序盤の4失点が最後まで響き3タテならず



本日のライオンズ戦の結果(QVCマリンフィールド)の結果


vs.千葉ロッテマリーンズ戦第17回戦 ライオンズ10勝7敗


試合開始:17:00 試合終了:20:08 試合時間:3時間08分 観衆:16,053人


マリーンズ 4―3 ライオンズ


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)藤原(2 1/3)〜武隈(3 2/3)〜小林宏(1)〜岡本篤(1)
(M)成瀬(6 2/3)〜益田(1/3)〜大谷(1)〜西野(1)


勝利投手:成瀬7勝6敗  セーブ:西野1敗24S  敗戦投手:藤原2勝6敗


本塁打
(L)メヒア21号ソロ(成瀬)、中村20号ソロ(西野)


両チームの先発の組み合わせをみると正直厳しいかなとは思っていたけど、その通りになってしまった。


先発の藤原は先頭打者を出したイニングで失点をしてしまった。各打者に対し初球は素晴らしい球がいくこともあるのだけど、追い込んでからの決め球の制球がどうも・・・。早いカウントでいい球がいくごとに、「これがウイニングショットで投げられないのかなぁ」と何度も思ってしまった。
これで球宴後3試合連続で早い回でのKO。火曜からは9連戦だし、岸の復帰時期にもよるのだろうけど、そろそろポジションを考え直した方がいい気が・・・。


2番手の武隈以降が粘りの投球をみせてくれて、4回以降追加点を許さなかった。正直、3回途中で先発投手が下りた段階で、今日はもう厳しいと思った。最後まで面白い展開になったのは中継ぎ投手陣の頑張りのおかげ。


中継ぎ陣は頑張ったのだけど、野手の守備が・・・。自分の肩の能力をわかっていなくて、打球を本塁方向へダイレクト返球して、打者走者の余分な進塁を許してしまう選手もいるし。それが余計な失点につながることはなかったけど、大いに反省してもらわなければ。


打線は成瀬を打ちあぐねたというより、センター・岡田の守備が素晴らしかったなあ。2回の銀(炭谷)のセンターオーバーになるそうな打球を好捕したり、熊代の左中間を抜けそうな打球を好捕したり。昨日までと同様、加藤翔平が守ってくれていれば・・・と思ってしまった。序盤はちょっと違った展開になったかもしれない。やっぱり守備範囲の広い選手がセンターラインにいることはディフェンス面で非常に大きい。


今日は上に上がる打球(球場の外壁より高い打球)は風で戻される状況だったけど、2本の本塁打(メヒアとおかわり(中村))はいずれもライナー性の本塁打だった。9回はおかわりに続いてメヒアの今日2本目を期待したけど。


9回表2死で秋山を打席に迎えた場面で、急に豪雨が降ってきた。ストッパーの西野がちょっと制球を乱し、秋山が四球で出塁したけど、最後は1塁走者となった秋山が牽制タッチアウトで試合終了。後味が悪い終わり方だったなぁ。


今回のマリンでの3連戦では、前のカードの両チームの結果を考えると、正直2勝1敗と勝ち越しただけで御の字かなと思う。3位とはまた差が詰まってきたし。来週末、さらにその次の週末のファイターズ戦6試合は、今シーズンの順位決定にあたって非常に大事な試合になるはず。休養中の岸に出来れば戻ってきてもらいたいけど。


先日の例の報道があってから(8月7日以降)、金子侑が16打数1安打。プレッシャーがかかっているのか、夏場で体に疲れがたまってきたからかはわからないけど、打率が急降下しているのが非常に気になる。何でもいいから出塁して、1番打者としての仕事をきっちり果たしてもらいたいところだけど。

この3連戦、今日は中止になるかもしれないという気持ちでいたので、出勤時間も含めて予定通り参戦することになってしまい、体力的にけっこうキツかった。昨日、一昨日と自宅に戻ったのは午前さまだったけど、勝ち試合から帰るとはいえ、しんどいなぁ。海浜幕張と自宅との往復は。