序盤に6点奪うも追い上げられ最後はヒヤヒヤの勝利!


本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


vs.オリックスバファローズ戦第20回戦 ライオンズ8勝11敗1分


試合開始:17:02 試合終了:20:20 試合時間:3時間18分 観衆:20,244人


ライオンズ 6―5 オリックス


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Bs)吉田一(2)〜マエストリ(3)〜岸田(1)〜比嘉(1)〜馬原(1)
(L)岸(6 2/3)〜ウィリアムス(0/3)〜増田(1 1/3)〜高橋(1)


勝利投手:岸10勝4敗  セーブ:高橋2勝1敗24S  敗戦投手:吉田一5勝4敗


本塁打 
(Bs)ペーニャ28号ソロ(岸)
(L)中村28号2ラン、炭谷6号ソロ(吉田一)


オリックスの先発がルーキーの吉田一ということで、また打ちあぐねるかな・・・。ウチは一応エースが先発。ロースコアになると予想していたら・・・


攻撃面に関しては、1回と2回だけは見事でした。浅村の限りなくヒットに近い遊ゴロ失策(記録員によってはヒットにするはず)に始まり、おかわり(中村)の左中間への2ランで初回に3点。2回は、先頭の銀(炭谷)のソロに始まり、直人(渡辺直)の左中間を破る3塁打に、浅村の犠飛でさらに3点。2回終了時点で6−0、しかも岸が先発のゲーム。スッといって、あっさり勝たなきゃいけない展開でした。


先発の岸。復帰後2度目の先発でしたが、初回と2回に関しては良かったものの、3回以降がどうも・・・。3回は下位打線に連続四球を出した後に失点、4回以降も立て続けに失点を重ね、5回終了時点で6−4と2点差に。特に5回あたりでは球が全然来ていなかったし、エースの立場でない投手ならば6回以降は継投に入っていたと思います。


6回はアクセルを踏んで、5番のT−岡田以下を三者凡退。6回終了時点でほぼ100球だったので、ここで代えるという選択肢もあったとは思いますが、続投。7回は先頭の坂口に四球を出したのをきっかけに、適時打でこの走者(坂口)を還すことになってしまいました。


今日に関しては、出しちゃいけない場面で四球を出したことがいけなかったですね。


7回表のペーニャのセンターへの大飛球、8回表2死1、2塁での伊藤のレフト前ヒット。この2つの場面で、同点or逆転を覚悟しました。ペーニャの大飛球はフェンス手前で失速し、秋山が見事なジャンピングキャッチ、8回の伊藤の打球は試合前のシートノックで最後に受けるような球(外野へ抜ける浅いゴロを本塁へダイレクト送球する)だったので、いくらレフトの肩力が肩力だからといってちょいと(オリックス3塁コーチは栗山のことを)舐めすぎでは?という気がしました。


試合の中盤から終盤にかけてもつれた展開にしてしまったのは、野手陣が3回以降全く追加点が取れなかったから。2回まで打ち込んで先発投手をKOしたのに、3回以降はクリ(栗山)のヒット1本のみ。


オリックスは吉田一の後、試合の立て直しの意味で3回からマエストリを投入。ベンチには左の海田もいたと思いますが、敗戦処理でこのレベルの投手が出てくるというのは、ライオンズ側からすると羨ましい限り。昨日のライオンズなんて・・・。


試合の最後は、中継ぎ陣で最も信頼度の高い高橋が締めて6−5の1点差逃げ切り。いつもは球数が多くなる高橋ですが、今日はわずかに8球で終了。今日の試合でなかなか見られなかった卍が、試合の〆で見られて、試合の終わり方としては最高だったと思います。ちなみに今日見られた卍はわずかに2度だけでした。ちょっと期待はずれ・・・。


ヒーローインタビューは2選手。


まずは、4打席全出塁(3安打+1四球)の栗山選手。





続いて1点リードの9回1イニングを無失点で締めた高橋投手。