先発の郭が2回4失点、中継ぎも失点を重ね連勝ならず



本日のライオンズ戦の結果(西武プリンスドーム)の結果


vs.千葉ロッテマリーンズ戦第2回戦 ライオンズ1勝1敗


試合開始:13:00 試合終了:16:04 試合時間:3時間04分 観衆:26,673人


ライオンズ 5―9 マリーンズ


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(M)イ・デウン(5)〜大谷(1)〜松永(1)〜益田(1)〜西野(1)
(L)郭俊麟(2)〜岡本洋(3)〜岡本篤(1)〜バスケス(1)〜武隈(1/3)〜岩尾(1 2/3)


勝利投手:イ・デウン2勝  敗戦投手:郭俊麟2勝1敗


本塁打 なし


先発投手が序盤でKOされた後、中継ぎ投手陣も失点を重ねて点差が広がっていく。昨シーズンよく見せられた悪い展開の試合を今シーズン初めて目にしました。


先発の郭俊麟は、最初の2人の打者は問題なく打ち取ったものの、その後、制球が甘くなり、さらにボールが全体的に高めに行き、低めに投げても完全なボール球で空振りを取れるボールも殆どなし。


失点を重ねたこともあるのですが、どうにもならない状況で、2回で降板になってやむなしという内容でした。2年前のマー君(田中将大、現・ニューヨークヤンキース)のようにシーズン負けなしで終わる投手はほぼ皆無で、調子が悪い時は誰にでもあるので、今日のような日もまぁあるでしょう。ただ、調子が悪い時に、悪いなりに少ない失点でまとめことを覚えていかないと。


先発が早いイニングで降りた時に、中継ぎが粘って失点せずに投げていけば自ずとチャンスが来るものなのですが、今日はライオンズが追撃の得点を返した直後に引き離されました。5回の2失点、7回の失点が重くのしかかりました。


攻撃面では、序盤はチャンスを作れなかったものの、中盤の4回と5回にはイ・デウンを攻略して4得点。6回も先頭の森友哉が久々のヒット(2塁打)で出塁してチャンスを作ったのですが・・・。


1死3塁、カウント1−2での銀(炭谷)の打撃。銀の仕草を見る限り、セーフティースクイズのサインが出ていたように見えたのですが、そうであれば3塁走者(森友哉)の飛び出しがマズいですね。もし、単純にスクイズのサインが出ていたのなら、どんな球であっても打者は当てに行かなきゃいけないのですが、スクイズのサインにしては3塁走者のスタートが悪すぎるし。たぶん前者のサインだったのでしょう。このシーンで出すサインとして奇策とまでは言いませんが、これが失敗したことで勝ち運が逃げてしまった気がします。


7回、8回にも合わせて3失点。特に8回の武隈。俊足の荻野貴を四球で出してしまっては・・・。出塁させると一番厄介な選手なのに。


今日でパリーグの各チームと一通り対戦が終了。7勝5敗の貯金2。開幕5連勝の貯金が少し目減りしましたが、昨年に比べたら雲泥の差。投手陣は岸と雄星(菊池)の復帰待ち、野手陣は7番打者をどうするかが課題。雄星は今日のイースタンで好投したようで、遅くともGWには戻ってきそう。一方、7番打者は悩みどころですね。今日スタメンで使った選手の打率が本拠地の市外局番まで来てしまったので、さすがにもう・・・。下にいる左打ちの外野手を上げることを検討して良いのでは。


今日は1、3塁側の内野指定B、C席に少年野球の集団が多数来場。観客動員数にかなり貢献してくれました。