イーグルス戦を得意とする今井が8回無失点の好投でチームは1か月ぶりの連勝!

 

本日のライオンズ戦(山形きらやかスタジアム)の結果

 

vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第10回戦 ライオンズ勝敗

 

試合開始:18:02 試合終了:21:12 試合時間:3時間10分 観衆:10,013人

 

イーグルス 0-4 ライオンズ 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)今井(8)~アブレイユ(1)
(E)古謝(6)~津留崎(1)~藤平(1)~櫻井(1)

 

勝利投手:今井4勝4敗  敗戦投手:古謝1勝3敗

 

本塁打
(L)外崎3号2ラン(古謝)

 

今日は地元・山形出身の菅井投手の21歳の誕生日。育成選手から支配下登録された上で神宮での交流戦でプロ初登板。当然、今日に向けての10日前の2軍戦での調整と思っていました。プロ初登板が先発だったし、2軍でも最近では先発で調整してきているので、6月28日の今日は先発で地元凱旋だろうと思っていました。ところが前日に予告先発が今井投手であることを聞いてガックリ。シーズン100敗しそうな勢いで敗戦を重ね、5位とも10ゲーム差以上離されてのぶっちぎりの最下位。1つ上の順位すら難しい状況にあるのだから、今日くらいは選手起用で遊びがあってもいいのではと思って期待したのですが… 花咲徳栄高校の吹奏楽部の子たちが応援に来てくれた試合でも、高校出身者である西川を使わなかったことから、この監督代行はそういう人なのだなと納得はしましたが。


さて、今日はイーグルス戦を得意中の得意とする今井投手が先発。味方打線が援護点をきちんと取ってくれればというところなのですが、何せチーム打率2割そこそこですからね。あとは初登板となるきらやかスタジアムのマウンドが合うかどうかというところでした。


初回、辰己にレフト線へ2塁打を打たれていきなり先制点のピンチを招き、鈴木と小郷に粘られて初回から球数がかさんでしまいました。序盤は空振りもあまりとれておらず、マウンドが合わないのではと心配してしまいました。


初回と4回に先頭打者にそれぞれ長打を打たれて失点のピンチだったのですが、4番と5番打者に助けられましたね。特に4番のフランコはスライダー、カットボールを外角低めに決め球として投げれば空振りと全く合っていなかったので。


初回の出来では今日は5回くらいまでしか球数的にも持たないのではと思いましたが、結局8回まで7安打打たれながらも無失点でした。球数的には7回でおろしても良かったと思いますが。


9回は4点リードで誰が出てくるのかなと思いましたが、ストッパーのアブレイユが登板。監督代行にとっては絶対勝ちたい試合だったのでしょう。もう1点取って5点リードになっていれば、もしかしたらリリーフとしてのバースデー登板があったかもしれませんが。


打線は序盤3回までは非常にあっさりと短時間の攻撃だったのですが、4回に先頭打者の児玉が出塁し、二盗を仕掛けたときに捕手からの送球が悪送球となり一気に3塁へ。このチャンスで4番の岸が6試合連続ヒットとなる適時打を放って1点を先制。一昨日の大宮の試合でも2回にノーヒットで2点入ったりしていましたが、相手のミスに乗じてでも点が取れるようになったというのは、チームとして得点能力の低さの最悪な状況は脱しているのではないかと感じました。今日は先制点をとった後、中盤の6回に外崎の2ランが出て楽な展開になりましたが、もし出ていなかったら非常に厳しい展開になっていたでしょうね。


一昨日の大宮での試合から1軍登録されて、今日が1番ライトとして出場した2試合目。今日の4打席目、一昨日から通算して10打席目でようやくヒットが出ました。それまでもいい当たりはあったのですが、結果にはつながっていませんでした。とりあえずほっとしたでしょうね。ヒットに限らず四死球でもいいので、出塁率を上げることを期待したいですね。


今日は今井、そして明日の予告先発は隅田。先週と同じ並びで金、土と投げさせることになりました。隅田にはマダックスを達成したカープ戦、交流戦明け最初のカードのオリックス戦と同様に結果を出してほしいですね。

 

ヒーローは今井投手だったのですが、地方球場ということでビジョンに映されることはなくということで、写真はございません。

 

今日は東京発2本目のつばめで出発しましたが、関東から遠征するライオンズファンがちらほら乗っていましたね。まあそれはそうですよ、2024年シーズン埼玉西武ライオンズ最高かつ最盛の地方興行であることは間違いありませんから、年間で1回しか遠征に行けない方は間違いなく今回の3連戦を選ぶでしょうね。