気がする。今日のダルビッシュは球速は出ていたものの、自分の投げたいコースに投げられていないケースが多く、攻略するチャンスはあったのだが…


正直言って、今日の試合は負けに等しい引き分けだ。9回表までは完全に流れがライオンズにあったのだから。「クローザー」に立ち直ってもらえば、勝ち試合を確実に拾えるようになるはずだ。気持ちを切り替えて頑張ってもらいたい。


明日(3/31)、明後日(4/1)は中継を見ることも聴くことも出来ないため、戦評は休みます。