先発・西口が1死もとれず終始劣勢の展開で5割逆戻り


本日のライオンズ戦(西武ドーム)結果


vs.オリックスバファローズ戦第21回戦 ライオンズ11勝9敗1分


試合開始:17:01 試合終了:20:05 試合時間:3時間04分 観衆:22,761人


ライオンズ 1―7 オリックスブルーウェーブ 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Bs)八木(3 2/3)〜海田(3 1/3)〜比嘉(1)〜小松(1)
(L)西口(0/3)〜増田(5 2/3)〜高橋(1 1/3)〜大石(1/3)〜中崎(1 2/3)


勝利投手:海田2勝5敗  敗戦投手:西口2敗


本塁打 なし


先発は西口。着用ユニフォームは筆記体でLions」と書かれたホームユニ。これが一番似合っている投手だから期待したんだけどなぁ… 直球が130キロ台前半、針の穴を通すようなコントロールがあるわけでもないし… でもアウトを1つも取れずにマウンドを去ってしまうとは…


さすがに2軍降格みたい。今年はもう出番ないかもなぁ… 来シーズンは今のユニフォーム着せてもらえるのかなぁ… というレベルの出来だった。復活マウンドを期待していただけに非常に残念。


2番手で投げた増田はまるで先発の代役かのようによく投げたとは思うけど、オリックスはいきなり3点取ったし、西口の投球が残像として残っていれば、増田のストレートはさぞかし速く見えたことでしょう。と考えると増田を今日先発として投げさせていたら同じ結果が出ていたかは保証できません。ただ雄星(菊池)が故障明けで帰ってくるまでの代役候補の1番手にはなったでしょう、


今日の投球内容を見る限り。増田を先発に回すと中継ぎの質が落ちるという、洋介(岡本洋)を先発に回した時と同じ課題があるけれど、それでも来週日曜は増田先発?


増田、高橋のルーキーコンビで何とか試合を作ってきたのに、野手陣が全く応えられず。チャンスらしいチャンスは4回のヘルマンからの攻撃で連打が出た場面だけ。このピンチの時に、オリックスベンチが早々と八木を諦めて海田にスイッチ。その海田に対して、3回1/3で銀(炭谷)のセーフティーバントでの1安打だけに抑えられる惨状ぶり。


序盤で4点リードを許したとはいっても、投手陣が追加点を防いでくれているうちに、こちらに流れが来てもおかしくなかったのだが。そういえば、海田は今季2勝目をあげたみたいだけど、2勝はいずれもライオンズ戦からなのね。


淡白な攻撃を繰り返すうちに、8回に登板した大石が四球に長打に犠飛とあっさり失点して、試合の体勢が決定的になってしまった。3点ビハインドだから勝ちパターンの投手はさすがに出せないし、しっかり抑えてもらわなきゃいけなかったのだけど。1試合でグランドスラム2発浴びても2軍行きにならないような投手事情だから、多くを期待してはいかんのかね?


レジェンドシリーズということで、黄金時代のユニを身に纏っての3連戦だったけど、勝利への執念は一昨日の9回と昨日の8回を除いて殆ど感じられず、オリックス相手に負け越し。今日の試合の打撃の淡白っぷりはひどかった。まるでAクラス入りを諦めてしまったかのように現地では見えた。


火曜日からは、ビジターが3カード(仙台→千葉→福岡)続く日程。今度所沢に戻るのは9月中旬の3連休になるけど、どういう星勘定で戻ってくるのかな? 借金を複数抱えるようだと、先は相当厳しいことになってしまうが…


今日は、国歌の独唱、さらに5回裏終了後に球団歌「地平を駈ける獅子を見た」の歌唱披露を行うことになっていた松崎しげる国歌独唱の紹介時に、「様」付けで紹介されていた)が、試合前のトークショーに登場。終わってみれば、今日西武ドームに行った最大の目的がこれになってしまったな。




球団歌を歌う様子は、周りのファンの振るフラッグが被ってしまい、うまく撮影できず。



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レジェンドシリーズ3連戦。イニング限定で90年代の応援歌を演奏していただいた応援団の方々には感謝しています。当時とはほぼメンバーが入れ替わる中で行っていただいたと思うので尚更です。昨日(土曜)の7回の攻撃で、渡辺直人森博幸大島裕行)のテーマを使ったあたりからの応援歌チョイスのアドリブっぷりが最高でした。個人的には、高木大成佐々木誠(玉野宏昌)の曲がかなり久しぶりに歌えたのが良かったです。


1塁側の応援団。1995年、96年頃にオリックスに在籍した選手の応援歌を次々と流してくれることを期待したのに、普段と全く変わりないフツーの応援。だからこそ、この3日間はウチの応援団が頼もしく見えました。