中盤に逆転しそのまま逃げ切り、同一カード3連敗免れる


本日のライオンズ戦の結果(福岡ヤフオクドーム)の結果


vs.福岡ソフトバンクホークス戦第21回戦 ライオンズ6勝13敗2分


試合開始:13:00 試合終了:16:57 試合時間:3時間57分 観衆:37,407人


ホークス 4―6 ライオンズ


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)高橋光成(5)〜高橋朋(1)〜増田(2)〜牧田(1)
(Sh)寺原(5 1/3)〜飯田(1)〜二保(1 2/3)〜巽(1)


勝利投手:高橋光成2勝1敗  セーブ:牧田5勝8敗2S  敗戦投手:寺原7勝1敗


本塁打
(L)脇谷2号2ラン、浅村11号ソロ(寺原)
(Sh)李大浩26号2ラン(高橋光成)


この3連戦、一昨日と昨日は結果的にはほぼ相手に試合のペースを握られて敗戦。3試合で●3つで帰るわけにはいかない、ルーキーの高橋光成の頑張りを無駄にはしたくない、そうした思いが今日は選手から感じられた気がします。


初回に李大浩にライトスタンドのテラス席へ先制2ランを浴び、3回には2死1、2塁からセンターオーバーの2点2塁打を浴び、この時点で0−4。この2日間のやられっぷりを思うと、最悪の結末を覚悟しました。


これは流れが変わりそうと感じたのが、0−4とされた直後の4回表、脇谷のレフト方向への飛球がテラス席に入り2ランに。テラス席がホークス側だけでなく、我がライオンズ側にも味方してくれました。


さらに、6回には浅村のライト方向への飛球がまたまたテラス席に入り、これで1点差。これで終わってしまうと連敗中のチームの試合なのですが、今日は終わりませんでした。クリーンナップトリオの2安打1四球で満塁のチャンスを作り、メヒアの同点適時打、代打・熊代の犠飛で逆転。


6回裏、1点リードの場面で、昨日よりさらに1イニング早く高橋朋を投入。3番・柳田からの打順で、李大浩と松田にはヒットを浴びたのですが、なんとか1イニング無失点で切り抜けました。


7回には押し出し四球でライオンズが1点を追加し、2点リードとして、7回裏から増田を投入。やっぱり1イニング早いんですよ。誰かが2イニング行くのか、あるいは武隈を使うのかと思っていたら、増田のイニング跨ぎ。8回裏、先頭の川島にレフトオーバーの2塁打を浴びた時は、その後の打順を考えてしまい、ドキドキしてしまいました。スタンドに打ち込まれたらたちまち同点でしたから。


増田が2イニング目もなんとか抑えて9回へ。明日、試合がないからいいけど、イニング跨ぎさせた試合の後の増田はちょっと要注意なんですよね。


9回は牧田が怪しい死球を1つ出したものの、ヒットは浴びずにそのまま終了。


福岡で1つ勝つことがいかに大変か、毎年遠征する度に体感はしているのですが、改めて身にしみて感じました。今日も昨日みたいに逆転されていたらと思うと・・・


6回表に逆転したため、高橋光成に2勝目が転がり込みました。先週の京セラでは6回途中まで1安打に抑えてプロ初勝利、今日は5回4失点ながら2勝目。交代する直前に味方に逆転してもらえるというのは、なかなか(ツキを)持っている選手なのではないでしょうか。先発を長くやっていて福岡でなかなか勝てない投手もいる中、ルーキーで、しかも初の福岡での登板で勝利投手。今後の成長が楽しみです。


今日の投球では3ボールまでいくシーンが非常に多く、見ている側も心配にはなりましたが、大怪我(試合を壊す)はなかったので良しとします。荒れ球というのも彼の持ち味で、抑えるためにいい方向に働いてもいますので。


二次会の時に博多激獅会の会長から、以下のことをSNSとかいろんな媒体を使って広めるように言われたので、ここで書かせていただきます。


2008年以来行われていた「ライオンズクラシック」が、今年は西武鉄道100周年のイエローシリーズに取って代わられて行われていません。しかし、9月17日の福岡でのライオンズ戦最終戦で行うことになったと発表がありました。あくまでも応援団の公式発表ですが。ユニフォームは、史上最大の逆転優勝(14.5ゲーム差をひっくり返しての優勝)を果たした1963年のものだそうです。


首位から21ゲームと大きく離された現状ながら、過去のライオンズの戦績をみると、奇跡の逆転を可能とするDNAがライオンズには眠っているはず。厳しい状況の中、そのDNAを思い起こすということで企画したそうです。私はこの日はさすがに遠征不可ですが、行く人はユニを用意しないといかんですね。


球団が用意してくれれば何も問題はない


福岡で負けてばかりのイメージですが、今シーズンは4月の最初の3連戦を2勝1分けで切り抜けた貯金のおかげで、今日終了時点で4勝5敗2分。9月17日に勝てば、会長がシーズン当初目標としていた「福岡での対戦成績5割」が達成されます。要はホークスにはホームで負けすぎなんですね。



ヒーローインタビューは、追撃の狼煙となる2ランを含む3安打と活躍した脇谷選手!



ヤフオクドームに向かう前に、昨日のブログでの予告通り、太宰府天満宮へ行ってきました。合格祈願ではないですが、必勝祈願ですね。


盆だからかわかりませんが、お参りするのに少し並びました。


お参りのあとは、お決まりの「梅ケ枝餅」。


試合が終わったのが、17時ちょっと前。二次会に最後まで参加して、ドームを出たのが17:25。外の風は生ぬるく、雲行きも怪しかったのですが、雷鳴が聞こえ、唐人町の駅まで歩く途中で強いにわか雨に遭遇してしまいました。福岡でライオンズが勝っちゃったから、お天道様が怒っちゃったんですかね??


博多駅に向かい、今日負けて3連敗で終わったら買う予定のなかった「職場向けのお土産」を慌てて購入。時間があればラーメンでも食べたかったのですが、昼食で食べたこともあり、駅弁を買って新幹線に乗車。時期が時期で、都合のいい時間帯で飛行機がとれず、新幹線にしました。実はこれ、新幹線の車内で書いているのですが、指定席の車両間のデッキにも人がびっしり立ってます。




夕方、福岡で雷雨があった影響で、飛行機の運行にかなり支障が生じた模様。今日は空港経由での帰京ではないのでわかりませんが、ライオンズの選手達が普段の遠征と同じ飛行機で帰京予定なら、搭乗予定の飛行機の出発が2時間以上遅れたはず。ドーム帰りに雷雨に遭遇した時に、「新幹線選択で良かった」と思ったら、その通りになっていました。


新幹線でゆっくり帰ったせいか、都内に戻ってから強い雨に見舞われることになりましたが。(自宅の最寄駅に着いた時にはほぼ止んでいた)